名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2009/10/20

売れすぎて販売休止になったみそ汁

永谷園は「一杯でじじみ70個分のちから みそ汁」が、売れすぎて販売を一時休止すると発表しました。

今日の日経新聞の下のほうに、「お知らせ」として永谷園が小さな記事広告を出しているのを発見して知りました。

当初の販売計画を大きく上回り、供給が間に合わない状態が続いております

こんな内容の広告が出せる企業、最近では珍しいですよね。こういう事実を知ると是非飲んでみたいと思うのが消費者心理。非常に気になる商品です。こうやってクチコミも発生しますしね。

こ のみそ汁がヒットした理由は色々とあると思いますが、まずネーミングがいいですね。ネーミングに数字が入っている食料品って他にありましたっけ?数字で説 明されるとなぜか納得してしまいます。何に納得するのか分かりませんが笑、なぜかインパクトがあって、引き付けられんですよね。

それからネームの前に、

「お酒好きのお父さんに」

とターゲットを明確に唄っちゃってます。買うのは主婦でしょうが、「ウチのお父さんお酒飲むから、いいかも」
と購買時点でイメージしやすいのでしょう。これ、ものすごく重要なんですよね。

①ネーミングに数字を入れる
②ズバリ、ターゲットを唄う

自社商品・サービスのネーミング&キャッチコピーのヒントになりそうですね。

豊田のホームページはこちら

2009/10/16

お待たせしました。10月のカッコイイ兄貴です。

10月15日発行のレイマックプレスは、大阪ヘラクレス上場企業、時計・インテリア雑貨などを製造販売する株式会社イデアインターナショナルの橋本社長のインタビュー記事を掲載します。

凄腕営業マンだった橋本氏が、実家の債務整理を経て起業し、どうやって会社を上場するまでに成長させることができたのかに迫っています。また、中小企業が成長するための最重要ポイントについても語っていただきました。

このブログでは、そのインタビューの一部をご紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・

―将来の職業については何か考えていたんですか?

深く考えていませんでした。実家がホテルや結婚式場などをやっていたのでいずれそれを手伝うのかな、と。とりあえず就職活動して旅行会社に内定をもらいました。旅行会社に入れば、旅行ができるから面白いぞという単純な理由で。

―それが一転、キヤノン販売に入社することになるんですよね?

そうです。その年の夏休みに大分に帰ったときに、実家のホテルでキヤノンの九州支店長が宴会に出席されており、僕の母親は女将なので、「来年うちの息子も就職なんですよ」とその支店長に話したら「一度その息子さんを連れてきなさい」ということになりまして。「でも旅行会社から内定もらっている」、と母親に言うと「私の顔を立てろ」と(笑)。仕方ないのでとりあえずお会いして、丁重にお断りしたんです。お会いした後にキャノン販売という会社を調べたら、完全週休二日制をいち早く取り入れた企業で、給与水準も高い。それに営業主体にやっている企業ですので、営業スキルを身につけられる。これはいいかもしれないな、と思い直しました。

―それでキャノン販売に入ることにしたんですね。

そうです。「すみません、やっぱり受けます」と連絡を入れて、東京で受けまして、入社が決まりました。いずれ自分で事業をやるかもしれないから、営業は重要だと思っていました。中小零細企業において、経営に必要な要素って色々ありますが、やっぱり営業ができなくちゃダメでしょという思いがありました。売れないものでも売ってくるくらいの営業力があれば恐いものないだろうと。それでキヤノン販売に入って営業力をつけようと思ったわけです。

―実際に営業をやってみていかがでしたか?

最初は大変でしたね。ノルマもあったし、他社との競争も激しかった。それでも色々と工夫しながら自分のスタイルを確立していきました。営業として力もつけ、トップ営業にも十数回なりました。

―営業で成功するためのコツって何でしょうか?

・・・・・・・・・・・・

ここまで!ここまでです。すみません。

続きをお読みになりたい方は、是非愛される会社プロジェクトにお申込みください。(すみません)

愛される会社プロジェクトはこちらから

2009/10/14

またスゴイ人、見つけました。

今日は中村ワークスの中村社長にインタビューしてきました。

中村ワークスさんはマーケティング力に優れ、お客様を次から次へと獲得している岐阜の屋根・外壁工事会社です。お客様が集まるホームページの作り方は、とても参考になります。もちろん工事の腕も一級ですよ。中村ワークスHP

とても気さくにインタビューに応じて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました。1時間半の予定が3時間くらいお邪魔しちゃいました。中村社長、お忙しい中すみません。

実績に裏付けられたビジネスのお話、マーケティングのお話はとても説得力があり、興奮しました。コラボしましょうよ、のお言葉、嬉しかったです。

仕事が上手くいくコツは?の質問に、

「△△することじゃないですか?」と一言。シンプルですが、真実を突いています。

このインタビューの模様は、レイマックプレスの11月号に掲載予定です。お楽しみに~♪

2009/10/03

15万円の商品を890円で売る方法

最近テレビでよく見るのがゼロ戦模型のCMです。いわゆるパートワークという商品で日本語で言うと分冊百科。

この商品はアシェット・コレクションズ・ジャパン(hachette Collections Japan)というフランスに親会社を持つ会社が出しています。

パートワークで有名なのはディアゴスティーニですね。こちらはイタリアが発祥。マルコポーロの「東方見聞録」のイタリア語訳版をパートワークとして発売した会社だそうです。

パートワークは、特定のテーマを扱った雑誌を「週刊ホニャララ」のタイトルで週刊または隔週刊として発行、創刊号から最終号までを全て揃えるとひとつの専門書が完成するというものですが、歴史は古いんですね。

創 刊号は790円とか格安にして、2回目からは定価販売する方法が主流です。ディ社の「ハーレーダビッドソン」シリーズは、創刊号890円、2号~89号 (最終号)は1790円で、トータルで158,410円です。毎週プラモデルのパーツと解説書が送られてきて、89週間で完成するそうです。根気が要りますね~。

ハーレー好きな友人がCMに惹かれて申し込んだところ、創刊号はタイヤと燃料タンクがコロリと送られてきたそうです(笑)。トータル金額を計算して一気にテンションが下がった友人はすぐに解約したそうです。

支払い方法は、月々クレジットカードからの引き落としか、銀行引き落としのいずれかです。
一括払いはダメで、月々の分割払いが原則になっているようです。

パートワーク会社としては、

①大量のCMと創刊号の価格を劇的に安くすることで購入のきっかけを作り、
(客の気持ち:興味ある内容だし、安いから試しにちょっと買ってみよう)

②月々の分割払いで経済的負担を軽減させ、
(客の気持ち:毎月の小遣いで賄えるな。飽きたら途中解約すればいいし)

③解約手続をすることの心理的煩雑さを利用して継続を維持する
(客の気持ち:飽きてきたけど、解約手続するのも面倒くさいな。もう少し様子をみよう)

という感じで、お客さんを獲得し、継続させているのだと思います。

今、 これだけパートワーク商品が溢れているのは、消費者が持つ知的好奇心の高まりと、少しずつ作り上げていくことによって得られる達成感に飢えているからで しょうか?また定年を迎えて時間とお金に余裕のある団塊世代向けの商品として支持されている面もあると思います。商品ラインナップを見てもそこを狙ってい ますよね。

このパートワークのビジネスモデル、我々のビジネスへのヒントもたくさんありそうです。

2009/09/30

任せると、新入社員も結構やります。

レイマックプレスの9月号をリリースしています。今回で第13号です。

今回のメインコンテンツは、PDエアロススペースの緒川社長へのイ ンタビューです。このブログでも何度か紹介していますが、宇宙への熱い気持ちがビシビシ伝わる楽しいインタビューでした。サブコンテンツでは、経営者も政 治家も、リーダー職にある人の説明能力の必要性について書いています。

さて、昨日は朝は愛P会員さんと朝のミーティングをしました。今度仕掛ける折込チラシの内容についての打ち合わせ。ターゲット設定を明確化する方向性でアドバイスしました。

午 後からは岐阜のクライアントの会議に出席。社員主導で動かしている3つのプロジェクトの進捗を確認しました。プロジェクトのリーダーを社員さんに任せる と、仕事への取り組み方も変わってきます。特に新入社員の成長スピードの速さには目を見張るものがあります。やはり、主体性を持って仕事をするということ は非常に重要だと思いました。

岐阜経済もなかなか厳しいですが、年末に向けてなんとか頑張りたいですね。

夜7時半頃まで打ち合わせ、名古屋へ戻りました。

報道ステーションに民主党の菅さんが出ていましたが、イマイチ話のキレが悪いですね。民主党の閣僚たちは政治家っぽくないところが良かったのですが、昨日の菅さんは政治家っぽくて・・・。

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