2017/02/01
「落ちこぼれ」が全ての原動力
レイマックの豊田です。2月。寒いですね。
さて、私が毎月発行している会報誌『レイマックプレス』の通算101号を発行しました。
今回は、MORE経営コンサルティング株式会社の日野眞明社長にインタビューしています。
現在は経営コンサルタントとして精力的かつ多忙な日々を送っている日野社長ですが、
その原動力となっているのは意外にも、
「高校時代に落ちこぼれてしまったことへの反動」
なのだそうです。
落ちこぼれたことの悔しさをエネルギーに変えて、多くの実績を積み重ねています。
現在は全国の中小企業や大学に呼ばれ、コンサルティングをしたり講演をされたり、
年末には、毎年100人を超える人を集めて大規模なフォーラムを開催されたりしています。
その活動領域はとんでもなく広いのです。
今回のレイマックプレスでは、その日野先生の落ちこぼれから人気コンサルタントになるまでのストーリーを、
私豊田が興味津々熱烈直撃インタビューで、詳しくお聞きしています^^。
ところで、
私たちは、華々しく活躍している人を外から見ると、
まるで最初から当たり前のように活躍していたかのようにとらえがちです。
しかし、ご本人にそこに至るまでの道のりを聞くと、やはり一つ一つ積み重ねてきた事実がそこにはあります。
誰しも最初はビギナーであり、そこからコツコツとやり続けることで、力をつけ、認められ、信頼されていくのだと思います。
まさにコツコツ流の奥義。
今回もインタビューした私が一番刺激を受けました。
この会報誌『レイマックプレス』もコツコツ続け、101号。まだまだコツコツ流で続けていきます。
日野先生、今回は素敵なお話をありがとうございました。
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【定員】30名
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2017/01/12
コツコツ流でいきます。
豊田です。
2017年、最初のブログです。
さて、昨年を思い返しますと、
2016年は、今まで通り、コツコツを積み重ねた地味な1年でした。^^
メールマガジンは、一度も休むことなく毎週金曜日朝8時に配信し、通算600号を越えました。
毎月1回発行している会報誌「レイマックプレス」は、通算100号を越えました。
3か月に1回実施している自主開催セミナーは、40回を越えました。
その他、通常のコンサルティング業務も、契約して頂いているクライアント様とともに、
コツコツと地道な作業を繰り返し、小さな成果をたくさん積み上げることができました。
こう振り返ると、私豊田の、そしてレイマックの最たる強みは、
コツコツとシンプルなことを繰り返し、そして小さな成果を積み上げていくことだな、
と改めて思います。
秒速で売上アップ! とか ゼロ秒思考! とか、絶対無理。
まさに、私の真骨頂は「コツコツ流」。
2017年もコツコツ流でいきます。
今年もよろしくお願いします。
2016/12/16
第609号【5つの大切なこと】
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■高級車1台分?
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先日、人生の大先輩3人(全員OVER65)と忘年会をやりまして。
そこで、歯の大切さの話になりました。(なぜかは分かりませんが笑)
年老いてからも自分の歯で食べられることがいかに幸せなことであるか、
と皆さん力説。
で、「豊田君、40代のうちから、きちんと歯のメンテナンスをしておきなさい」
とアドバイス。
「下手すると、高級車1台分のお金を歯につぎ込むことになるぞ」
と脅すのです。
マジですか。
怖くなって、さっそく次の日、僕は歯医者に飛び込みました。
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■5つの大切なこと
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ネットで調べた、初めて行く近所の歯医者さん。
15年ぶりの歯医者で緊張気味の僕に、
その若い先生はとても丁寧に対応してくれます。
僕の不安も徐々にやわらぎ、
結果的にはとても安心して任せることができました。
それはなぜなのか?
今回のメルマガはこのことがテーマです。
なぜ不安だった僕が安心し、
そして瞬く間にこの歯医者さんのちょっとしたファンになってしまったのか?
その理由は、
以下のことを丁寧に説明してくれたからだと思います。
1.まず今、僕の歯はどんな状態になっているか。(現状の共有)
2.次に、差し迫った問題はどんなことで、
どういう方向に治療するのがベストか。(ゴール設定)
3.今日はこれから何をするのか。(具体的な第一歩)
4.そして今後、何を、どれくらいの期間をかけてやるのか。(今後のスケジュール)
5.大体の予算はいくらなのか。(明朗会計)
内容の細かいことは素人には分からないこともありますが、
治療の概略とポイントが何なのかは理解できました。
そして何より、
その歯医者さんの真摯な態度が信頼を生み出したのだと思います。
※ちなみに、僕の歯については重大な問題はありませんでした。ほっ。
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■不安な気持ちに寄り添う
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専門家に、
自分が知らない分野のことについて依頼するとき、
上記の1~5を丁寧に説明してもらえると、
依頼側としてはとても安心します。
できれば紙に書いてくれるとさらに安心します。
自動車の修理や、
住宅設備に関してもそうです。
エンジンのこととか、
ボイラーのこととか、
配水管のこととか、
専門的な機械・設備のことなどははっきり言って分からない。
しかし、
顧客が持つ不安な気持ちに寄り添い、
1~5についてひとつずつ丁寧に解説してくれると、
顧客は安心し、信頼し、
財布の紐も若干ゆるくなるのではないか、
と思います。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?
僕たちは、
お客様に対して、
自分が提供する商品やサービスについて、
分かりやすく丁寧に説明しているでしょうか?
例えば、
上記の1~5について、
親切に、噛み砕いて、解説してみる。
さらに、
相手の気持ちを読み取り、
その気持ちを共有する努力をしてみる。
本当にちょっとしたことで、
顧客の信頼を勝ち取ることができるし、
逆に簡単に信頼を失うこともあります。
小さな気配りで、
大きな信頼を得ることができます。
売上とは、
その信頼の積み重ねです。
応援しています。
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■編集後記
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次男(幼稚園・年長)の発表会に行ってきました。
去年とは見違えるような成長ぶりに、
ちょっと感動しました。
僕たち大人も負けずに成長して行かないといけませんね。
中小企業の「New」をサポートする、
レイマック豊田のお試し単発コンサルティング
→https://raymac.jp/consulting/meeting
(みなさんこんなことを相談しています。)
・来年に向けての目標と計画を立てたいので聞いて欲しい。
・新しい取り組みをしないとジリ貧だが、何から手を付けてよいか分からない。
・コンサルタントとして起業したいが、稼げるかどうか自信がない。
・個人事業の家業を継いだが、赤字状態なのでやり方を変えたい。
・紙・WEB上の販促ツールの作り方・使い方のポイントを教えて欲しい。
2016/12/09
第608号【目標達成のコツは公言すること】
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■経営計画発表会の意味
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先日、お客様の会社の経営計画発表会に出席しました。
会場には、社員さんのほか、
金融機関、協力会社、お客様など外部の関係者も集まり、
総勢70名ほどの会となりました。
その聴衆の前で、
社長が今期の結果を振り返り、
そして来期どうするのか、
さらには5年後10年後はどれくらいの数値を目指すのか、
を提示します。
社員さんたちは、
その経営者の目標を共有し、
自分自身は何を目標とし、
どうやってその目標を達成するのかを発表します。
今期を総括し、
来期を見通す、
とても良い機会になっていました。
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■目標を公言する
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社長も社員も、
自分の目標を発表します。
つまり目標を公言するわけです。
この「公言すること」によって、
目標の達成率は高まると言われています。
社会心理学の研究によると、
人々はある考え方を公言するようになると、
それまでにそうした考えを持っていなくても、
その考え方に従って行動する傾向が際立って強くなる、そうです。
(『ビジョナリーカンパニー』より)
社内に「目標を公言する」という文化を作ることで、
目標達成率を高めることができるのです。
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■頑張る人を応援したくなる
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経営発表会をすることのメリットは、
外部関係者を呼ぶことによって、
その人たちを「協力者」にすることもあります。
みなの前で自分の目標達成への意気込みや、
仲間たちの支援に対する感謝の気持ちを公言すると、
言いながら感極まってくるようです。
つらい思いを乗り越え、
頑張ってきた人ほど、
涙腺が弱くなるようです。
そういう姿を見た聴衆は、
彼らに共感し、
応援したいという気持ちになります。
頑張っている人を応援したくなるのは、
人間として、
とても当たり前なことですからね。
僕もみなさんの発表を聞きながら、
応援したい気持ちがよりいっそう強くなるのを感じました。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?
あなたは、
自分の目標を公言していますか?
ちょっと恥ずかしいですよね。
公言しても、
出来ないかもしれないですし。
しかし、
聞いたほうは大抵忘れています。
だから、
気にする必要はない。
「エビングハウスの忘却曲線」という記憶に関する研究によると、
人間は覚えたことを20分後に42%、
1時間後に56%、
1日後に74%、
1週間後77%を忘れてしまうそうです。
特に、他人の目標なんて、真っ先に忘れてしまう。
だから「達成できなかったら恥ずかしい」とか思わなくていい。
自分の目標を公言すると、
実行に移しやすく、
達成確率が高くなる。
他人の目は気にしない。
どうせ忘れられるのだから。
これが目標達成のコツなのかも。
応援しています。
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■編集後記
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今日は次男の幼稚園の発表会。
家では超元気、外では慎重派な次男君がどんなパフォーマンスをするのか。
超楽しみです。
中小企業の「New」をサポートする、
レイマック豊田のお試し単発コンサルティング
→https://raymac.jp/consulting/meeting
みなさんこんなことを相談しています。
・新規事業を任されたが、集客できなくて困っている。
・新しい取り組みをしないとジリ貧だが、何から手を付けてよいか分からない。
・コンサルタントとして起業したいが、稼げるかどうか自信がない。
・個人事業の家業を継いだが、ジリ貧状態なのでやり方を変えたい。
・紙・WEB上の販促ツールの作り方・使い方のポイントを教えて欲しい。
2016/12/01
捨てることは、本気を見せること
■どこに絞るのか?
ひとつの分野に絞って、そこに経営資源(ヒト・モノ・カネ)を注ぎ込み、徹底的に磨き上げていくことで競争力が増し、業績は上向く。
言うのは簡単ですが、実際にやろうとすると二の足を踏んでしまう。
今コンサルティングで関わっている会社もそうでした。色々と幅広く事業を行ってきて、成長してきたのですが、業界の流れが変わり、業績が一気に下降してしまいました。
「何でも屋」では生き残れないのは頭では分かっている。しかし、どこに絞り、何の専門家になればいのか決断できない。
絞ることは、他を捨てることですから、この決断は相当に勇気がいることです。
■経営者の重要責務
決断ができないのは、決断をする経験が少ないことも原因としてあります。これは2代目3代目の経営者に多く見られる現象。
業界が好調で、普通にやっていれば売上が伸びていった環境では、ヒリヒリするような、身を削るような決断は必要ありません。だから、決断することに慣れていない。
しかし環境が変われば、方向性を変える決断が必要になる。「慣れていないから」では済まされず、放置しておけば業績は下がるばかりです。
会社をどの方向に進めるのかという決断。これをやらずして、経営者の仕事を全うしていることにはなりません。
逆に言えば、これさえできれば、あとは何もしなくてもいいくらい。それくらい、経営者にとって重要な仕事だと思います。
■本気がファンを生む
どこかに絞って、ひたすらその道に進むこと。それにかける思いが本物であれば、多くの社員、そして顧客をも惹きつけ、ファンを作り出します。
すべてのメニューを一律280円でそろえる焼き鳥店の「鳥貴族」。全国に500店を展開し、業績も好調。さらに1000店の新規出店も視野に入れているそうです。(日本経済新聞2016年4月25日)
外食チェーンの多くが新たな業態に手を広げる中で、鳥貴族は焼き鳥ひと筋をあえて貫いています。
社長の大倉氏は、このことについて、「そのほうが焼き鳥にかける思いを社員に訴えやすいから」と言っています。
絞るということは、経営者の「本気」を見せること。
それが、社員を動かすのだ、ということです。そして、顧客をも惹きつけます。
■自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
どこかに絞るということは、何かを捨てることだから、正直すごく恐いこと。
だから、捨てずに増やし続け、気がついたら何屋なのか分からなくってしまっている・・・。
そうなると、顧客から見ても魅力がないし、社員やスタッフさんの求心力も低下します。
しかもすべてが中途半端になりがちだから、自分自身のストレスもたまる。
自分は何が得意で、何をしている時が充実感を感じるのか?
そして、世の中は(顧客は)どう動いているのか?
この2つ。
そこに答えがあるはず。
応援しています。
(メルマガ「愛される会社の法則」第585号より)
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