名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2010/03/21

セミコン名古屋、で過ごした1日。

昨日(3月20日)は「セミナーコンテスト(セミコン)名古屋」にオブザーバーとして参加しました。

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セミコンとは、セミナー講師初心者が、10分間のセミナーを聴衆の前で行い、順位を競うものです。今回は6人の勇者がエントリーしました。

僕は2008年の名古屋大会で優勝、グランプリ大会で3位を頂き、そのご縁で今回も見学させて頂きました。主催者の立石剛さんは、「自分ブランドプロデューサー」として京都を拠点に全国でセミナー講師をされている方です。出版もされていらっしゃって、今アゲアゲな人です。とても親切で温かい人で、色々気にかけて頂いております。

今回の優勝者は原田浩史さん。「物事を続けるには仕組みが大事」というテーマで、とても面白かったです、納得の優勝でした。懇親会で少しお話をさせて頂きました。楽しかったです。

準優勝は、岩瀬サニーさんで、病知らずの体を作るための食事について、でした。岩瀬さんとは以前、ある会で知り合って、「セミコン出てみたら?」とお誘いしたことがありました。今回、思い切っての出場で準優勝、良かったですね!!

3位は、税理士の有須さん。「トラブル対応の秘訣」は、実体験に基づいていて、なるほど!と思わずひざを打つ内容でした。表情を変えずのボケぶりで会場を暖かい笑いに包んでくれました。有須さん、僕のHPを読んでいてくれていたみたいで、ありがとうございました!

セミコンにはコメンテーターの方がいて、プレゼン内容にコメントをつけてくれます。これも見所の一つです。

そのコメンテーター、ミュゼの斉藤さんは、切れ味鋭いコメント連発の「女王」で、いつもハッとさせられます。勉強になります。懇親会でアドバイスというか、軽く相談に乗ってもらいました。ありがとうございます!これから社長業、頑張ってくださいね。

それから中小企業診断士の武藤先生のコメントも、温かく、時に鋭く、さすが!な感じでした。僕の大学の先輩だということも判明。今後ともよろしくお願いします。

コメンテーター3人目、フリーアナウンサーの生田サリーさんは、会場を幸せな空気で包む、なんとも魅力的な人。やさしく励ましたり、爆笑したり、とても楽しそうにコメントされていました。立石さんの出版記念講演会のときにお会いして以来でしたが、変わらず元気で、僕も元気をもらいました。

あと、司会の春藤さんは、初々しくも誠実な司会っプリがGOODでした。司会が頑張ると、皆、頑張る。

懇親会で前に座った田村康子さんは、フリーのライターさん。某有名誌に書いているそうです。「人を惹き付けられる文章を書くコツは何ですか?!」とか、質問をあびせちゃいました。すみません。でも、やさしく色々教えてくださいました。ありがとうございます!!

村エモンさんこと村上俊洋さんは、セミコン大阪優勝&グランプリ準優勝の方。セミナーを受注する方法について、裏ワザを教えていただきました。さっそくやってみます。ありがとうございました!

それから、運営スタッフのドラゴンだいちゃん、臼井良介さん、新田さんお疲れ様でした。
あまりお話できませんでしたが、会社を経営されている温かそうな山田社長もありがとうございました。

たくさんの出会いと学びのある1日でした。

2010/03/19

【第7回勉強会のお知らせ】4月14日に名古屋で勉強会をやります。        【終了しました】

第7回の勉強会を下記の通り開催いたします。
どなたでも参加できますの、お気軽にお申込みください。

日時2010年4月14日(水)19:00~20:45(18:30受付)(終了しました)
場所愛知県産業労働センター ウインクあいち
1110会議室 名古屋市中村区名駅4-4-38
料金:2000円(税込み)、但し愛P会員は無料
テーマ:「発見!20人の経営者インタビューから見えた成長する人の共通項」

2010/03/11

営業利益率50% 驚異のフリーミアム

料理レシピサイトを運営するクックパッドの業績が絶好調です。

こ のサイト、色々なアイデア料理のレシピが見られることはもちろん、料理好きな人は自分オリジナルのレシピを投稿することができます。サイトに訪れた人は、 たくさんのレシピの中からおいしそうな料理を選んで、今晩のおかずのネタを探せます。これ、すべて無料で投稿も閲覧もできます。写真は「絶品ホタテのあん かけチャーハン」です。美味しそ~。

じゃあ、どこにキャッシュポイントがあるかというと、それは有料会員からの登録料なのです。ちなみに月額294円也。

有料会員になる最大のメリットは、『人気レシピランキング』が見られること。
ただ並んでいるだけのレシピを見ても、実際においしいかどうかは分かりません。有料会員になると、実際に作ってみて美味しかったレシピの人気ランキングが見られるのです。

つまり、有料会員になれば、美味しいレシピに迷わずたどり着ける、ということです。

多数の無料利用者にかかるコストを、少数の有料会員でまかなってしまうモデル。これ、話題の書「フリー」では、『フリーミアム』モデルと呼んでいます。クックパッドはまさにフリー(無料)を上手く使った秀逸なモデルだと思います。

レシピが見られれば便利だし、自分が作ったレシピがサイトに掲載されれば嬉しいし、人気ランキングで上位になれば尚嬉しい。人気ランキングを見るには有料会員になる必要があるので、お金を払って入会する・・・。

「知りたい」「参加したい」「賞賛されたい」

という欲求を見事にくすぐられるわけですね。

クックパッド社のもう一つの収入の柱は、食品関連企業に対するマーケティング支援。
例えば、「ブルガリアヨーグルトを使ったレシピコンテスト」を開催する。すると、800万人を越える会員がそのレシピを考えたり、レシピを見て作ったりするわけです。そうすると、ブルガリアヨーグルトのブランド認知が進み、実際に売上につながる・・。

他にも、「パナソニックの電気圧力なべ」を使うレシピを募集するとか、その広がり方はとどまるところ知りません。

無 料で良質なコンテンツが見られれば、アクセス数は高まる。まずは大勢のユーザーを集めておいて、その後、①有料会員に誘導したり、②マーケティング支援ビ ジネスにつなげる、ということなんですね。「料理」というキーワードで集まったユーザは、まさに宝の山、というわけです。

このシステムで、5~1月(9ヶ月)の売上高は14億円。営業利益は7.3億円。

営業利益率50%!!!!

あやかりたい・・ですね。

2010/03/03

近付けば、分かり合える(はず)

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創業40周年を迎える日本ケンタッキーフライドチキンが、この外食不況下で快走しているそうです。(2010年2月5日 日経MJ)

直営店売上高は昨年1年間のうち8ヶ月でプラスを確保したとか。

快走の理由は写真の辛旨チキンをはじめ、新商品を相次いで投入し、それがことごとくヒットしたこと。その他にもセットメニューの構成を変更することで、記録的な売上を達成したり、ととにかく絶好調のようなんです。

その背景に、「接近」があります。

商品開発部門とマーケティング部門を、物理的に接近させたのです。
今まで1時間かかる距離にあった両部門を、徒歩10分で行き来できるまでにくっつけた。

これにより、週1回だった両部門の会合が毎日できるようになり、機動的に商品開発が進むようになったのだそうです。

遠く離れた関連部署同士をくっつけることで、事業スピードが上がったという例はたくさんあります。

三菱鉛筆では、「本社の商品開発部と研究開発センターの距離が近いことがヒット商品を生み出す一因」と考えられているそうです。

距離的に近いことで商品開発の担当者が頻繁にセンターに訪れ、小売店や消費者から聞いた筆記具に対する要望を逐次研究員につたえるのです。

僕たちは、動くのが嫌いな「動物」かもしれません。
立ち上がってテレビのチャンネルを変えに行くのが面倒くさいからこそ、リモコンが標準装備になったんでしょ?

ネット通販が隆盛なのも、「動きたくないから、自宅に届けて」という心理が関係しているはず。

こんなナマケモノな人間同士を交流させるためには、「物理的に近づける」ということは、とても合理的な発想なんですね。

2010/02/23

「あきらめなければ成功する」を実証する愛すべきリーダー

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通算18号となるレイマックプレス(愛される会社プロジェクト会報誌)の2月号をリリースしています。今号では、ウロメディカルジャパンの池山社長のインタビューを掲載しています。

人工乳房の製作で成長するウロ社ですが、その道のりは波乱万丈、抱腹絶倒の大ビジネスロマンです。少しだけ、ご紹介しましょう。

・・・・・(前略)・・・

―日本で会社を立ち上げたんですか?
い え、父親の会社の一部門として始めました。形状記憶合金を歯科医療に使うという開発を、その歯科の先生の手足となって進めました。日本では未開拓の分野な ので、すべて勉強しながらの開発です。開発が成功すると、世界中の国から学会で発表してくれという依頼が来ました。先生と2人で30カ国くらい行きました ね。国内の企業からも問合せが殺到して、テルモさんとかニコンさんから試作品の制作依頼をたくさん受けました。そうこうするうちにある日、ある病院の泌尿 器科の先生から「男性の前立腺用の器具を作れないか」という問合せを受けたんです。人間は年を取ると前立腺が大きくなって尿道を圧迫するために、尿が出に くくなるという症状が出ます。それで尿道に装着して尿が出やすくなるような器具を作って欲しいというのです。

―なるほど。歯科から泌尿器科へ広がったんですね。
はい。それで、まずは動物実験用にと思って、適当なサイズでサンプルを作ってその先生に送ったんです。そうしたら知らない間に人間の患者さんに使っていたんですよ!先生に「犬に使うんじゃなかったんですか?!」と聞いたら、「おまえが作ったやつ、大きすぎて犬に入らないんだよ。だから人間に使っちゃたよ」って言うんです(笑)。「え?いいんですか?」って聞いたら、「オレがいいっていうんだから、いいんだよ」と言うんです。

―(笑)。実際、国の認可とか、取らなくてもいいのですか?
医療の世界では、ドクターがOKと判断すれば、新しい技術を使っていいんです。そうでないと医療技術が進んでいかないからという理由です。

―そうなんですか。それにしても、その先生すごいですね。
そ うでしょ?(笑)。ある日、先生から電話があって、すぐに大阪まで来いっていうんです。「行くのはいいけど、先生、あの器具いいの?」と聞くと、「めっ ちゃ、いいぞアレ」と言うんです。聞くと、僕が送った約60本のサンプルは全部、患者さんに装着したらしいのです。「えーっ!?マジ!?」って感じです (笑)。先生の病院に行くと、90歳くらいの患者さんがいて、その器具を装着する現場に立ち会うことになりました。ものの1分くらいで装着が完了すると、 僕が持っていたバケツに尿がバーっと勢いよく出たんです。何十年ぶりに尿がスッキリ出たそのおじいちゃんは、喜びのあまり僕の手を握って涙を流したんで す。「あ、オレの作ったこの器具は、すごく人の役に立つんだな」と思いました。

・・・・・・(以下続く)

この後、二転三転して人工乳房の開発へと移行していくわけですが・・・。

この池山社長の軌跡は、本当に学びが多く、後世に残したいほど重要なものだと感じています。下手な経営書を読むよりも強烈なインパクトを感じました。

名古屋にもスゴイ人がたくさんいます。

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