2012/11/30
レイマックプレスの11月号をリリースしました!
愛される会社プロジェクトの会報誌、レイマックプレスの11月号(通算51号)をリリースしています。今回のコンテンツは、株式会社良間の代表取締役、伊藤隆一さんへのインタビュー、面白法人カヤックの面白い社則に関するビジネスレポート、労働契約法改正についてのレポート、などを掲載しています。このレイマックプレス購読のお申し込みはこちらから。

2012/10/16
ビックロ
先週の金曜日、東京に出張してきました。
行ったついでに、話題になっているスポットを見て来よう、と。
それで立ち寄ったのが、新宿のビックロ。9月下旬にユニクロとビックカメラが組んで出店した新業態店です。
それはそれは素晴らしいゴチャゴチャ感。
というコピーが示すとおり、店内はビックの家電とユニクロの服が、やや神出鬼没的にディスプレイされています。例えば、こんな感じ↓

ユニクロのダウンを着たマネキンが、ダイソンのサイクロン掃除機を手にしてポーズ。
店内すべてこんな感じで、ユニクロの服とビックの家電で、ライフスタイルを提案しています。他には、女性の部屋着やインナーの横に加湿器が並べられているとか。
但し、中にはこんなのも↓

男性用のカジュアルな服売り場に、突如、たこ焼き器が売られています・・・。これはどんなライフスタイルを提案しているのでしょうか^^。でも面白いからいいか、とニヤニヤしてしまいます。
とにかく、まあ、一部ライススタイル提案はあるものの、全体的には何でもあり、という印象。
田舎のスーパーに行くと、野菜売り場の隣にいきなり女性下着が売っていたりしますけど、あのメチャクチャ感をオシャレに編集したのがビックロだ、と言えなくもありません。
階を登るにつれ、ネタが切れてきたのか、斬新なディスプレイはほとんどなくなり、エアコンの前にダウンベスト着たマネキンが唐突に置かれていて「?」な感じもあったり。
あとは、家電量販店のスピリットなのか、ユニクロの服を持った店員が脚立に上って大声で呼び込みをしているのも微笑ましかったです。
発明は組み合わせ。消しゴム付きエンピツを思い出そう。(by 神田昌典)

ビックロは、衣料と家電の組み合わせという発明。誰でも思いつきそうだけど、思いついて、実行することこそが尊い。思いついても実行しなければ、発明は日の目を見ないのです。
ビックロは、大盛況で、ひとまずスタートアップは成功したようです。
ユニクロは「ビックロ大盛況ありがとうキャンペーン」みたいなのを、既存のユニクロ店舗で展開しており商魂たくましい。それさえもキャンペーンのネタにする?という感じで、面白いですね。
発明は組み合わせ。
さて、あなたは何と何を組み合わせますか?
応援しています。
【次回セミナーのお知らせ】
『絶対に理解しておきたい顧客満足の仕組み』
~第22回愛される会社プロジェクトセミナー~
事業を成長させるためには顧客満足こそが最も重要だと言っても過言ではありません。
では、具体的に「何を」「どういう手順で」「どうすれば良いのか」?
このセミナーでは、これらの疑問に丁寧にお答えしていきます。
日時:2012年10月24日(水) 19時~20時45分
会場:ウインクあいち 1004会議室
名古屋市中村区名駅4-4-38
参加費:3000円 愛P会員は割引または無料
定員:30名
【お知らせ】
※愛される会社プロジェクトのご入会はこちらから。

※執筆者・豊田礼人の抱腹絶倒の起業物語はこちらから
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525円から学べる経営情報誌 レイマックプレス
※小冊子が欲しい方はこちらからどうぞ!
https://raymac.jp/book
2012/10/04
ストーリーでお客と同志を引き寄せる
成熟した社会では、モノやサービスが溢れ、どこがどう違うのかがますます分かりにくくなっています。
作り手側は必死に違いを強調するのですが、受け手はその違いがさっぱり分からない。気にもしていないし、そもそも興味がない。
例えばテレビでは洗剤の宣伝をガンガンやっていますが、洗剤売り場に立ったとき、どれもが同じに見えてしまうのは僕だけではないはず。違いが分からないから、消費者は価格を頼りに買うしかない・・。
こういう社会をコモディティ化(日用品化・標準品化)社会と呼びます。
さて、こういう時代においては、経営者のストーリーを語ることで他と区別する、という方法が機能する場合があります。
どんな経緯でこのビジネスをやっているのか?
どんな思いでやっているのか?
どれくらい真剣か?
なぜこの商品を世の中に提供したいと思っているのか?
・・・これらをストーリーとして発信することで、お客様から共感を得て、販売に結びつけることができます。
アクションパワー代表の大津たまみ社長のストーリーをまとめた「ストーリー会社案内」を作らせて頂きました。

大津さんのストーリーから、なぜ今大津さんがこのビジネスをやっているのか?が良く分かります。
このストーリー会社案内、マーケティングツールとしてだけでなく、人材の採用においても役立ちます。採用においては、社長の事業に対する思いが強ければ強いほど、意志を持った能動的な人材が集るのです。
人々を納得させるには2つの方法がある。ひとつは事実や数字に基づいて考えをまとめ、人々を知的な議論に引き込むこと。もうひとつはそれらの考えを軸に感動的なストーリーを作って人々の感情をつかむことで、2つ目のほうがはるかに効果的である。(by ロバート・マッキー 脚本家)

ストーリーで、顧客をつかみ、ストーリーで優秀な社員を引き寄せる。
これがとても重要な時代です。
あなたのストーリーも、誰かを共感させることができます。
それがあなたのビジネスを輝かせ、他との違いを際立たせ、選択する理由を相手に与えます。
応援しています。
【次回セミナーのお知らせ】
『絶対に理解しておきたい顧客満足の仕組み』
~第22回愛される会社プロジェクトセミナー~
事業を成長させるためには顧客満足こそが最も重要だと言っても過言ではありません。
では、具体的に「何を」「どういう手順で」「どうすれば良いのか」?
このセミナーでは、これらの疑問に丁寧にお答えしていきます。
日時:2012年10月24日(水) 19時~20時45分
会場:ウインクあいち 1004会議室
名古屋市中村区名駅4-4-38
参加費:3000円 愛P会員は割引または無料
定員:30名
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2012/08/10
10年前のこと
10年以上前、友人(女性)の結婚披露宴に出席したときのこと。
当時僕は勤めていた上場企業を辞めて、中小企業診断士の資格にチャレンジし、経営コンサルタントになろうともがいている時でした。
まあ、つまりは、プータロー状態。
披露宴に出席するに先立って、「職業」を教えてくださいと言われたのですが、無職と書くわけにもいかないので、えいっと「経営コンサルタント」と書きました。
本当はプーなのに・・。
新郎とはその時に初めて会いました。年齢は同じでしたが、向こうは学生の頃から起業しているようなすごい人。お父様も立派な会社を経営されていて、将来はその会社の後継者になる人でした。キラキラと輝いていました。
一方で僕は無職状態。正直、かなりの差だな~、とひとりで焦ったのを覚えています。
新郎新婦がテーブルに来たとき、僕の肩書きが「経営コンサルタント」になっているのを見て、新郎は「じゃあウチの会社もコンサルしてもらいたいな」と、言いました。
社交辞令だとは分かっていても「よろしくお願いします!」と嬉しそうに言う自分が、なんとなく可笑しかったですね。
あれから10年。
僕は経営コンサルタントとして起業し、多くの経営者と切磋琢磨させて頂き、たくさんの素晴らしい経験をしました。どうやれば成果がでるのかも、だんだんと分かって来ました。
実績も徐々に積みあがり、商工会議所のプロジェクトにコンサルタントとして参加させて頂く仕事も入るようになりました。
愛される会社プロジェクトという会員制のコンサルサービスを始めたり、セミナーを定期開催する活動も始めました。そうやって、何とか事業を軌道に乗せ、ここまでやってきました。
あるとき、件の新郎と再会する機会がありました。それがきっかけでセミナーに参加してくれたり、愛される会社プロジェクトにも入会して頂いたりもしました。
さらに、お父様から引き継いだ会社の決算発表会で、僕に講演をして欲しいと依頼してくださいました。
写真はその時の様子です。

10年前のあの時。まさか、本当にお仕事が頂けるなんて想像すらできませんでした。
お言葉はありがたかったですが、半分以上社交辞令だったはず。
僕自身、経営コンサルティングの仕事をしたいとは思っていましたが、全く自信は無かった。
しかし、挫折を経験しながらも、何とか前を向き、経験を積み上げ、自分の糧にして少しずつ成長してきました。
そして、このたび、こういう機会を頂くことができました。それはそれは、僕にとってとても嬉しい出来事だったのです。
あなたは自分は何かがとても上手に出来ると思おうが、全然出来ないと思おうが、どちらも正しい。(by ヘンリー・フォード)

自分に自信がなくても、やれるはずだと思うことの大切さ。
できると思えばできるし、できないと思えばできない。自分の考え方次第だよ、とフォードさんは言っているんですね。
自分を振り返ると、自信は無かったけど、なんとなくできるイメージはもっていたかな、と思います。
どうせやるなら、できるイメージを持って挑もう。
改めて、そう思った今回の経験でした。
【追伸】
セミナーのお知らせ
「小さな会社こそ、ブランド戦略!!」 ~第21回愛される会社プロジェクトセミナー~
小さな会社ならではのブランド戦略の考え方について、事例を交えて解説します。
■日時:2012年8月28日(火)19時~20時45分
■場所:ウインクあいち1004会議室
■料金:3000円 愛P会員の方は割引、または無料
。
【お知らせ】
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2012/08/03
ワッツビジョンの横井社長にインタビュー。
一昨日は、「愛される手作りタイルメーカー」、ワッツビジョン
の横井社長にインタビューしてきました。

手作りじゃないと出せない風合いのタイルを作っている同社は、いわばオンりーワンの商品を扱う企業。
従業員8人の会社ですが、オンりーワンだからこそ、注文は全国から来るそうです。
その実績を見ると、東山動物園コアラ館、軽井沢プリンスホテル、日本テレビ、早稲田大学など、そうそうたる建築物が並びます。
す、すごくないですか、これ。
さらに同社が注目されているのは、その商品力だけではなく、CSRへの積極的な関わりです。
特に、働きながら子育てできる社内ルールを作ることで、家庭や地域の教育を支えているそうです。
①出勤時間は何時でもOK
②完全歩合制
③子連れ出勤OK
など、とてもユニーク。このルールの下、社員さんたちはイキイキと働いているそうです。
横井社長とたっぷり2時間お話をしたのですが、その優しいお人柄は、まさに教育者の風。
実は、横井社長は、小学校から高校生になるまで、ずっといじめられていたそうです。その時、小学校3年生にして、「将来は絶対に社長になる!」と決意したそうです。社長になれば、周りの人は自分の意見を聞いてくれるはずだ、と横井少年は思ったわけです。
いじめられている子は、自分の気持ちを言うことさえできない・・。これ、悲しすぎませんか?
そして決意どおり社長になった今、横井社長は、いじめ問題や子供の教育問題に対して、積極的に関わり、意見を言います。
そして多くの人がその言葉に耳を傾けています。
会社を経営して、世の中に良い商品を提供し、社員に働く場とやりがいを与え、地域社会の問題にも積極的に取り組む横井社長。
マーケティング3.0の目的は、世界をよりよい場所にすること。(by フィリップ・コトラー)

横井社長率いるワッツビジョンは、まさにコトラー先生のいう「マーケティング3.0」を地でいく企業です。
利益はあくまで手段であり、その目的は、地域を、社会を、世界をよりよい場所にすること。
そういう企業の姿勢が、これからの時代はますます重要になる。
またすごい人に出会ってしまいました。
※詳細はレイマックプレス
の8月号でレポートします。
【追伸】
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■日時:2012年8月28日(火)19時~20時45分
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