名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2025/04/12

あのチラシ作ってよ。あれ配ると、お客さん来るんだわ。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

少し前のことなんですが、17年ぶりくらいにAさんから連絡があって、仕事を頂くことになったんです。

 

 

 

17年前の僕は起業したばかりで仕事があまりない状態、そんな中である企業からAさんを紹介され、会いに行きました。当時のAさんは60才くらい。しばらく病気で仕事を休んでいて、ようやく再開しようとするタイミングでした。その際に役所に出す事業計画書の作成について依頼を受けたのです。

 

 

 

Aさんの生活は楽じゃなさそうでした。計画書作成は正規価格で請けましたが、そのお人柄の良さから、「何とかこの人を応援したい」という気持ちになった僕は、Aさんの事業を紹介するチラシを無償で作ってあげたんです。頼まれたわけじゃないけど、事業再開に当たって、お客さんを見つけないといけないだろうと思って。

 

 

 

Aさん、めちゃくちゃ喜んでくれました。その後も、そのチラシを配るとお客が取れるということで、コピーしては配っていたそうです。

 

 

 

そして17年ぶりの連絡。「豊田さん、またあのチラシ作ってよ。あれ配ると、お客さん来るんだわ」。「え、あ、、さすがに今、僕、コンサルの方がメインで、チラシとかは全然やってなくて・・・」。「いや、頼むよ豊田さん!あのチラシ、いいんだよ。ワシ、今も使っとるんだわ」。なんと15年間、あのチラシをコピーして使っているらしい。

 

 

 

電話しながら、17年前の初心を思い出した僕は、「分かりました、やります」と返事し、ひさしぶりにAさんに会いに行きました。Aさんは変わらず元気で、いやさらにパワーアップしていて(笑)、新チラシへの要望をアレコレ語りました。僕も採算度外視で、起業の神様に恩返しするつもりで、やらせて頂くことにしました。その後納品し、とても喜んでいただきました。

 

 

 

仕事って結局、こういうご縁を紡いでいく旅なんじゃなかろうか・・・。としみじみ感じた経験でした。

 

 

なんかオレ、少し役に立ったな。明日も頑張ろう。

 

 

お疲れさまでした。

 

 

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2025/04/10

紅茶の香りとともに進む、ウェブショップ戦略会議

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

今日は朝から輸入車関係のクライアント先へ。毎月恒例の定期経営ミーティング。

 

 

 

メンバーは私と社長、そしてウェブ担当の社員さん。3人で、ウェブショップの売上状況をチェックしながら、今月・来月に向けた販売強化商品についてディスカッションしました。その社員さんはフランスの人なんですが、日本語はほぼ完ぺき。フランスの話も時々聞きながら、いつも楽しく打ち合わせさせてもらっています。

 

 

 

話し合いはなごやかだけど真剣。ああでもない、こうでもないと考えながら、行き詰ったり、それでも粘って意見を出し合い、今月からしばらくはあるカテゴリーの商品をもっと目立たせて、売上アップを狙っていく方向で一致しました。とにかくまずはやってみて、結果をしっかり分析。それをもとに、次の一手を考えていくことになりました。

 

 

 

このミーティングでは、毎回お茶とお菓子を用意して頂くんですけどそれが楽しみで(笑)。今回、ウズベキスタン・タシュケント産の紅茶をご用意いただきました。社長の息子さんがウズベキスタンを旅行したんだとか。これがもう、すっごくいい香り。まろやかで飲みやすくて、じんわり心まであたたまる感じで、美味しかったです。

 

 

今起きている懸案事項についても直近にやることと今後の対策についても話し合い。社長はやや興奮気味でしたが、あくまで冷静に対処することを確認しました。

 

 

 

経営していると良いことも悪いことも起こります。それをどう乗りこなしていくか。一緒に考え、ともに進んでいきます。

 

 

 

今日もバリューを出せたかな。

 

 

 

お疲れさまでした。

 

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2025/04/08

「嘘だろ~」と真っ暗闇の国道沿いを、5人でトボトボと歩きました。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

日曜日~月曜日の1泊2日で、クライアントともに岐阜県の塩尻市近くにある販売製造拠点を訪問し、現地メンバーとミーティングする機会を持ちました。

 

 

↑この五平餅、激ウマなんです。

 

 

 

14時に現地到着後、まずは工場や設備などを視察。その後、現場の皆さんに軽くご挨拶して、夜は全員でお食事会へ。美味しいお酒と料理を楽しみながら、ざっくばらんにコミュニケーションを深めました。散会後は、経営メンバーで近くのラーメン屋さんへ。味噌ラーメンと餃子で“追いビール”(笑)。

 

 

 

しかしここでちょっとしたハプニング。

 

 

 

時刻はすでに夜10時くらい、そこから地元のタクシー会社に何軒か電話しましたが、郊外のためか、手配できるタクシーが無いとのこと。タクシーアプリ「GO」でもダメまさかのタクシー全滅。ローカルの夜は早い。

 

 

「タクシーありません。ホテルまで歩くしかありません」

 

 

ラーメン屋からホテルまでは約2キロ。歩くと30分の距離。「嘘だろ~」と高齢の社長は嘆きますが他に方法はありません。真っ暗闇の国道沿いを、5人でトボトボと歩きました。

 

 

でも、この「歩き」が意外に良くて。

 

 

 

経営メンバーで色々と話せたし、心理的な距離が縮まった感じもするし、結果的に思い出に残る時間となりました。

 

 

 

翌朝は、再び現地メンバーと合流し、経営ミーティングを実施。今後の方針を共有しながら、メンバーそれぞれの意見や要望、現場の課題なども引き出しました。

 

 

 

僕の役目は、交錯する意見をうまく整理し、議論を前に進めること。2時間ほどのミーティングで、前向きで実行可能な「やることリスト」を5つに絞り込み、全員で共有。実行を約束して、会議を締めくくりました。

 

 

実はこういう、「経営側と社員側の間に入って議論を交通整理する役回り」、自分でもけっこう得意だなと思っています。事前に資料を準備して議論の土台をつくる。このとき、議論の流れをイメージします。また普段あまり話さない人が発言しやすいよう促します。これがめちゃくちゃ重要です。黙っている人からいかに引き出すか。こういう人の意見が貴重なことって結構あるんです。

 

話が脱線したら、脱線をみんなが楽しんでいるようだったら少しそのままにし、行き過ぎないところでさりげなく本題に戻す。そういう「仕切り」が、けっこう重宝がられたりします。

 

 

もちろんそれだけじゃなく、マネジメント・マーケティング・生産管理・財務管理などの視点もフル活用しながら、この会社、この現場、この人たちが直面している“壁”を見極め、どう乗り越えるか、あるいはどう迂回するか――そんな「突破口」を探りながら、議論を進めています。

 

 

そんなこんなでミッションを終え、帰途に就きました。

 

 

美しい山並みと夕陽を見ながらのドライブ。道の駅やサービスエリアに寄ってほっと一息、これも楽しい時間でした。

 

 

今日もバリューを出せたかな。

 

 

お疲れさまでした。

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2025/04/04

コンサル契約してすでに丸5年が経ちました。その間ずっと増収増益。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

今日はコンサル契約しているクライアントを訪問。ウチから近くて、自転車で10分くらいのところにあります。

 

 

そのクライアントの社長は僕より10歳以上若く、ビジネスでしっかり成果を出しており、毎年増収増益を果たし、しかも利益もしっかり出しているスゴイ人。その社長と定期的にミーティングし、直近の懸案事項を話し合ったり、新規事業のアイデア出し、集客やマネジメントのことなど、かなり多岐に渡った話をします。

 

 

この会社と契約してすでに丸5年が経ちました。その間ずっと伸びています。ビジネスで成果を出している経営者の“壁打ち役”として関わらせてもらえるのは、ありがたい限りです。僕が教わることも多く、毎回鍛えられていますね。本当に感謝です。

 

 

さて、今日もバリューを出せたかな。

 

 

お疲れさまでした。

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2025/04/01

ただの紙じゃない。請求書は「今月もお仕事を頂いた証」なんです。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

最近よく見ませんか?「紙の請求書なんてムダ!今すぐ電子化!」みたいなCM。請求書を紙で発行して郵送することが、まるで会社のムダの象徴のように扱われてます。電子化すれば、経理部の業務は減るし、コスト削減にもつながる。もちろんそうですよね。

 

 

僕も顧客から「請求書はメールで送ってください」と言われればそうしていますが、そう言われない顧客には今でも紙の請求書を郵送しています。メールで送っても、結局、経理処理の時にプリントアウトしているんです、という客先からの声もありますし。

 

 

でも請求書ってただの紙じゃないんですよ。それは「お仕事を頂いた証」なんです。

 

 

僕にとって請求書を作って送るという時間は「ありがとうございます」という感謝の気持ちに浸る時間なんですよ。そして、発行した請求書のすみっこに「今月もありがとうございました。来月もよろしくお願いします。」と手書きでコメントを入れながら、来月やるべきことを頭の中でイメージするという尊い儀式の時間なんです。

 

もちろん、電子化は進めてます。メールで請求してって言われるお客様にはそうしています。でも「メールでもらっても結局プリントアウトするから、紙がいいんです」っていうお客様もいるし、何よりそこに“人の温度”がある気がするんですよ。その温度を共有したいんですよね。(キモイですか?笑)

 

 

昭和っぽい?笑 わかっています。でも、僕にとってはこれも立派な仕事のひとつ。単なる事務作業じゃありません。請求書を発行できるってことは、お客様がいてくれたってことなんですから。

 

 

コスト?もちろんかかります。一通110円の郵便代に、紙・インク・封筒…。でも、そこに「ありがとう」の気持ちが詰まってるなら、安いもんじゃない?、とも思うのです。

 

 

仕事で成果を出せばいい?もちろんそうです。それは当たり前。顧客満足のために日々努力することは大前提で、プラスアルファ、一ミリでも何かできないか?感謝を伝えられないか?という最後の悪あがきなんです。

 

 

そんなこんなで、3月も無事、請求業務を終わりました。4月もよろしくお願いします。

 

 

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