2010/08/27
ブランドの力はその広がりに反比例する。
ブランドに詳しいマーケティングコンサルタントは、ブランドは拡張すべきではないと説きます。
「ブランドの力はその広がりに反比例する。」
と主張したブランド戦略の重要本「ブランディング22の法則」では、GMの例を出してブランド拡張を戒めています。
GMには、メガブランドとしてシボレー、ポンティアック、オールズモービルなどがあり、各メガブランドの下にカマロ、コルベット、ファイヤーバードなどのブランドが無数にぶら下がっています。
広げれば広げるほど、ブランドは薄まる。
その影響か、リーマンショック後のGMは破産法を申請しましたが、政府管理下での再建策が功を奏し、先ごろ再上場の申請をしたと報道されました。
再建策の中には、「ブランドの半減」もしっかりあったといいます。
広げすぎたブランドを絞って、ブランド力を強化しようという戦略へシフトしているようです。
新しいものを付加していくことは、実はとてもやりやすい。
難しいのは、削ること、やめること、減らすこと。
知らない間に、増える商品ライン、増える書類、増える本、増えるメール、増える名刺・・・。
管理不能になる前に、必要なもの優先して残し、いらないものは絞っていくことが大切ですね。
●追伸
今から岐阜のクライアントへ出発!
●愛される会社になるための経営ネタ、ビジネスモデルネタ、マーケティングネタを提供する無料メルマガ
『愛される会社の法則」 も合わせてお読み頂けると嬉しいです。読者の声はこちらから。
2010/08/26
【デジタルとアナログをマーケティングに活用する勉強会を開催します】10月27日(水)19時 ウインクあいちにて【終了しました】
第10回の勉強会を下記の通り開催いたします。
どなたでも参加できますの、お気軽にお申込みください。
日時:2010年10月27日(水)19:00~20:45(18:30受付)
場所:愛知県産業労働センター ウインクあいち
1004会議室 名古屋市中村区名駅4-4-38
料金:2000円(税込み)、但し愛P会員は割引または無料
テーマ:「マーケティング!デジタル×アナログで売上アップ!」
ツイッター、ブログなどのデジタルのツールとDMや小冊子など紙のツールを絡めて総合的にマーケティング戦略を立て、売上をアップさせていく方法について解説します。第10回目となる記念回ですので、是非ご参加ください。
2010/08/25
愛される会社プロジェクトの会報誌『レイマックプレス』の8月号をリリースしています。
8月号では、経理代行サービスで躍進する株式会社エープランナーの菅沼社長にインタビューしています。
その白熱のインタビューの一部(ほんの一部ですが)をご紹介します。
(前略)
豊田 思い立ったら早いんですね。
菅沼 はい(笑)。万博が終わって、残務処理も終えて、その後は何もやることが無くなったので、1ヶ月で事業プランを考えて、「エープランナー」という個人事業主として経理代行サービス業を開業しました。
豊田 仕事はあったんですか?
菅沼 ないです(笑)。だから、ブライダルの仕事を並行してやりながらのスタートです。
豊田 じゃあ、開業資金も・・
菅沼 ない(笑)。勢いで始めていますからね。最初は何もないですよ。でも、一旦仕事がとれれば毎月売上が上がる仕事だし、どこか1社でも仕事をさせてもらえれば、それをキッカケにどんどんお客様を広げられるだろうという自信はありましたね。根拠の無い自信ですけど(笑)。
豊田 営業はどうやってやったんですか?
菅沼 もともと営業の経験がないので、どうやってやったらいいのか分からないんです。そこでまず、経理の代行サービスなので、経理職を募集している企業にアプローチしようと思いました。職安にいって、経理職を募集している企業をピックアップして、FAXでDMを送ってみましたけど、反応は無くて。それでちょっとアプローチの方法を変えようということで、異業種交流会に出てみました。そこで出会った起業家の人たちと仲良くなって、仲間みたいな感じになってきたんです。仲間たちと勉強会を開いたりしているうちにお客様を紹介してもらうことができました。
・・・・
(以下続く)
低音ボイスで丁寧に、そして楽しくお話してくれた菅沼社長。
N-1グランプリの実行委員長としてもご活躍です。
今後の更なる飛躍に期待大です。
今回はありがとうございました!
2010/08/24
プリンターをタダにして欲しい。
OKIのレーザープリンターを使っています。
本体価格はヤマダ電機で50000円くらいだったのですが、トナーが1色7000円くらいするんですよ。
しかも結構すぐに無くなるのだ!
黒色トナーなんて、よく使うからしょっちゅう買っている感じがします。
本体が安い割りに、消耗するトナーでコストが結構かかるんですよね。
こういう価格設定って、キャプティブ価格というそうです。キャプティブ(captive)とは、「おとり」という意味です。
つまり、本体を安く「おとり」にして販売し、後から消耗品をじゃんじゃん買わせるという作戦。
コピー機とかも同じですよね。
あと有名なのは、安全カミソリ。本体に比べて消耗品である替え刃がめちゃくちゃ高いです。
携帯電話も本体をタダ同然に安くして、通話料でしっかり稼ぐ。
車も、車を売って得る利益より、修理とかメンテナンスの方が利益率は断然良いそうです。
結局、目立つ本体価格を低く設定して、消耗品とか、付随するものをこっそり割高にすると、時間の経過とともにガッポガッポ儲かるんです。
こう考えてくると、
もう、プリンターなんて、本体タダでもいいんじゃない?と思ったり。
いかに、日常的・長期的に料金が発生する商品・サービスを自分のビジネスに埋め込むか?
これ、僕たち中小企業も真剣に考えてみる必要がありますね。
●追伸
ラスベガスのホテルの宿泊料金は、部屋の豪華さの割りに安く設定されているそうです。ホテル代の利益は度外視しても、カジノでお金を使ってもらえばいい、というビジネスモデルなんだとか(参考:マーケティング戦略 和田充夫 他著)。
●愛される会社になるための経営ネタ、ビジネスモデルネタ、マーケティングネタを提供する無料メルマガ
『愛される会社の法則」 も合わせてお読み頂けると嬉しいです。読者の声はこちらから。
2010/08/23
世界の山ちゃんの創業者、山本重雄会長と90分!
今日は、幻の手羽先で有名な『世界の山ちゃん』を運営するエスワイフード本社に行きました。
創業者であり現代表取締役会長である山本重雄氏にインタビューさせて頂いたのです。

幼少期から学生時代の話、それから自衛隊に入り焼き鳥屋を始めた頃の話。そして現在に至るまでの快進撃のお話を、マンツーマンでたっぷり90分!
いや~楽しかったです。そしてすごく勉強になりました。
山本会長は、初対面の僕に丁寧に、優しく、言葉を選び、考えながら、途中で色々気づきながら、とても分かりやすく話してくれました。
世界の山ちゃんは現在60店舗強を展開する名古屋を代表する居酒屋チェーンです。
その成功の秘訣は、
1.○○○○○にこだわる
2.○○○を絞る
3.○○のツールを活用
です。
この答えは、愛される会社プロジェクト の会報誌上で明らかにする予定です。
※月額315円で有益な経営情報をお送りする愛される会社プロジェクトご入会はこちらから。
またまたスゴイ人に出会ってしまいました。
●追伸
午後からは飲食店のコンサルに出掛けました。暑くて客足も鈍いようですが、色々な改善策を提案しました。なんとか上向いてくれることを祈っています。
●愛される会社になるための経営ネタ、ビジネスモデルネタ、マーケティングネタを提供する無料メルマガ
『愛される会社の法則」 も合わせてお読み頂けると嬉しいです。読者の声はこちらから。
最近のブログentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information

