名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2025/03/08

売れる起業の第一歩。商品を見せ、価格をつけよう!【前編】

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

起業したいという人の相談を時々受けます。彼らは「起業したいのだけれど、何から手を付けてよいのか分かりません。何をどうすれば起業できるのか、教えてほしい」と言います。

 

 

 

 

 

 

さらに話を聞いていくと、商工会議所などの公的機関が主催する起業塾などには参加したことがあり、その分厚いテキストを見せてくれたりもします。テキストには会社設立に関する法的な手続きのことや、財務や会計のことや銀行融資の方法などが細かく説明してあります。はっきり言って難しすぎるし、こんなことは起業においてそれほど重要ではない、と感じる部分もありますが、彼らは「起業する前に、起業のことをちゃんと勉強しなくちゃ!」と焦ってそれらを必死に読んでいるのです。

 

 

そこで「どんな事業を考えているのですか?」と聞くと、何となくのイメージは話すものの、漠然としていて、事業の輪郭がハッキリしないことも多いのですね。

 

 

 

どんな事業をやるにしても、売ろうとする商品・サービスが無ければ始まりません。何も売らずにビジネスは成り立たないので、何か売るものがあるはずです。まずその商品・サービスを見えるようにし、それがいくらなのか、値札を付ける必要があります。世の中の多くのビジネスはすべからくまず、そうなっています。

 

 

 

例えば私たちが町を歩いていて、店先にあなた好みの感じのいいジャケットがつるしてあったとします。もし時間的な余裕があったとしたら、あなたは立ち止まり、そのジャケット少し触って、生地の感じを確かめるかもしれません。悪くなければ、おそらくあなたは、さりげなく値札を見るでしょう。価格が自分の予想から大きく逸脱していなければ、あなたはサイズを確認し、店員さんに声をかけ、そのジャケットを試着してみるかもしれません。

 

 

店員さんとあれこれ話し、購買への意欲をさらに高め、あなたの購買意思決定に影響を与える人の顔(例えば妻の)を思い出すかもしれません。そして、状況が整えば(例えば妻の許しが得られれば)めでたくそのジャケットを購入する・・・。

 

 

さて、このアパレルショップは見事にあなたにジャケットを販売することに成功したわけですが、事業というのは、こういう商品・サービスを1個1個販売することを積み重ねて成り立っています。商品があって、買いたいというお客様がいて、その人が実際に買ってくれないと、どんな事業も、どんな大企業も行き詰ります。

 

 

財務会計のことに詳しかろうが、銀行融資に詳しかろうが、組織マネジメントの成功事例を知っていようが、とにかく、売れなければ、それらは何の意味も持ちません。店頭(つまり見えるところに)に商品をならべてお客様から見えるようにし、触れるようにし、価格をつけておく。これを「パッケージ化する」といいますが、こうすることでお客様はその商品の存在に気づき、購入しようかどうかを検討することができます。商品がなく、価格が分からなければ、お客は検討のしようがありません。

 

 

言ってしまえば当たり前のことなんですが、起業や新規事業をやり始める際に、このことが置き去りにされているケースによく出会います。

 

 

商品・サービスを見えるように、できれば触れるようにし、価格をつけておく。サービスのように形がないものについては、体験できるようにしておくこと」。これが、起業する際において、最も重要なことで、最も優先すべきことです。

 

 

例えば、相談に来た起業希望者の方が、自分の商品を見せ、価格がつけていれば、少なくとも僕は「自分だったらこれを買うか?」と具体的に検討することができます。そうすれば具体的な感想をいうこともできるし、もし本当に良いものだったとしたらその場で買うことだってあり得ます。

 

 

「パッケージ化」してあれば、それを見せることでどんどん有用な情報が集まり、どこを改善すれば良いか、次に何をすれば良いかが分かります。逆に言えばこれをやらなければ、事業は間違った方へ気づかないままどんどん進んでいってしまい、体制は整っているものの、まったく売れない商品がぽつんとある、という状態になってしまいます。

 

 

(後編へ続く)

 

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2025/03/04

これからの未来を応援しあえる関係を持てる幸せ

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

今日は公的機関(愛知県よろず支援拠点)での相談業務。今期でこの任務を終えると宣言しているので、別れを惜しんで(?)、以前の関係者でありお客様でもある人たちが会いに来てくれました。

 

 

ありがたいことに「豊田さんのファンです」と言ってくれる人たちもいて、以前から応援してくれています。

 

 

お互いの仕事のことやそれ以外のことについて情報交換し、現在取り組んでいることや未来のことについて話しました。自分の道でコツコツと誠実に頑張っている人の話は魅力的ですね。

 

 

僕も頑張ろうと、意を新たにする機会となりました。忙しい中会いに来てくれて、本当に嬉しかったです。

 

 

独立してコンサル業を始めて15年を超えますが、その目的はクライアントを喜ばすことと、自分が生きるお金を稼ぐことが中心になるわけですが、ずっとやってきて思うのは、自分と通じ合う人たちと出会い、しょっちゅう会うわけではないけど、たまに会って意見を交わし、お互いの成長の糧になるような時間を過ごし、これからの未来を応援しあえる関係を持てるってことは本当に貴重なことだ、ということ。

 

 

生きるうえで、このことって他の何にも代えがたい、重要なことですよね。

 

 

今日もバリューを出せたかな。

 

 

お疲れさまでした。

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2025/02/27

お菓子とコーヒーを頂きながら、和やかムードですすむミーティング

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

今日は岐阜県のクライアントに訪問し、経営ミーティング。月に一度、前月を振り返り、目標や前年とのギャップを測り、できていることとできていないことを整理してTODOをリスト化しました。

 

 

いつもお菓子とコーヒーを出して頂き、和やかムードですすむミーティング。脳みそが柔らかく動き、アイデアも出てきます。いつも楽しくやらせてもらっています。

 

 

夕暮れの岐阜の山々を見ながら帰途へ。旅行行きたいな~と思ったり。

 

 

春が待ち遠しいですね。

 

 

今日もバリューを出せたかな。

 

 

お疲れさまでした。

 

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2025/02/26

何度会っても飽きない、繰り返し逢いたくなる「一流の人」

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

午前中はクライアント企業に訪問。社長とマンツーで戦略ミーティング。目の前のこと、将来のこと、いろいろと話しました。

 

 

 

まずある商材の引き合いが順調に増えていること。大手企業からも関心を持たれていることが分析ツールによって明らかになりました。今後はサイトリニューアルを図り、さらなる売上アップを目指していきます。担当者も交えて意見交換し、目標を共有しました。

 

 

 

また、現在社員のメンタル面のサポートを強化し、エンゲージメントを高める取り組みをしています。それで社長と社員さんの1on1ミーティングをしてもらうことになり、随時実行しています。そうすると、話したいことが話せてスッキリする社員さんや、話すことによって新たな気づきを得る社員さん、また承認してくれる上司に感極まって涙する社員さんが出るなど、かなり良い反応が得られています。

 

 

 

面談する側の社長も大変ですが、組織が良い方向に進んでいることは実感でき、それがモチベーションになり、意を新たに続けていくことを確認しました。

 

 

 

夜は社長と飲みミーティング。だいたい2か月に1度のペースでやっています。いつもの店で乾杯。赤星の瓶ビールが定番です。メニューはどれも美味しくて、いつ行っても満席。知る人ぞ知る、名古屋の人気店にしてもはや名店ですね。

 

 

 

 

 

接客もナチュラルで心地よく、何度行っても飽きません。「繰り返しに耐えられる店」というのは一流の証。人も同じで、一流の人には何度でも繰り返し逢いたくなりますもんね。その社長も間違いなく「一流の人」です。

 

 

自分も、何度会っても飽きない、繰り返し逢いたくなる「一流の人」になるべく、おのれを磨いていかないといけません。

 

 

今日はバリューを出せたかな。

 

 

お疲れっした。

 

 

 

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2025/02/23

クライアントの社長が劇団を立ち上げ、第1回公演をやった話

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

クライアントの社長が劇団を立ち上げ、第1回公演をするというので、見に行ってきました。

 

 

 

その社長は僕より少し年下の同世代(50代半ば)。前からやりたいと思っていたのか、ある時から急に演劇スクールに通い始め、舞台デビューすると同時に脚本を書き始め、その後周辺の仲間と劇団「はぴえん堂」を結成し、会社経営のかたわら演劇活動をグイグイとやり始めたのです。

 

 

 

今日は短編2本と長編1本の3本立ての舞台。そのすべての脚本を彼が書いたそうです。そのあふれ出る創作意欲にビックリしました。

 

 

 

会場は狭いながらも満員御礼で、立ち見が出るほど盛況。彼は脚本のほかに、小道具を作り、舞台を整え、客を招き入れ、演じ、そして挨拶をし、フルスロットルの活躍でした。内容に引き込まれ、また考えさせらえるメッセージがあったり、アーティストの生演奏があったりで、充実したものでした。

#はぴえん堂

 

 

あれをゼロから作り上げるパワーってすごいな。人間ってやりたいことがあるなら何歳であっても関係なく、やれるんだな、走れるんだな、これは本当にすごいことだし、見習わないといけないな、と感じた夜でした。

 

 

終演後は、余韻に浸りながら、岐阜の町をブラブラしました。よさげなお店がたくさんありますよ。

 

 

 

 

 

今日もお疲れさまでした。

 

 

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