2025/05/15
コンサルとクライアントという関係ですが、心を許せる相手というか、信頼しあえる存在
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。
昨日は化粧品の製造販売するクライアントへ訪問。こちらの会社さんとは12年超のお付き合いです。ほぼスタートアップ期からコンサル契約し、販売面の他、経営全般についてアドバイスをさせてもらっています。本人たちはまだまだと思っているようですが、しっかりと存在感のあるブランドに育っています。
ここでの僕の役割は、新商品の開発、価格設定、サイトでの見せ方、イベント・キャンペーンの内容についてなど、いろんなことについて何がベストか、脳みそを使ってお互いが刺激し合いながら方向性を導き出すことのお手伝い、という感じです。実践者との会話なので、臨場感は半端ありません。いつも真剣勝負です。
ここまで、お互い色んなことがあって、仕事のことだけじゃなく、家族やプライベートのことについても相談に乗ったり、乗ってもらったりしています。コンサルとクライアントという関係ですが、心を許せる相手というか、信頼しあえる存在です。今後も末永くご縁をつないでいけたらいいなと思っています。
夜は仕事仲間と飲みミーティング。久しぶりに日本酒を飲みながら、いろいろと情報交換できました。日本酒は美味しいけど、すぐに酔っぱらいそうで、ヤバいです。
さてさて、今日もバリューを出せたかな。楽しい一日でした。
お疲れ様でした。
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2025/05/14
中期経営計画のポイントは、「どこへ向かうと会社は儲かるか」を経営陣が指し示すこと
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人です。
今日の午前中は輸入車関連のクライアントに訪問し、経営者とWeb担当者とミーティング。いつもお茶菓子とコーヒーを出してもらい、和やかに経営課題についてディスカッション。できていることとやれていないことを整理して次月に向かうべく、TODOリストを作りました。業績は前年並みですが、利益はしっかり出そうです。引き続きしっかりサポートしていきます。
さて、午後からは移動して都市インフラ設計測量系サービス業のクライアントを訪問。中期経営計画について、経営幹部とミーティングしました。こちらの社長及び役員さんたちはいつも丁寧で真剣で、それでいて笑いもあり、僕も楽しくお仕事をさせて頂いています。
経営メンバーにそれぞれの考えを出してもらいながら、それらを僕がまとめた形の戦略案を提示したところ、それが結構みなさんの思うところと合致したようで、場の温度がグッと上がり、方向性の概略が固まりました。芯食った~という感じで嬉しかったです。
中期経営計画のポイントは、「どこへ向かうと会社は成長するか(つまり儲かるか)」を経営陣が指し示すこと。その方向性やマーケットでどんなポジションを取るかをしっかりと見極めることが重要です。ただやみくもにがんばろう、ではなく、あっちへ行くとこんないいことがあるから、あっちへ行こう、そのためにがんばろう、と提示する必要があります。
もうひとつは、社員さんが「やってみよう」と思える、魅力的な戦略が描けるかどうか、です。単に売上/利益を増やそう、ではなく、世の中にこういうインパクトを与えるためにこれくらい売上を増やそう、とか、給料を○○円増やすために利益をこれくらい増やそう、とか、とにかく社員をどれだけ巻き込めるか、そんな魅力に溢れるビジョンを示す計画であると、なおいいですよね。
自分事として面白そうかどうか、やらされるのではなく、主体的にやりたいと思える計画かどうか。そういう中期経営計画にすべく、今後もアイデアを提供し、一緒にうんうんいいながらディスカッションに加わっていきたいと思います。
今日もバリューを出せたかな。
お疲れさまでした。
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2025/05/13
「もうやめようかな…」と思ったときに気づいた、契約の裏にある“強烈なきっかけ”
こんにちは。
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。
先週の連休明け、久しぶりにゴルフに行ってきました。天気もよくて、気分は上々。「今日は自己ベスト出すぞー!」と意気込んで、ゴルフ場に乗り込みました。
……が、結果はまさかの大惨事。意気込みだけが空回りし、ここ数年でも最悪レベルのスコアに(涙)。
一緒に回った方にも迷惑をかけてしまい、申し訳ないやら恥ずかしいやら、自分が情けないやらで、気持ちはどんより。「たかがゴルフ」とは思いつつも、ずどーんと落ち込んでしまったんです(笑)。
そのとき、ふと頭をよぎったのが「もう引退しようかな」という言葉(笑)。好きで続けてきたゴルフ。スイング動画を見て研究したり、コツコツ練習もしているのに、なかなか成果が出ない。その自分に嫌気がさして、もうやめようかと本気で思ってしまいました。
いや、もちろん趣味に「引退」なんてないんですが(笑)、あまりに自分が下手すぎて、もう悲しくなってしまったんですな。でも、帰りの車の中で少しずつ冷静さを取り戻していく中で、ある思いが湧いてきました。
「いや、引退する前に一度、ちゃんとプロのレッスンを受けてみよう」
「自己流じゃなくて、ちゃんとした人に、ちゃんと見てもらおう」
「自分の悪いところを客観的に指摘してもらって、それを素直に聞いてみよう」
そう決めて、その数日後、本当にレッスンスクールに申し込みました。これまで、毎週コツコツと自己流で練習してきました。レッスンにも興味はあったのですが、「そのうち…」と先延ばしにしていたんです。でも今回の「事故」(笑)をきっかけに、ようやく一歩を踏み出す決心がつきました。
この出来事を振り返って、改めて気づいたことがあります。
それは、人が購買行動(契約)をするとき、直前には「何か強烈な出来事」や「事件」が起きている、ということ。その“事件”が背中をバン!と押し、迷いを振り切らせて、一歩踏み出させるんですよね。
つまり、事業者(この場合ゴルフスクール)としては、その瞬間に「思い出してもらえる存在」であるかどうか が、とても重要なんです。(僕は思い出した!)
そのために必要なのが、日頃からの情報発信。お客様の人生に起こる“その瞬間”に備えて、僕たちは「いつでもそばにいる」存在として、継続的に情報を届けていくべきなのです。
僕たち事業者も、「何か大きなきっかけ」がないと、なかなか変化の一歩を踏み出せないことがあります。でも、その一歩が、思っている以上に未来を変えることもある——そんなことを、今回のゴルフ事件(?)笑で改めて感じました。
もし、今の事業や経営にモヤモヤを感じているなら、「その一歩」として、私とセッション(軽いミーティング)をしてみませんか。30分のみ無料でオンライン相談をしています。
お申し込みはこちらから。
お問い合わせフォームが開きますので、「30分無料セッション希望」と書いて送信してください。こちらから日程調整のメールを送ります。
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2025/05/12
あなたは意識高い系か、それとも意識低い系か?
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。
持続可能な世の中を実現するためにSDGsの目標を掲げる企業が増えています。
また、エシカル(倫理的)であることを重視し、人間として正しくあることをビジネスの大前提としたり、「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(管理体制)」の3つの視点から経営をとらえ、環境汚染や社会的規範、コーポレートガバナンスの遵守を重視するESG経営と呼ばれる企業統治方法も注目されています。投資家もESG経営を実行する企業を高く評価する傾向へと変わりつつあります。
環境問題に取り組むいわゆる“意識高い系”企業の代表格はアメリカのアウトドア用品大手のパタゴニアかもしれません。創業者のイヴォン・シェイナードは環境負荷の少ない商品に徹底的にこだわり、業績も良好、伝説的な経営者として尊敬を集めています。2022年、創業家が持つ全株式を目的信託と非営利団体に寄付し、自分の利益よりも、より環境保護に資金が回る体制を整えました。
パタゴニアを筆頭にして環境問題に取り組む企業は世界的に増え、日本でも大企業はもちろん中小企業においても社会貢献を強く意識した経営をすることがスタンダードになりつつあります。
さて、パタゴニアのような「本物」の“意識高い系”企業が増える一方で、あえて逆張りし、“意識低い系”のように自らを演出し、注目を浴びる企業もあります。これは環境問題に無関心というわけではなく、あえて力を抜いた「脱力感」をウリにする企業、と捉えてもらうと良いでしょう。
例えば、世界最小の家電メーカーを自称するサンコーはその一つかもしれません。同社のヒット商品、着るこたつ「こたんぽ」は、面白くて少しユルくて、なおかつしっかり役に立つユニークな家電で人気を博しています。他にも同社の「弁当箱炊飯器」は一人用の小さな弁当箱型炊飯器で、その斬新さとユルさに皆が面白がり、マスメディアでも広く紹介されました。
サンコー自身は自らが意識低い系とカテゴライズされるのは不本意かもしれませんが、商品やそのコピーを見たときに思わず「クスッ」と笑ってしまうような、あえて消費者の目線まで降りてきて等身大の姿に共感を得てもらうというスタンスは、今の時代にとても合っています。ガリガリ君の赤城乳業もあえて意識低い系を演出し、消費者から愛されている企業の一つのように見えます。
サンコーの山光博康社長は、昨今のコロナ禍や物価上昇の局面で購買意欲が下がっている中で「面白さ」で需要を喚起する必要性を説いています。「(消費者の)財布のひもは締めなきゃという心理的ハードルをとっぱらうには、ユニークさ、面白さは欠かせません。笑いは必須です。爆笑ではなく、買った人が心の中でニンマリするような『にんまり家電』ですよ」と日経MJの取材で述べ、笑いの重要性を説いています。
意識高い系のブランド戦略を取るにせよ、意識低い系のブランド戦略を取るにしろ、環境問題やエシカルな視点は現代の企業においては避けて通れません。社会の公器である企業である以上、社会性から逃れることはできないのです。
サンコーや赤城乳業も、面白さを前面に出してあえて意識低い系のブランドを演出していますが、その裏ではしっかりと社会性を追求しているはずです。違うのはその見せ方であって、現在の市場環境において、意識高い系でブランディングするのか、逆の低い系でブランディングするのか、どちらがそれぞれのターゲットを引き寄せるのに有利かをしっかり考えた上での戦略なのだと思います。
■見上げるブランドか見下げるブランド
ブランド論においては、ブランドの姿勢が議論されることがあります。ブランドの姿勢とは、①顧客がブランドを見上げるか、②ブランドが顧客を見上げるか、ということです。例えばエルメスやメルセデスなどの高級ブランドは「顧客がブランドを見上げる」戦略です。高級ホテルや超一流ブランドなどもそうです。敷居を高くし、顧客はブランドを憧れのまなざしで見ます。一方で生活必需品などは基本的にブランドが顧客を見上げる構図になっています。これらの商品は大量生産され、販売店の棚の中で顧客から選び取られるのを待っています。
この2つの姿勢に加えて、ちょっと面白い友達のような対等な姿勢で顧客とコミュニケーションするブランドもありますね。サンコーや赤城乳業は、まさに友達のように、ちょっとふざけたことを言ってクスっと笑わせることで顧客の心にスッと入り、応援したくなる気持ちを喚起して財布の紐を緩ませる戦略です。
自社のブランドを意識高い系=見上げてもらうブランドとしてブランディングしていくのか、意識低い系=見下げられるもしくは対等なブランドとしてブランディングしていくのか、これを決めないと中途半端な立ち位置になり、発するメッセージが届きません。また、これらはどちらが良いとか悪いとかの問題でなく、それぞれにあったスタイルを選択して実行していくべきことです。
ただ、どちらにしても、そこで働く社員が楽しく取り組めているかが重要です。なぜならば楽しめないことはサスティナブル(持続可能)でないからです。意識高い系のパタゴニアも眉間にしわを寄せて環境問題に取り組んでいるのではありません。
同社には「社員をサーフィンに行かせよう」と言う言葉が あり、午後にいい波が来ていれば、仕事中でもサーフィンに行っていい、というルールがあるそうです。責任をもって仕事するという前提条件を守っていれば、あとは自由に自己管理してやっていいよ、というメッセージがそこにあります。意識高い系だけれども、人生や仕事を楽しむスタンスがあるんですね。
意識高い系戦略か、それともあえて低い系戦略でいくか、自分の会社ではどちらがしっくりくるのか?お客様との関係性や商品の特性から見て、どうか?いずれにせよ、楽しんで仕事に向き合える環境を整えながらブランディングしていくのが、経営者にとって重要な役割になると思います。
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2025/05/08
僕らの怒りやストレスはすべて「他人や物事が自分の思い通りにならない」ということに起因しているような
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。
ゴールデンウイークに神社へ出かけた人も多いのではないでしょうか。若いころはあまり興味はなかったのですが、歳を重ねるにつれ、なんとなく神社仏閣に惹かれる感覚、誰しもあるんじゃないかな、と。
観光地に行くと必ずその地の神様を祀ってある神社があって、とくにそのつもりもなかったけど、「せっかくだからお詣りしておこうか」と寄ったりするんですよね。そこで、「目標や夢が叶いますように!」と神様の前で柏手を打ち、頭を下げて、自分の思いを願ったりするんですよね。
以前読んだ本に「思いや願いを持つのはやめよう」と書いてありました。なぜなら、「人間の『苦』はすべて、思い通りにならないことから起きている」からだそうです。
これは、お釈迦様の言葉だそうです。「こうありたい」「こうあるべき!」「こうじゃなきゃいやだ!」と願っても、大抵のことは思い通りになりません。そうなると、「なぜだ!」「こんなに頑張ったのに!」と苦しくなるわけです。人間は、思い通りにならないことが受け入れられず、苦しむのですね。
ならば、「思い」そのものを持たなければ良いのでは?という考え方になります。思いを持たず、過去も未来も現在もすべてを受け入れて、目の前のことに集中していれば「苦」は無くなるのだよ、と。
僕たちは、「目標を立て、強い思いを持って仕事に勉強に頑張りましょう」と教えられてきました。僕はコンサルという仕事柄、「経営計画を立てましょう」なんてやっている身です。
しかし、その目標やこうしたいという思いや計画こそが「苦」を招く根源なのだ、とお釈迦様は言うのです。
うううむ。
確かに言われてみれば、僕らの怒りやストレスはすべて「他人や物事が自分の思い通りにならない」ということに起因しているような・・・。とすれば、「思い(目標)を持たない方が良いのでは?」ということになります。
これ、なかなかに深いテーマですね。皆さんはどう感じますか?
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