2010/08/24
プリンターをタダにして欲しい。
OKIのレーザープリンターを使っています。
本体価格はヤマダ電機で50000円くらいだったのですが、トナーが1色7000円くらいするんですよ。
しかも結構すぐに無くなるのだ!
黒色トナーなんて、よく使うからしょっちゅう買っている感じがします。
本体が安い割りに、消耗するトナーでコストが結構かかるんですよね。
こういう価格設定って、キャプティブ価格というそうです。キャプティブ(captive)とは、「おとり」という意味です。
つまり、本体を安く「おとり」にして販売し、後から消耗品をじゃんじゃん買わせるという作戦。
コピー機とかも同じですよね。
あと有名なのは、安全カミソリ。本体に比べて消耗品である替え刃がめちゃくちゃ高いです。
携帯電話も本体をタダ同然に安くして、通話料でしっかり稼ぐ。
車も、車を売って得る利益より、修理とかメンテナンスの方が利益率は断然良いそうです。
結局、目立つ本体価格を低く設定して、消耗品とか、付随するものをこっそり割高にすると、時間の経過とともにガッポガッポ儲かるんです。
こう考えてくると、
もう、プリンターなんて、本体タダでもいいんじゃない?と思ったり。
いかに、日常的・長期的に料金が発生する商品・サービスを自分のビジネスに埋め込むか?
これ、僕たち中小企業も真剣に考えてみる必要がありますね。
●追伸
ラスベガスのホテルの宿泊料金は、部屋の豪華さの割りに安く設定されているそうです。ホテル代の利益は度外視しても、カジノでお金を使ってもらえばいい、というビジネスモデルなんだとか(参考:マーケティング戦略 和田充夫 他著)。
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