名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2013/04/02

マグロがイワシを鍛えるように

入社式の季節です。

近くの公園では新しいスーツに身を包んだ若者たちが、社会人の初仕事として花見の場所取りをしています。初々しいですね~^^

彼らを見て、当時の自分を思い出します。不安と期待の入り混じった複雑な気持ちで社会に出て行ったあのとき。

なんか、遠い昔のような気がしますが。

さて、僭越ながら、新しく社会に出る人たちに言う事があるとしたら、やはり、

「もまれよ」

ということですかね。

色んな人や出来事にもまれてもまれて、一回ぐちゃぐちゃになったほうがいいですよ。

とにかく、思いっきりぶつかって、社会がどれくらい硬いか、体で知る、ということが大切ですね。

名古屋港水族館のイワシがトルネードを描かなくなったそうです。
それは、天敵がいない安全な場所に慣れてしまったからなのだとか。

イワシ
そこで、緊張感をだすために、イワシの天敵であるクロマグロを投入。

これ、すごいですよね。(イワシはたまったもんじゃありませんが・・)

やはり、敵やライバルがいてこそ、自分が磨かれて、成長する。そしてその姿こそ美しい・・。

新入社員クンをイワシに例えるわけじゃありませんが、やはり適度な緊張感やストレスが、成長を生むんですよね。あまり若いうちから安定を求めると、ちっちゃくまとまってしまいますから。

僕も、会社員時代を経て、起業したとき、ライバルの多さにビックリしました。こんな中で戦わないといけないとは・・と、焦りもしました。

でもその中でもまれたことで、少しは成長したな~と最近思います。まだまだですけどね。

穏やかな環境では質のよい材木は育たない。風が強ければ強いほど、材木は強くなる。(by J・ウィラード・マリオット マリオットホテルチェーンの基礎を築いた人)

J_Willard_Marriott

イワシも材木も人間も、厳しい環境でこそ成長できる。

今、厳しいと感じている皆様。

きっと今、最高に成長している最中です。

応援してます!

【セミナーのお知らせ】

2013年4月24日にセミナーを行ないます。題して、

「愛される会社の作り方」です。
社員から、顧客から、協力会社から、そして地域社会から愛される会社になることが、21世紀の成熟社会で
成長していく必須条件です。愛される会社こそ強い会社です。その愛される会社の作り方を解説いたします。

◎日時:2013年4月24日(水) 19:00~20:45(受付18:30)
◎会場:ウインクあいち 1105会議室
名古屋市中村区名駅4-4-38
◎参加費:3000円(税込み) 但し愛プロ会員は割引または無料
◎定員:30名
お申し込みはこちらのフォームからお願いします。

【お知らせ】
※愛される会社プロジェクトのご入会はこちらから。

ayato skypeS

※執筆者・豊田礼人の抱腹絶倒の起業物語はこちらから

※マーケティング情報ギッシリの無料メルマガに登録する
登録画面へ

※もっとマーケティング・ビジネスモデルの勉強をしたい方は↓
525円から学べる経営情報誌 レイマックプレス

※小冊子が欲しい方はこちらからどうぞ!
https://raymac.jp/book

2013/03/28

レイマックプレスの2013年3月号(通算55号)をリリースしました!

愛される会社プロジェクトの会報誌、レイマックプレスの2013年3月号(通算55号)をリリースしています。今回のコンテンツは、株式会社鬼丸代表取締役、鬼丸正之さんへのインタビュー、顧客情報共有の重要性に関するレポート、人材採用に関するレポー ト、などを掲載しています。このレ イマックプレス購読のお申し込みはこちらから。

55号 鬼丸正之様 20%

2013/03/22

経営者インタビューを続けるわけ

毎月一人の起業家・経営者にインタビューし、レイマックプレスという会報誌に掲載しています。

その会報誌も今月で通算55号。約4年半という時間をかけて55人の起業家・経営者にインタビューしたことになります。

自分でもちょっとびっくりです。

何が大変って、インタビューに応じてくれる人を見つけるのが結構大変

人脈を通じてだったり、交流会に潜入して出会った面白そうな起業家にお願いしたり、新聞や雑誌に出ていた人に手紙を書いてお願いしたり・・と、あの手この手で対象者を見つけ、約束を取り付けるのです

来月の相手が見つからなくて、焦ることも珍しくありません。

僕のインタビューの特長は、その起業家・経営者の幼少時代から遡って聴くことです。

どんな性格の子供だったのか、何をして遊んだのか、親や兄弟とはどんな関係だったのか・・。

幼少のことを聞いていると、現在のお仕事や生き方のベースになっていることが発見できて、これがすごく面白いんです。人間って、小さい頃の環境や親や先生からの影響を強く受けるんだな、と。話しているご本人が、自分で勝手にいろいろと気づいてしまう、ということもよくあるんです。

それから学生時代を経て、社会人になり、何がきっかけで起業したのかに迫ります。

起業の瞬間って、やっぱりいろんなドラマがあります。

人生をかけて勝負するわけですから。

どんなに自信があっても、緻密な計画を立てても、思い通りに行かないことの方が断然多い。

そこで挫折を感じながらも、奥さんや子供、親や友人、先輩や仲間に支えられて、もう一回頑張ってみる。

このプロセスを経て、起業家や経営者は自分というものを見つめ直し、自分が一人ではないことを知り、物事の真実を見極める力をつけ、仕事に没頭し、成長していくのだと感じます。

さて、そんなレイマックプレスの55人目の経営者は、株式会社鬼丸

の鬼丸正之社長。

55号 鬼丸正之様 40%

リーマンショックで売上げが3分の1にまで激減し、過去最高益から一気に大赤字に転落した。

どうすればいいのか分からない。

悩んで悩んで悩みすぎて、夜も寝ているのか起きているのか分からないくらいに朦朧とし続ける毎日。

そんなどん底を味わいながらも、社員と一致団結し、新たな事業を立ち上げた。

給料は2割カット、当然自分の給料も減らした。外食は一切しない生活に切り替えた。

子供たちも1年間お小遣いなし。父の苦しみを見ていた子供たちは、自ら欲しがらなかったという。

そんな努力が徐々に実り、株式会社鬼丸は復活し、テレビの取材を受けるほど注目される企業に。

苦しいときこそ、仲間を信じ、家族を信じ、自分を信じる。(by 鬼丸正之)

さて、毎月こういうインタビューを掲載しているレイマックプレス。

毎月毎月、さまざまな起業家の考え方や実際の行動を繰り返し読んでいると、自分の頭の中に「起業家脳」が養われていきます。

また幼少の頃の話というのは、自分と似ていることも多く、自然にその起業家に感情移入することができます。このことが、起業家脳の育成を後押しします。

何を隠そう、インタビューしている私自身が、最も相手の思考方法や行動に強烈な刺激を受けています。

だから、やめられない(^^;

もうこうなると、ライフワークですね。

今後も、末永く、続けて行きたいと思います。

レイマックプレスを読んでみたいと感じた人は、まずはお試し購読からどうぞ。→無料お試し購読


【お知らせ】
※愛される会社プロジェクトのご入会はこちらから。

ayato skypeS

※執筆者・豊田礼人の抱腹絶倒の起業物語はこちらから

※マーケティング情報ギッシリの無料メルマガに登録する
登録画面へ

※もっとマーケティング・ビジネスモデルの勉強をしたい方は↓
525円から学べる経営情報誌 レイマックプレス

※小冊子が欲しい方はこちらからどうぞ!
https://raymac.jp/book

2013/02/22

レイマックプレスの2013年2月号をリリースしました。

愛される会社プロジェクトの会報誌、レイマックプレスの2013年2月号(通算54号)をリリースしています。今回のコンテンツは、株式会社スモールビジネス紹介センター代表取締役、鬼頭宏昌さんへのインタビュー、グレイトフルデッドのマーケティングに関するビジネスレポート、パワハラに関するのレポート、などを掲載しています。このレ イマックプレス購読のお申し込みはこちらから。

54号 鬼頭宏昌様 SBIC20%

2012/12/16

なぜJAはTPPに反対しているのか?

TPPに反対するJA。TPPに参加すれば国内農業が壊滅すると主張しています。

しかし、反対する最大の理由は農業保護ではなく、稼ぎ頭である共済事業を守るためだという見方が出ています。

JAの共済事業は、一般の保険事業に似ていますが、保険に比べて色々な面で優遇されています。

・保険会社が生命保険と損害保険の兼営を禁じられている一方、共済には兼営規制がない。

・法人税が優遇されている。

・経営破たん時に契約者を保護するための負担を保険会社は義務付けられているのに共済事業者にはない。

・・などなど。

TPPに参加すれば、、稼ぎ頭の共済事業が競争環境にさらされ、利益が減ってしまう・・これがJAの本音なのだ、と言われているのだそうです。(日本経済新聞2012年12月11日より)

本音は違うところにある、ということはよくあります。

先日、コンサル先のお店で、店長と社長を相手にミーティングしていました。

その店長が、僕のアドバイスに対して、反抗的な姿勢で反論してきます。

その反論の根拠がまったく腑に落ちないので不思議に思っていたのですが、その店長の本音は違うとことにあると知って、納得しました。

社長に対する不満です。

社長に対して持っている日頃の不満が、形を変えて僕の方へ飛んできたのです。彼の本音は「自分や店へのアドバイスの前に、この社長を何とかしてくれ!」ということだったのです。

こういう問題は家庭内でも起こります。

母親が子供に対して怒っているとき。

それは、妻の夫に対する怒りが、形を変えて子供に向っている・・。

結局、人間は、言いやすいことを言いやすい相手に言うんですね。

相手の本音はどこにあるのか?

しっかり見極めなくてはいけません。

【お知らせ】
※愛される会社プロジェクトのご入会はこちらから。

ayato skypeS

※執筆者・豊田礼人の抱腹絶倒の起業物語はこちらから

※マーケティング情報ギッシリの無料メルマガに登録する
登録画面へ

※もっとマーケティング・ビジネスモデルの勉強をしたい方は↓
525円から学べる経営情報誌 レイマックプレス

※小冊子が欲しい方はこちらからどうぞ!
https://raymac.jp/book

最近のブログentries

コンサルプランconsulting plan

情報発信information

毎月発行
Raymac press 最新号

レイマックプレス第175号はHAPPINESSFLOWER 代表、尾関勇亮さんにインタビューしています。     『お客さんを笑顔にするのが嬉しい』   &nb……

>> Raymac pressバックナンバー