2021/05/07
アクセスしやすい人に、オレはなる!!!!!!!!
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。
今回のテーマは、「アクセスしやすい人になる!」です。
◆コンビニ撤退の跡地に新規開業するお店は?
近所のコンビニが閉店し、ビニールシートに覆われて、次に入るお店の工事をしていました。うちの奥さんを始め近隣の住民は、「次はどんなお店ができるんだろう?」と楽しみに待っています。ケーキ屋さんかな?パン屋さんかな?お花屋さんかな?と。
で、完成したのは葬儀屋さん。
もちろん葬儀屋さんも大切なお仕事ですが、うちの奥さんはじめ近隣住民は、期待が外れて軒並みがっかりしたようです。
◆近くの、ちょっといい感じの店
自分が住んでいる近くに、新しいお店が出来ると、近隣住民はワクワクします。その店が「ちょっといい感じ」であれば、さらにワクワクは増す。自分たちの地元が、そのお店によって少し魅力的になる。地元民は誇らしい気分になります。
一般的に、お店や会社のコンセプトを尖らせて、ライバルと差別化したり、ピンポイントのニーズをくみ取る戦略は、我々小さな会社にとってはとても重要です。
その一方で、コンセプトがそれほど尖っていなくても、「近くに」「ちょっといい感じ」であれば、住民は嬉しい気持ちになり、喜んで出かけていくことも、まま、ある。
何が正解なのかを探るのは本当に難しいのですが、結局、「答えはお客さんが知っている」、ということなのだと思います。
◆アクセスの良さで抜きん出る
「近くにある」ということは、アクセスしやすい、ということです。つまり行きやすい。通いやすい。人間だれしも基本的には面倒くさがり屋なので、アクセスの良さというのは大きなアドバンテージになります。
名著「ファイブ・ウェイ・ポジショニング」では、ビジネスにおける重要な5つの要素の1つとして、「アクセスの良さ」が上げられています。(他の要素は「価格」「サービス」「商品」「経験価値」)
著者は同書の中で、「今日、アクセスとは立地というより、消費者が望むときに望む場所で、なるべく邪魔が入らず面倒もなく、企業とやりとりできるようにすることを指す」と述べています。つまり地理的に近いことももちろん、「心理的に近い」ことも大切だ、ということです。
例えば、知っている人や店・会社からは買いやすい。知らないところと比較して少しだけ信用があるからです。ですから友人・知人に対して、自分がどんな仕事をしているのかをきちんと伝えることは、心理的近さというアドバンテージを活用するという意味で、とても重要。
知っている人が、「ちょっといい感じ」に仕事をしていればなおさら、一言声をかけてみたくなるものです。
◆自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
僕たちは、「アクセスしやすい」というメリットを活用しているでしょうか。まず近くの顧客にアピールしているか?見やすい看板を立ててるか?友人・知人にアピールしているか?ホームページやブログなど、分かりやすく、簡単便利に問い合わせしやすくしてあるか?
それからレスポンスの確かさ・速さも大事。メールしても返事がない人、遅い人は、「アクセスしにくい人」。それだけでチャンスを逃します。ターゲットやコンセプトを明確にすることはビジネスの前提として重要。
それに加えて、「ちょっといい感じ」になっているか?近い友人や住民が誇らしく思ってくれるような、いい感じの会社・店・事業になっているか?
アクセスのしやすさは武器になる。さらにちょっといい感じであればなお、よい。
シンプルだけど重要なこと。僕も一度考えてみます。ぜひあなたも。
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2021/04/23
5割の人は「自分を磨かない」
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。
今回のテーマは、「5割の人は『自分を磨かない』」です。
◆勉強しない日本人
日本のビジネスパーソンは勉強不足――。
パーソル総合研究所がまとめたアジア太平洋地域の就業実態調査で、こんな姿が浮き彫りになりました。(日経MJ2019/9/4)
この調査によると、勤務先以外での学習や自己啓発について、日本は「特に何も行っていない」と答えた人が46%で、調査した14か国・地域で最も高かったそうです。2位のニュージーランドと比べて24ポイントも差があるダントツぶり。一方、東南アジアやインド、中国では「特に何もやっていない」は1割未満。日本人ビジネスパーソンの「一人負け」の怠慢ぶりが明らかになってしまいました。
この調査を受けて専門家は、「日本の人材の魅力が乏しくなり、国際競争力の低下が懸念される」と警笛をならします。
◆あなたが気に病むことはない
このニュースを知って、あなたはどう感じましたか?「やばいよ。日本の競争力がますます落ちるよ・・・」と暗い気持ちになりましたか?
はい。そうですよね。僕もまじかよ、と思いました。だってダントツのサボりっぷりですからね。しかしだからといって、こういう社会問題を個人的に気に病んでもしょうがない。
天才数学者ジョン・フォン・ノイマンは「世界で起きている出来事は、あなたの責任ではない」と言いました。自分がやれることは限られている。意識的に社会に対して無責任でいると、
以前よりずっと幸せを感じられるようになる、と物理学者のR・ファインマンも言っています。
つまり、日本のビジネスパーソンが不勉強であることはどうしようもない。あなたが「日本人よ、もっと勉強しよう!」と呼びかけても、大勢は変わらない。このことを気に病んでもしょうがない。無責任でいていい。
それよりも、自分自身がやるべきことに集中した方が何倍もいい。
(追記:新型コロナウイルスの感染拡大についても、心配してひとりで気を病んだところで何も変わりません。世間に向かって「人と会わないで!必ずマスクをして!」と訴えたとしても、人は変わらないし動かない。ひとそれぞれ、そうしない理由がある。人流が止まると困る人もいるので、言い方によっては叩かれたりもする。だからただもう、無駄な心配はしないで、自分ができることを粛々とするしかありません)
◆抜きんでるチャンス
さてさて、日本人のビジネスパーソンが、他国に比べて全然自己研さんしていない。これは嘆くべきことか?いえ、チャンスです。なぜなら、あなたが経営者ならばこれは、あなたのライバル会社の半数は、ほとんど勉強していない社員を抱えている、とも言えるから。あなたがビジネスパーソンならば、周りの人たちの半数は仕事時間以外を遊んで暮らしている、とも言えるから。
ですから、あなたがちょっと社員の意識を「自己研さん」に向けさせることができれば、あるいはあなた自身がちょっとだけ仕事外の時間を勉強に充てれば、たちまち抜きんでることができるはず。
これをチャンスと捉えない手はありません。
◆自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
あなたはプライベートの時間を何に使っていますか?
仕事以外にもいろいろとやることがあるのは誰しも同じ。家族との時間も大事、友人や恋人との時間も大事、趣味の時間も大事、あるいは親の介護で大変な人もたくさんいるでしょう。ダラーっとテレビを見る時間でさえ、心身のバランスを整えるという面では意味があるとも言える。
でもそれは承知の上で、言います。日本の未来はさておき(ここに対しては無責任でOK)、あなたの未来のために、勉強に時間を投資してみよう。少し意識を変えて、時間の使い方を変えて、行動を変えてみよう。
だってライバルの半数は寝ているんです。こんなチャンスはなかなかない。寝ているうちにヌケガケしよう。そーっと。
自分の教育への投資は絶対に無駄にならない、確実な投資案件です。
全部、自分に言っています。笑
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2021/04/09
リアルスタイル鶴田さん。出会った人と、心でつき合う
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。
今回で151人目のインタビューとなりましたが、実は鶴田さんは第1号に登場してただいたんです。あれから12年、すべては鶴田さんから始まったのです。
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2021/03/23
世界平和のために行動できるか?
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。
今回のテーマは【世界平和のために行動できるか?】です。
◆持続可能な開発目標
SDGs(エスディージーズ)という言葉をよく聞くようになりました。「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。
SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。例えば、1.貧困をなくそう、2.飢餓をゼロに、3.すべての人に健康と福祉を・・・というような目標が17個定められています。
端的に言うと、政府や企業は、自分たちの利益を追求するだけでなく、地球規模で世の中の幸福を考えて行動せよ、ということを言っているわけです。
◆食料を捨てる国
例えば、上記の「飢餓をゼロに」という目標に反対する人はいないと思いますが、僕たちの国ではとんでもない量の食糧が廃棄されている事実があります。日本国内に飢餓はないと思いますが、他の国ではそれが起きている。にもかかわらず、日本では食料を大量廃棄している・・・。最近では恵方巻の廃棄の話とかホントひどい。
グローバルに見ればかなりヤバい国ですね。
そういうところを、国として、また企業として、個人として、見直して、ちゃんと取り組んでいこうよ、というのがSDGsの目指すところなのです。
◆捨てないパン屋
広島県にある「ドリアン」というパン屋さんは、「捨てないパン屋」さんとして認知され、お客様から、そして社会から評価されています。このパン屋さんはある時まで、豊富なバリエーションのパンを揃え、お客様の幅広いニーズに応えようとしていたそうです。
しかし、長時間をかけてパンを作っても売れ行きにバラつきがあり、パンが売れ残ってしまう。まだ食べられるのに、食中毒を恐れて捨てざるを得ない。そんな日々に店主は悶々としていたそうです。そしてある時から、パンの種類を4種類にぐっと絞り、本当に売れるパンだけを売れるだけ作るような体制に変えたそうです。これによって長時間労働を無くし、パンを捨てないで済むようになったとか。
捨てない、働かないパン屋の誕生。味はもちろん美味しい。加えて、この「SDGs」な姿勢が広く共感を集めているのです。
◆自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか。
僕たちは、例えばSDGsが唱えるような、グローバルな幸福を実現する社会づくりを意識しているでしょうか。
事業として、会社として、個人として、世界的な幸福の実現に貢献しているか?
うーむ。
利益を出すことは確かに重要だけれども、利益だけを追求している人(会社)は醜い。カッコ良かったベンチャー企業が、成長して事業規模が大きくなるにつれ、租税回避地などを使って税金逃れをしている姿は、ウンザリするほどカッコ悪い。
自分のことだけを考えている人は子供。他人のことも考えられる人は大人。
SDGsなカッコイイ大人になりたいですね。
目指せ世界平和。
僕も頑張ります。ぜひ、あなたも。
応援しています。
2021/03/01
あなたの「本気」が見えたとき
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。
今回のテーマは【あなたの「本気」が見えたとき】です。
◆無いものは買えない
モノやサービスを売ろうとするときに大事なことは、まずそれが「ある」ということです。どんなに良い商品でも、存在していなければ買えません。存在を示すために、「ありますよ」と見えるようにしておくということが、すごく大事です。「ない」ものは買えませんし、検討すらできません。
先日相談に来た起業家は、美容系の教室をやりたいそうで、それに対する思いのたけを僕にしゃべりまくるわけですが、「で、何をいくらで売るの?」と聞くと明確に答えず、別のことをまたグワーッとしゃべり始めるんです。
わかりました。まず、商品を見えるようにしてください。どんなものなのかが分かるように。そしてそれの特長は何か?で、いくらなのか?
まずこれらをしっかり考え、見えるようにしてください、とお願いしました。
◆物理的に見えるようにする
人間って見えないものに対しては、不安を感じるし、理解をしづらいものです。まさに百聞は一見に如かず、ですから。
新規事業や新しいプロジェクトをやるときも同じです。新しいことを始めるとき、先が見えず、最初は不安を感じます。何をどうすれば良いのかわからない。
だからまず「見えるもの」をつくることが、意外と大事です。例えば新規事業やプロジェクトの名前をつけたり、そしてそのロゴマークやキャラクターを作ってみたり、あるいは方向性を表すようなヴィジュアルイメージをつくってみたり。
こうすることで、プロジェクトがグンと前に進むことがあります。
物理的に見えるようにすることで、皆が目標を共有でき、行動に移しやすくなるのです。
◆本気か
見えるようにするときにもう一つ大事なことは、「本気が見えるようにする」、ということです。いい加減に作ったものからは、「本気」はみえません。ゆえに、そこから共感は生まれません。つまり、「見せ方」にも気を配ってほしい。できれば、そこから熱量を感じるような、「本気」が伝わるような、そんな「見える化」をして欲しい。
名刺を自分のプリンターで自作している人が時々いますが、残念な仕上がりになっていることは多いと感じます。そこに本気さが感じられない。だからその人に何かを依頼しようと思わない。
小さなことですが、そういうところで、お客さまを逃している可能性があります。
◆自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか。
僕たちは、商品やサービスを分かりやすく見えるようにしているでしょうか。「説明すれば分かってもらえる」、では遅いんです。
見た瞬間に「分かる」ような商品。そしてその商品を磨き上げているか。本気が伝わるくらいに。
京セラ名誉会長の稲森和夫氏は、精魂込めて商品を作れという意味を込めて、「触れたら手が切れてしまいそうな商品に仕上げなさい」という表現をしました。
手が切れてしまうくらい、ピッカピカでキッレキレの商品。
そういうものじゃなきゃ、売れないよ、と。
第一原則、見えるようにすること。第二原則、キッレキレに磨き上げること。
僕も日々努力します。ぜひあなたも。
応援しています。
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