2010/11/10
そのためなら、何でもやる
今日は午前中は愛される会社プロジェクトのC会員様とファミレス・ミーティング。
いつもは朝食ミーティングなんですが、イクメン中の僕の都合に合わせて頂いて、少し遅めのスタートになりました。
お客様を喜ばすことにどこまで真剣に取り組めるか、についてディスカッション。気づきがあったようで、とても嬉しく思います。あとは実行あるのみ!です。楽しみにしています。
午後は岐阜へ移動し、株主報告会に出席。クライアント企業様の経営環境について説明させて頂きました。株主様からは含蓄のある、貴重なご意見を頂きました。社長以下、気持ちも新たに再スタートできそうです。
その後、同席した税理士先生の名古屋の事務所へ戻り、新規案件について打ち合わせ。来週からクライアントへコンサルに入る予定です。新しい仕事で、とても楽しみにしています。
不況と少子化で国内市場が縮小する中、どうやって売上を伸ばすか、中小企業の悩みは共通しています。答えは2つ、他社のシェアを奪うか、新市場を開拓するか、です。
どちらも簡単ではありません。でも、やるしかない。
そのために、会社の目的(存在意義)を明確にし、その実現のために可能性のあることは全てやってみる、という姿勢が必要です。
Whatever it takes.(そのためなら、何でもやる)
(by クエンティン・タランティーノ 映画監督)
目的のためにどこまでやれるか?
達成にコミットできるか?
経営者の姿勢が問われています。
やるしかないでしょ?
応援しています!
2010/11/09
「考える」と「行動する」のスキマ
将来に不安を抱えている人は多い。
僕たちは目に見えないもの対して不安を抱く。はっきりしてしまえば、大したことではないと思えることでも、はっきりするまでは、不安に思ってあれこれと考え込んでしまう。
それが人間の習性なのかもしれません。
自分で考えて行動する人は、不安を持つ。
他人に頼ってばかりいる人は、不満を持つ。
自分で考えて行動する人は、チャレンジしている人。チャレンジする時、先は見えない。だから不安に思う。
一方、他人に頼り他人のせいにしている人は、チャレンジしていない人。だから不安は無いかわりに、不満ばかり持っている。
不安、万歳。不満よ、さようなら。
不安な人は、チャレンジしている人だ、と思う。
不安を解消する方法はただ一つ。考えすぎず、なるべく早く行動すること。行動すれば何かが見える。見えてこれば不安は和らぎます。
「考える」ことと「行動する」ことのあいだに、あまり距離を置くべきではない。恐怖や不安といった否定的な感情はこのすきまに繁殖するのである。
(by 植西聰・心理カウンセラー)
よし、明日も行動あるのみ。
頑張りましょう!
応援してます!!
2010/11/06
汚いオフィスでは、恋人に自慢できない
豊田です。
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一昨日、株式会社サンデシカ さんを訪問しました。
社長の石田さんへのインタビューです。
とても気づきと学びの多いお話をたっぷり2時間聴かせて頂きました。その様子はレイマックプレス の12月号に掲載致します。楽しみにお待ちください♪
さて、サンデシカさんは、名古屋本社のベビー用品メーカーで、ただいま急成長中の会社です。ユーザーであるママたちの声を取り入れた開発手法と商品の素晴らしさで、業界でも注目されている存在なのです。
会社の中身も素晴らしいですが、外観やオフィスも素晴らしい。
外観はこんな感じ。
中はこんな感じ。これは社長室です。
この社屋、もともと倉庫だったものをリフォームしたそうです。白を基調にしたとってもおしゃれな外観です。
創業当時、ボロボロだった社屋を子供に指摘された社員の話を聞いた石田社長は、社員が家族に自慢できる社屋にしようと決意し、デザイナーに頼んで素敵なオフィスに変身させたそうです。
現社屋も、すごくカッコイイ。社員が休みの日に彼女をつれて来て自慢げに見せるそうです。
これって、すごく大事なことだと思います。
オフィスがカッコイイ、キレイ、おしゃれだというのは、社員は間違いなく嬉しいです。見栄をはってそんなことにお金を使うんじゃないという意見もありますが、僕は「オフィスのおしゃれ化」には賛成です。
オフィスがおしゃれだから、入社したいという若者はかなり多いはずです。人は見た目から入るのです。採用コンサルティングのワイキューブの安田社長も明言しています。(だからワイキューブは東京の青山にオシャレなオフィスを構えています)
気持ちのいい空間で働けばいいアイデアも浮かぶ、生産性も上がる。お客さんを連れて来たくもなります。(だって彼女を連れて来たいくらいですから!)
採用広告に高いお金を払うくらいなら、その金でリフォームせよ、と僕は薦めます。その方がよっぽど良い人材が採用できる。
社員は、自分が満足して初めて、客に心のこもった応対ができる。
(by 安田佳生・株式会社ワイキューブ社長)

このオシャレなオフィスでサンデシカは魅力的でお客様に支持され続ける商品を次から次へと生み出しています。
働く空間に投資する、ということは経営者にとって重要なことだと、あらためて痛感したのでした。
●追伸
今日、妻が一時退院しました!これで11月中は安静にし、12月に生まれる予定です。イクメン生活も一休みです。
2010/11/05
宝島社が2期連続で増収なわけ
帝国データバンク調べによると、出版社売上高上位10社のうち、2期連続で増収になったのは宝島社1社のみだそうです。(出版業界2009年度決算調査より)
10社のうち、8社は減収という惨憺たる状況の中、宝島社の奮闘ぶりが目立ちます。
宝島社といえば、付録の豪華さで有名。人気ブランドとのコラボ付録企画目当てに雑誌を買う人もとても多いのだとか。
また、本の価格を「値下げ」したことでも、同社は話題になりました。相場より安い価格で雑誌を売るということは業界的にはとても珍しく、その大胆な戦略が新聞で報道されていたことを記憶しています。
これらの戦略は、販売部数を伸ばし、カテゴリーで1位になることを目指したものだそうです。
なぜなら1位になると、広告が取れる。広告主はカテゴリー内で一番売れている雑誌にのみ広告を出したがる。この広告収入を確保することが、雑誌を黒字化させるためにはとても重要なことなのです。
だから宝島社は、豪華な付録をつけ、価格を下げてでも、販売部数を伸ばすことにこだわったわけです。
世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?
(by 蓮舫・国会議員)
1位じゃないとダメなことがある。
広告主を引きつけるため、宝島社は1位にこだわった。その結果、出版不況の中で雑誌を黒字化し、収益をアップさせることに成功している。
狭い分野でいいから、そこで1位になる。
僕たち中小事業者こそ、絶対に取り組むべき重要なことです。
どこで1位になるか、是非考えてみてくださいね。
応援してます!

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2010/11/04
リーガルのネット戦略
革靴大手のリーガルコーポレーションがネット通販に本格的に取り組むと発表しました。

今まで限定的だったネット上の商品ラインナップを、在庫のある全ての商品に拡げるそうです。
リーガルの主要顧客は40~50代。しかしこの層はどんどん高齢化し、購買力は弱くなる。そこで、若者にも顧客層を広げる狙いで、ネット通販を強化する戦略のようです。
靴をネットで買うとなると心配なのがサイズの問題。
自分のサイズを指定して買ったとしても、実際に履いてみたらしっくりこないというのは、靴ではよくあること。
リーガルのネット通販では、消費者のこんな不安を解消すべく、「10回まで無料でサイズ交換ができる」システムにしています。(但し、返品する際の送料は客負担。但し、現在はこの返品送料も無料サービス中)
靴を買うときって、必ず店員さんを呼び、サイズを出してもらってから試着します。当然、試着時も店員さんとマンツーマン状態になっているわけですから、客側からするとちょっと息苦しい感じがします。(店側からするとこのマンツーマン状態が購買を促進するのでしょうけど。)
こういう買い方を嫌う人は一定数いるわけで、とくに最近の若い人は店員さんとのマンツーマンのコミュニケーションを嫌がるのかもしれません。だとすると気楽に部屋で試着して、コーディネートする服を色々変えられる通販は“あり”なんでしょうね。
ネットを最大限活用せよ。たんにサイトの数を増やすような計画ではなく、いかにして事業を変革するかについての計画を提示してもらいたい。
(by ジャック・ウェルチ・GEの元CEO)
ネットの普及で消費者の行動は変わりました。
それにあわせて、事業のあり方も変革しなければなりません。
ネットを最大限活用して、事業を変革していく必要性は、僕たち中小企業者にとっても重要なことです。
やれることから、そしてできるだけ早く取り組んでみましょう。
応援してます!
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