2025/05/29
8年ぶりの再会を呼んだのは、週末の料理だった
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。
最近、毎週末の夜は僕が晩ごはんを作ったりしています。始めてからもう3~4年以上が経ち、完全に習慣化しました。というより、楽しくてすっかりハマってる感じです(笑)。家族が「おいしいね」と言ってくれるのが単純に嬉しいし、少しずつ料理の腕が上がっていくのも面白い。それに、料理の話をきっかけに夫婦の会話が増えたのも、良きこと。
そして、作った料理の写真をSNSに投稿して、「いいね!」がつくのも…自己承認欲求が満たされます(笑)。
■料理の写真が仕事を呼んだ、あの時
実は3年ほど前、こんなことがありました。当時、Facebookに日々の料理写真を投稿していたのですが、それをきっかけに、8年ぶりに連絡をくれた方がいたんです。そして、そのままお仕事につながりました。
その方は、かつて立ち上げた事業が大きく成長し、新たに次の事業を構想しているとのこと。相談相手として僕の顔が浮かび、声をかけてくれたんです。なぜ僕のことを思い出したかというと…タイムラインに流れてきた料理の投稿が目に留まり、「あ、豊田さん元気そうだな」と思い出してくれたそうです(笑)。
実はその方、8年前に僕が『レイマックプレス』という会報誌でインタビューしたとき、「ワクワクする仕事がしたい」と話していて。その時の記事を思い出し、「最近、自分はワクワクしていないな」と気づいたそうなんです。そこから「やっぱりあのときみたいに、ワクワクする事業をやりたい」と思い、僕にプランを見てもらいたい、そして初心を思い出させてくれたお礼が言いたい…という気持ちで連絡をくれたとのことです。嬉しいですね~。
そう、あのとき僕が投稿していた料理写真が、静かに営業してくれていたんです(笑)。
■お客様を「思い出させる」
さて、「最近、あのお客様来ないな…」と思ったこと、ありませんか?リピートがない理由は、不満があったからではなく、ただ「あなたのことを忘れている」──たださおれだけかもしれません。
自分が相手を覚えていても、お客様側は忙しい日々のなかで、つい忘れてしまっている。むしろ、忘れていると考えるのが自然かも。みなさん、仕事や家庭で日々目まぐるしく過ごしていますから。自分が人生に必死なのと同じく、お客様も自身の人生に忙しいのです。
嫌われたわけじゃない。ただ、思い出すきっかけがないだけ。だからこそ、自分の存在を思い出してもらえるように、「発信」をしておくことが大事なんです。もしかすると、あなたの何気ない趣味の投稿が、しばらく疎遠だったお客様を呼び戻すきっかけになるかもしれません。
■自分レベルで、できることを
自分レベルではいかがでしょうか?最近来なくなったお客様に向けて、なにか行動していますか?
「あの人、最近見かけないな」と思うお客様も、実はただ忘れているだけかもしれません。ほんの小さなきっかけで、またご縁が戻る可能性は十分にあります。BtoBであれば、担当者が異動しているケースもあります。以前の担当者を追いかけてみたり、新しい担当者を紹介してもらったりするのもひとつの方法です。
メールで反応がないお客様に、紙のDMやお手紙を送ると反応が取れる場合があります。あなたのことを全く知らない新規顧客から買ってもらうよりも、すでにあなたのことを知っている既存客から買ってもらう方が易しい。
易しいことをきっちりと実行する。難しいことは粘り強くコツコツと。
ぜひ、やってみてください。応援しています。
※メルマガ756号より、一部加工。
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