名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2025/09/26

今期も前年比・目標比ともクリアし、増収増益で締めくくりました。

こんにちは。だんだん日が短くなってきましたね。愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

さて、今日の午前中は髪を切りに行きつけの美容院へ、もう10年くらい担当してもらっている美容師さん。いつも静かに緩やかに、でも割と深く濃い話をして、仕事にプライベートに、心地よい刺激を頂いています。今日は、お互いが共通して好きな編集者さんの存在に気づき、その人の話をいろいろとしました。また、経営者としての視点で仕事に対する考え方を聞いたり、逆に僕がしゃべったりして、何かと学びを得ながら、いつも楽しく髪を切ってもらっています。

 

 

でランチ食べて、午後からは岐阜へ移動。クライアント企業の経営者と毎月の定期戦略ミーティングです。ちょうど決算を終えたばかり、今期も前年比・目標比ともクリアし、増収増益で締めくくりました。決して楽な業界ではありませんが、経営者を中心にいつも顧客視点を忘れず、丁寧な対応と迅速な行動を積み重ねています。、見事、売上・利益とも伸ばすことができました。ほ。

 

 

そして、新しい期の目標や指針を確認し、やるべきことを決めて、新たなスタートを切りました。引き続き顧客視点を忘れず、謙虚さを忘れず、専門家としての誇りを持って、粛々と進んでいきます。

 

 

喜ぶのは一瞬、達成すればすぐに次の現実が目の前に現れ、それに挑んでいかなければなりません。経営って本当に、ゴーイング・コンサーン。事業は継続していきます。

 

 

引き続き、一緒に歩きます。

 

 

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2025/09/24

「これ、やる意味あるの?」と問うネガティブな自分がやろうと思う気持ちを打ち消す

こんにちは。ようやく秋になってホッとしている、愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

今日は午前中はオンラインでミーティングした後、PCワーク。新たな集客の仕組みの資料作りをしていました。

 

 

午後からは、公的な中小企業支援機関からの要請で、事業者さんを訪問。

 

 

なかなか売上が上がらない事業者さんに、先々月から継続的にアドバイスをしています。忙しい中、やれること、かつ効果が出そうなことから優先的に実行してもらい、少しずつ成果も出てきています。

 

 

来月までにやれることをリスト化し、実行スケジュールを決めて、取り組んでもらうことにしました。

 

 

人間って、いくら正しいことであっても、自分が信用していない人間の言うことは聞きません。だからまずはコミュニケーションを丁寧に取り、なぜこの提案をしているのか、どんな効果があるのか、他で成功事例はあるのか、などを一つずつ説明していきます。こういうことを地道に行い、「あ、この人、信用できそうだな。ちょっと聞いてみるか」と思ってもらうことが重要です。

 

 

さらに、信頼関係を築き、仮に「これを実行してみます」と約束してもらったとしても、本当に実行するかどうかはまた、別の話。実行率2割くらいと思っていた方が良いでしょう。それくらい、人間って、実行しないんですよ。

 

 

だから、本当に実行する人はすごい。必ず成果を出しますよね。実行するから、成果が出るのは当たり前なんですけど、でも、これがなかなかできない。

 

 

実行するコツは、あんまり考えないことですよね。直感で「いいな」と思ったら、とりあえず行動することを優先すべきです。考えない。考えていると、不安が出てくるし、疑う気持ちも出てきます。それで、「これ、やる意味あるの?」と問いかけるネガティブな自分が登場し、やろうと思った気持ちを打ち消してしまうわけです。

 

 

今日の事業者さんはどうだろうか。きっとやってくれると思います。次回、楽しみにしています。

 

 

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2025/09/16

悪魔のような契約。ひどい話ですが、残念ながら、あちこちで耳にします。

こんにちは。秋の兆しがようやく見えて喜んでいる、愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人です。

 

 

自分が知らない分野で、かつ専門知識や専門用語がたくさん出てくると、理解が追いつかず、『専門家』を名乗る人の言いなりになってしまい、後悔するということがあります。

 

 

例えば、ネットやデジタル分野に詳しくない起業家が、Webの専門家を名乗るHP制作会社の「集客できるHPは事業の成長に必須ですよ」という言葉の言いなりになって、高額な契約をしてしまう、と言う話はよく聞きます。

 

 

知らないWebの専門用語を並べられ、こちらが分からないのをいいことに話を進め、不利な契約をしてしまう。「月々5万円と少額でHPが作れます」と誘いながら、契約書では5年間縛られることが条件になっており、総額で300万円のお買い物になっている。(資金が潤沢でない起業時に300万円のHPは必要ない)

 

 

さらに、途中で解約する場合は、残額をすべて払う契約になっている。5年間払い終えても、更新しない場合は、HPを閉じることになってしまう・・・という悪魔のような契約。ひどい話ですが、残念ながら、あちこちでよく耳にします。

 

 

事業承継についても同じことが起きています。承継にかかる税金を節約するために、あれこれと専門用語を並べ立て、迷わせる。自分たちには適用できないような成功例を提示して欲求を高め、どうすれば良いか分からないままモヤモヤしている事業者に高額な手付金を払わせ、『私どもに任せれば最もよい方法をご提案しますよ』と誘う。信用できるのか、できないのか、よく分からないまま、考えることに疲れはて、払ってしまう・・・。

 

 

自分が知らないだけで、世の中には知る人ぞ知る「お得情報」があるに違いない、賢い人はそれを手に入れて、賢く生きているのだ、と僕たちは考えてしまう時があります。多少のお金を払ってでもその「お得情報」を手に入れて、自分もそっち側(お得する側)へ行きたいと願うのです。

 

 

「損はしたくない。上手にやっている人がいる中で、自分だけ絶対に損をしたくない!」と考えるのは人間の性であり、分からないでもありません。しかし、世の中、うまい話には裏(落とし穴)があるものだ、と疑う視点も忘れずにいたいのです。

 

 

クリティカルシンキング。つまり、物事の前提や根拠を疑い、客観的に吟味・評価することで、問題の本質を見抜き、論理的で偏りのない結論を導き出す思考法のこと。単なる否定ではなく、多角的な視点から物事を評価し、先入観や思い込みを排除し、主体的な意思決定や問題解決に役立つ、と言われています。

 

 

どんな分野でも、知らないままに契約することだけは要注意。できる限り調べて、他の専門家の意見も聞いて、それでもメリットがありそうならば、進めればよい。そのとき、デメリットも把握し、デメリットについての見解もその専門家にもらっておくこと。

 

 

モヤモヤと迷ったら、クリティカルシンキングで臨むことが重要です。

 

 

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2025/09/10

ミーティングのあと場所を移してパワーランチ。食べながら、いろいろとお話しました

こんにちは。なかなか涼しくならなくて若干疲れ気味の、愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

さて、今日は午前中からクライアントへ訪問。定期的な訪問で、経営数値をチェックした後、経営陣とミーティング。

 

 

緊急案件があったので、それについて協議。その後、場所を移してパワーランチ。食べながら、いろいろとお話しました。

 

 

会社組織って、雇う側と雇われる側が雇用契約を交わし、その契約条件にお互い合意したうえで、協力しながら働くきます。前提として、労働基準法など労働に関する法律を遵守することは言うまでもありません。

 

 

しかし、契約や法律に則っていればうまくいくかと言えばそうではないのが難しいところ。それ以外の、共通の目的を持つとか、組織へ貢献する意欲があることとか、また多様な考え方や背景をもつ個人が理解しあって協働するために、十分なコミュニケーションを取ること、などが重要になってきます。

 

 

人間って、大した理由もなく、相手を誤解してしまうことがあるので、意識的にコミュニケーションを取り、組織がどこを目指しているのかを確認し合うことは欠かせません。どこに向かっているのかを理解していれば、自分が今何をすべきかも分かるはず。経営者とマネジメント層は、この、「組織がどこを目指しているのか」を何度も何度も繰り返し社員に伝えていくことがすごく重要なんじゃないかな、と思います。

 

 

人間って、人の言うことを基本的に半分くらいしか聞いていないし、聞いたとしてもすぐ忘れます。だから、シンプルに、分かりやすい言葉で、何度も繰り返すことって、結構大事です。

 

 

そして目的や目標に対して自分がどのように貢献できるかを考えなければなりません。貢献していない人が、何を言っても、何をやっても、仲良しグループの中心メンバーだったとしても、組織では生きていけません。

 

 

組織って、意識的に方向づけて、せっせと世話を焼き、育てていかないと、すぐにギクシャクしたりしちゃいますからね。ポイントは、共通目的、貢献意欲、コミュニケーションです。

 

 

明日もがんばろう。

 

 

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2025/09/09

僕のコンサル独立日記(4)~2ステップ起業で収入は安定したが、心の中は不安定

コンサル独立日記(3)から続く。

 

 

 

最初にコンサル契約をした中堅企業での仕事は順調でした。経営幹部と常にディスカッションし、現状を把握し、次にやるべきことを決めて実行を後押する―――それを繰り返す。社員さんたちとの関係も良好で、会社は良い方向に向かって進んでいる感触がありました。

 

 

 

一方、元々勤務していた人材会社では、週の半分出勤し、営業の仕事と経理・総務の仕事もするというスタイルになり、こちらも順調。営業の仕事は顧客と人材とのコミュニケーションを密にし、問題の芽を早い段階で摘むことに注力、営業成績も良好に推移しました。

 

 

 

経理・総務の仕事は、年間~月間~週間の業務を一覧化・マニュアル化し、後輩社員と共有することで回していました。社長をはじめ、同僚・後輩のみんなにはとても好意的にこの働き方を受け入れてもらえて、本当に感謝しています。

 

 

 

安定した企業や組織を辞めて、収入をゼロにして、どうなるか分からない起業という道を選ぶということは、とてもリスキーです。若い人ならそういう生き方もOKかもですが、30代後半となり、養う家族がいての起業では、自分のわがままに家族を巻き込んでしまう恐れもあるので、慎重な判断が必要です。

 

 

 

特に住宅ローンを抱えていると、もし返済が滞り、借金まみれになり、自宅を手放すことになったらどうしよう、家族が路頭に迷ったらどうしよう、最悪、一家離散状態になったらどうしよう・・・という不安が渦巻きます。「住宅ローンの縛りが日本の開業率を下げているのではないか」と指摘する専門家もいますが、まったく、その通りだと思います。

 

 

 

僕も、妻・子供・住宅ローンがあったので、それらを抱えたまま、未経験の経営コンサルティングという仕事で起業することは、とんでもない暴挙なんじゃないか、と逡巡しました。この暴挙を覚悟で辞表を出したのですが、幸運にもその後、奇跡の大型コンサル案件の受注があり、元勤務先社長との和解によって、ソフトランディングの態勢が整いました。僕は、思いがけず履くことになった二足の草鞋によって、助けられたのです。

 

 

 

僕の仕事人生は、大企業→中小企業→起業、という順番に進んでいきました。大企業→起業ではなく、一旦中小企業を挟んだことが、振り返るととても良かったと思います。中小企業だからこそ、経営者と近く、「半分独立、半分起業」というわがままな働き方が認められました。大企業ではこうはいかなかったでしょう。このやり方を密かに「2ステップ起業」と呼んで、40代以降の起業志望者には勧めています。

 

 

 

2ステップ起業によって、半分の安定収入を得ながら、半分の時間を使ってコンサル事業に邁進する体制が整いました。収入も安定し、むしろサラリーマンのみの時よりも増えました。子育て中の妻も、安心してくれました。

 

 

 

しかし、僕の心の中は少し違いました。初回としては大きな契約を獲得することができ、はたからは順調にスタートを切ったように見えましたが、実力が足りないことは自分が一番よく分かっています。「この契約が終わってしまったらどうしよう?」という不安に心は支配され、そのストレスに常にさらされていました。

 

 

 

念願のコンサルとしての起業を果たし、収入も想像以上に安定していた一方で、僕の心の中は不安で不安で、ストレスいっぱいだったのです。

 

 

コンサル独立日記(4)終わり。(5)へ続く。(1)から読む。

 

 

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