名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2025/05/13

「もうやめようかな…」と思ったときに気づいた、契約の裏にある“強烈なきっかけ”

こんにちは。
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

先週の連休明け、久しぶりにゴルフに行ってきました。天気もよくて、気分は上々。「今日は自己ベスト出すぞー!」と意気込んで、ゴルフ場に乗り込みました。

 

 

……が、結果はまさかの大惨事。意気込みだけが空回りし、ここ数年でも最悪レベルのスコアに(涙)。

 

 

一緒に回った方にも迷惑をかけてしまい、申し訳ないやら恥ずかしいやら、自分が情けないやらで、気持ちはどんより。「たかがゴルフ」とは思いつつも、ずどーんと落ち込んでしまったんです(笑)。

 

 

そのとき、ふと頭をよぎったのが「もう引退しようかな」という言葉(笑)。好きで続けてきたゴルフ。スイング動画を見て研究したり、コツコツ練習もしているのに、なかなか成果が出ない。その自分に嫌気がさして、もうやめようかと本気で思ってしまいました。

 

 

いや、もちろん趣味に「引退」なんてないんですが(笑)、あまりに自分が下手すぎて、もう悲しくなってしまったんですな。でも、帰りの車の中で少しずつ冷静さを取り戻していく中で、ある思いが湧いてきました。

 

 

「いや、引退する前に一度、ちゃんとプロのレッスンを受けてみよう」
「自己流じゃなくて、ちゃんとした人に、ちゃんと見てもらおう」
「自分の悪いところを客観的に指摘してもらって、それを素直に聞いてみよう」

 

 

そう決めて、その数日後、本当にレッスンスクールに申し込みました。これまで、毎週コツコツと自己流で練習してきました。レッスンにも興味はあったのですが、「そのうち…」と先延ばしにしていたんです。でも今回の「事故」(笑)をきっかけに、ようやく一歩を踏み出す決心がつきました。

 

 

この出来事を振り返って、改めて気づいたことがあります。

 

 

それは、人が購買行動(契約)をするとき、直前には「何か強烈な出来事」や「事件」が起きている、ということ。その“事件”が背中をバン!と押し、迷いを振り切らせて、一歩踏み出させるんですよね。

 

 

つまり、事業者(この場合ゴルフスクール)としては、その瞬間に「思い出してもらえる存在」であるかどうか が、とても重要なんです。(僕は思い出した!)

 

 

そのために必要なのが、日頃からの情報発信。お客様の人生に起こる“その瞬間”に備えて、僕たちは「いつでもそばにいる」存在として、継続的に情報を届けていくべきなのです。

 

 

僕たち事業者も、「何か大きなきっかけ」がないと、なかなか変化の一歩を踏み出せないことがあります。でも、その一歩が、思っている以上に未来を変えることもある——そんなことを、今回のゴルフ事件(?)笑で改めて感じました。

 

 

もし、今の事業や経営にモヤモヤを感じているなら、「その一歩」として、私とセッション(軽いミーティング)をしてみませんか。30分のみ無料でオンライン相談をしています。

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2025/05/12

あなたは意識高い系か、それとも意識低い系か?

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

持続可能な世の中を実現するためにSDGsの目標を掲げる企業が増えています。

 

 

また、エシカル(倫理的)であることを重視し、人間として正しくあることをビジネスの大前提としたり、「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(管理体制)」の3つの視点から経営をとらえ、環境汚染や社会的規範、コーポレートガバナンスの遵守を重視するESG経営と呼ばれる企業統治方法も注目されています。投資家もESG経営を実行する企業を高く評価する傾向へと変わりつつあります。

 

 

環境問題に取り組むいわゆる“意識高い系”企業の代表格はアメリカのアウトドア用品大手のパタゴニアかもしれません。創業者のイヴォン・シェイナードは環境負荷の少ない商品に徹底的にこだわり、業績も良好、伝説的な経営者として尊敬を集めています。2022年、創業家が持つ全株式を目的信託と非営利団体に寄付し、自分の利益よりも、より環境保護に資金が回る体制を整えました。

 

 

 

パタゴニアを筆頭にして環境問題に取り組む企業は世界的に増え、日本でも大企業はもちろん中小企業においても社会貢献を強く意識した経営をすることがスタンダードになりつつあります。

 

 

 

さて、パタゴニアのような「本物」の“意識高い系”企業が増える一方で、あえて逆張りし、“意識低い系”のように自らを演出し、注目を浴びる企業もあります。これは環境問題に無関心というわけではなく、あえて力を抜いた「脱力感」をウリにする企業、と捉えてもらうと良いでしょう。

 

 

 

例えば、世界最小の家電メーカーを自称するサンコーはその一つかもしれません。同社のヒット商品、着るこたつ「こたんぽ」は、面白くて少しユルくて、なおかつしっかり役に立つユニークな家電で人気を博しています。他にも同社の「弁当箱炊飯器」は一人用の小さな弁当箱型炊飯器で、その斬新さとユルさに皆が面白がり、マスメディアでも広く紹介されました。

 

 

サンコー自身は自らが意識低い系とカテゴライズされるのは不本意かもしれませんが、商品やそのコピーを見たときに思わず「クスッ」と笑ってしまうような、あえて消費者の目線まで降りてきて等身大の姿に共感を得てもらうというスタンスは、今の時代にとても合っています。ガリガリ君の赤城乳業もあえて意識低い系を演出し、消費者から愛されている企業の一つのように見えます。

 

 

サンコーの山光博康社長は、昨今のコロナ禍や物価上昇の局面で購買意欲が下がっている中で「面白さ」で需要を喚起する必要性を説いています。「(消費者の)財布のひもは締めなきゃという心理的ハードルをとっぱらうには、ユニークさ、面白さは欠かせません。笑いは必須です。爆笑ではなく、買った人が心の中でニンマリするような『にんまり家電』ですよ」と日経MJの取材で述べ、笑いの重要性を説いています。

 

 

意識高い系のブランド戦略を取るにせよ、意識低い系のブランド戦略を取るにしろ、環境問題やエシカルな視点は現代の企業においては避けて通れません。社会の公器である企業である以上、社会性から逃れることはできないのです。

 

 

 

サンコーや赤城乳業も、面白さを前面に出してあえて意識低い系のブランドを演出していますが、その裏ではしっかりと社会性を追求しているはずです。違うのはその見せ方であって、現在の市場環境において、意識高い系でブランディングするのか、逆の低い系でブランディングするのか、どちらがそれぞれのターゲットを引き寄せるのに有利かをしっかり考えた上での戦略なのだと思います。

 

 

 

■見上げるブランドか見下げるブランド

ブランド論においては、ブランドの姿勢が議論されることがあります。ブランドの姿勢とは、①顧客がブランドを見上げるか、②ブランドが顧客を見上げるか、ということです。例えばエルメスやメルセデスなどの高級ブランドは「顧客がブランドを見上げる」戦略です。高級ホテルや超一流ブランドなどもそうです。敷居を高くし、顧客はブランドを憧れのまなざしで見ます。一方で生活必需品などは基本的にブランドが顧客を見上げる構図になっています。これらの商品は大量生産され、販売店の棚の中で顧客から選び取られるのを待っています。

 

 

 

この2つの姿勢に加えて、ちょっと面白い友達のような対等な姿勢で顧客とコミュニケーションするブランドもありますね。サンコーや赤城乳業は、まさに友達のように、ちょっとふざけたことを言ってクスっと笑わせることで顧客の心にスッと入り、応援したくなる気持ちを喚起して財布の紐を緩ませる戦略です。

 

 

 

自社のブランドを意識高い系=見上げてもらうブランドとしてブランディングしていくのか、意識低い系=見下げられるもしくは対等なブランドとしてブランディングしていくのか、これを決めないと中途半端な立ち位置になり、発するメッセージが届きません。また、これらはどちらが良いとか悪いとかの問題でなく、それぞれにあったスタイルを選択して実行していくべきことです。

 

 

 

ただ、どちらにしても、そこで働く社員が楽しく取り組めているかが重要です。なぜならば楽しめないことはサスティナブル(持続可能)でないからです。意識高い系のパタゴニアも眉間にしわを寄せて環境問題に取り組んでいるのではありません。

 

 

 

同社には「社員をサーフィンに行かせよう」と言う言葉が あり、午後にいい波が来ていれば、仕事中でもサーフィンに行っていい、というルールがあるそうです。責任をもって仕事するという前提条件を守っていれば、あとは自由に自己管理してやっていいよ、というメッセージがそこにあります。意識高い系だけれども、人生や仕事を楽しむスタンスがあるんですね。

 

 

意識高い系戦略か、それともあえて低い系戦略でいくか、自分の会社ではどちらがしっくりくるのか?お客様との関係性や商品の特性から見て、どうか?いずれにせよ、楽しんで仕事に向き合える環境を整えながらブランディングしていくのが、経営者にとって重要な役割になると思います。

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2025/05/08

僕らの怒りやストレスはすべて「他人や物事が自分の思い通りにならない」ということに起因しているような

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

ゴールデンウイークに神社へ出かけた人も多いのではないでしょうか。若いころはあまり興味はなかったのですが、歳を重ねるにつれ、なんとなく神社仏閣に惹かれる感覚、誰しもあるんじゃないかな、と。

 

 

 

観光地に行くと必ずその地の神様を祀ってある神社があって、とくにそのつもりもなかったけど、「せっかくだからお詣りしておこうか」と寄ったりするんですよね。そこで、「目標や夢が叶いますように!」と神様の前で柏手を打ち、頭を下げて、自分の思いを願ったりするんですよね。

 

 

以前読んだ本に「思いや願いを持つのはやめよう」と書いてありました。なぜなら、「人間の『苦』はすべて、思い通りにならないことから起きている」からだそうです。

 

 

 

これは、お釈迦様の言葉だそうです。「こうありたい」「こうあるべき!」「こうじゃなきゃいやだ!」と願っても、大抵のことは思い通りになりません。そうなると、「なぜだ!」「こんなに頑張ったのに!」と苦しくなるわけです。人間は、思い通りにならないことが受け入れられず、苦しむのですね。

 

 

 

ならば、「思い」そのものを持たなければ良いのでは?という考え方になります。思いを持たず、過去も未来も現在もすべてを受け入れて、目の前のことに集中していれば「苦」は無くなるのだよ、と。

 

 

 

僕たちは、「目標を立て、強い思いを持って仕事に勉強に頑張りましょう」と教えられてきました。僕はコンサルという仕事柄、「経営計画を立てましょう」なんてやっている身です。

 

 

 

しかし、その目標やこうしたいという思いや計画こそが「苦」を招く根源なのだ、とお釈迦様は言うのです。

 

 

 

うううむ。

 

 

 

確かに言われてみれば、僕らの怒りやストレスはすべて「他人や物事が自分の思い通りにならない」ということに起因しているような・・・。とすれば、「思い(目標)を持たない方が良いのでは?」ということになります。

 

 

 

これ、なかなかに深いテーマですね。皆さんはどう感じますか?

 

 

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2025/05/05

なぜ、中小企業は“長期政権”であることが強みになるのか?

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

今日は同族企業や創業経営者による“長期政権”が業績に与える好影響について考えてみたいと思います。

 

 

■巨大同族企業「トヨタ

 

今から約2年前の6月、トヨタ自動車の社長が創業家出身の豊田章男氏から執行役員でエンジニア出身の佐藤恒治氏へ替わりました。

 

 

章男氏は「私は古い人間」と自らを表し、EV化・自動運転化時代の本格到来の前に、年齢的に若い佐藤氏へバトンタッチすると決めたと言われています。この社長交代劇には創業家の世襲に対する批判や嫉妬を交わす意味合いもあったようですが、これまでの歴史を振り返れば、同社は典型的な同族企業だと言って間違いないでしょう。

 

 

「同族企業」という響きに対してネガティブな印象を持つ人もいますが、利点もあります。最も大きな利点は、短期主義の弊害を免れ、長期の視野に立ったかじ取りができることだと思います。

 

 

章男氏も同様で、数値目標を口にすることはなく、「もっといいクルマを」とだけ語り、創業家として長期的視点を重視していました。それゆえ社員は何をしていいのか分からないと戸惑ったそうですが、トップが細部を語らないことで、「末端の社員が自分の頭で考え、働くことができたのも事実」と評価されたそうです。

 

 

長期的視野に立った経営はブレることなく、短期の利益より、高い理想を求めて長期的に粘り強く課題に取り組むことができます。その成果か、トヨタは日本企業の中で唯一と言っていいほど、グローバルにおいてもそん色なく健闘している企業と言える業績を残していますよね。

 

 

■数値からも明白

 

京都産業大学の沈政郁教授の調査によると、同族経営がいわゆるサラリーマン社長より財務的な成果を出しやすいというデータがあるそうです。

 

 

同教授が日本の上場企業を対象に経営の効率性を表す総資産利益率(ROA、利益は営業利益を採用)を追ったところ、直近の17年の実績に基づく調査(3492社)で同族企業は平均5.25%、非同族企業は同4.77%だったそうです。これは一時的な現象ではなく、データがある1956年からの61年間でも一貫して同族企業が非同族企業を上回っているそうです。

 

 

つまり同族企業の方が効率よく儲けているということです。うーむ。

 

 

短期主義経営の弊害

 

日本の大企業のほとんどが採用している3~5年の「中期経営計画」(いわゆる中計)はサラリーマン社長の任期と連動しており、任期中に目に見える成果を上げたい社長の「短期主義」の原因となっています。

 

 

目の前の利益を追い求め、細かく設定されたKPIに振り回される短期主義経営は、上記の調査結果からも見てとれるとおり、長期視点によって経営される企業よりも低い業績しか得られないという結果に終わっています。

 

 

経営学者の三品和広先生も著書の中で「長期政権」が業績に有意に良い影響を与えることを指摘しています。数百社の企業の経営者の任期と業績の関連性について調べたところ、例外はあるものの、長期に渡って一人の経営者が経営のかじ取りをした企業ほど利益率も成長率も良い傾向があるそうです。

 

 

 

三品先生は「社長がコロコロ変わる企業では、やはり業績は上がらないのである。短命社長のバケツリレーが戦略不全を招くことは、データの上でも歴然としている」と述べています。

 

 

経営は十年にして成らず

 

 

中小企業は長期政権であることが強み

 

これらのデータや事例を見ていると、中小企業は「同族企業であること」が強みなのではないか、意外とここが盲点になっていないか、と思うのです。多くが創業社長か血縁の2代目・3代目の社長が10~30年の長期に渡って経営する中小企業では、その長期政権であることが大きなメリットであり武器になりえるのだということです。

 

 

3~5年の任期の短命社長では成果が出ないことは続けられないが、同族の中小企業では粘り強く取り組むことが可能です。そしてこのことは成果を出す上で大きな強みとなるのです。なぜなら一朝一夕で成果が出るものなどほぼないからです。

 

 

名著「GRITやり抜く力」の著者アンジェラ・ダックワース氏によると、物事を成功に導くために必要なことは才能よりもGRIT(やり抜く力)の方が重要だ、と言っています。

 

 

氏によると、偉業を成し遂げた人たちに「成功するために必要なものは何ですか?」と尋ねると、「夢中でやること」や「熱中すること」と答える人はほとんどいないそうです。

 

 

多くの人が口にするのは「熱心さ」ではなく「ひとつのことにじっくりと長いあいだ取り組む姿勢」なのだ、と述べています。また、「今日、必死にやる」より「明日、またトライする」ことの重要性も説いています。つまり、短期的ではなく、長期的視点でじっくり何度も何度も取り組むことの優位性を指摘しているのです。

 

 

■色々試したうえで、ひとつをじっくり取り組む

 

 

とはいえ、何でもかんでも続ければ良いというわけではなく、また一つのことのみをやれというわけでもなく、いろいろと試しながら「これ」というものを見極め、それにじっくり取り組むことが大切だということは言うまでもありません。「RANGE」の著者デイビッド・エプスタインは、最初から一つのことに絞り込むのではなく、様々なことに取り組んだうえで選択した方がその後の伸びしろが大きくなると指摘しています。

 

 

短期主義の経営者は成果が出ないことを続けられません。私たち中小企業者はせっかく自分の意思次第で長期的に粘り強く取り組めるという強みを持っているのだから、落ち着いて、どんと構えていていいんじゃないか、と思うわけです。

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2025/04/28

あるカフェで学んだこと

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

先日、障害がある人が働く就労支援のカフェに入りました。

 

 

店外も店内もおしゃれで、とてもいい雰囲気。席に着くとオーナーらしき女性が「ここは就労支援でコミュニケーションが苦手なスタッフが接客しますけどいいですか?」と丁寧に説明してくれました。

 

 

僕たちは「OKですよ」と答え、すると初心者マークのバッジをつけたスタッフが注文を取りに来てくれました。やや声が小さくて聞き取りにくかったですが、決められた手順で丁寧に注文を取ってくれました。

 

 

僕も、一緒にいた友人も、なんだか嬉しくて、応援したい気持ちが自然に出てきて、笑顔になりました。ハンバーグランチもすごくおいしくて、とても暖かくて良い時間が過ごせました。

 

 

食後のコーヒーを飲みながら見渡すと、ランチタイムの店内は満席で、何となくみんな、やさしそうな顔をしたお客様たちで賑わっていました。

 

 

世の中的にすごく意義のあることをしながら、またハンディを背負いながらも、カフェとしては食事も雰囲気もキッチリとプロ仕様に仕上げているその店のオーナーに、心の中で拍手を送り、仕事人として重要な姿勢を教えられた気がしました。

 

 

また行きたいです。応援しています。

 

 

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