2011/12/05
いったい、いくらで売ればいいのか?
今日は朝から明日の勉強会の資料づくりをしていました。
明日のテーマは「価格戦略」です。
価格って、安ければいいってものじゃないんですね。
例えば自分が風邪を引いたとき、薬屋さんに風邪薬を買いにいって、どれを買おうかと迷ったとき、あんまり安すぎるやつは買わないですね。
安いのは効きそうにない、と思ってしまいますから。
だから、真ん中くらいのやつを買ったりするわけです。どの薬が効くどうか、消費者としては判断できないですから、価格を品質のバロメーターにして購買の意思決定をするのです。
また、自分の大切な人が風邪を引いて、その人のための薬を買うときは、なるべく高いのを買おうという気持ちが湧くことがあります。「誰かのために」というシチュエーションでは、高いものを買うときがありますよね。
また、その店にいる薬剤師に症状を伝え、ベストな薬を選んでもらうこともあります。このときは、価格はほとんど関係なくなります。その人の話に信頼感がもてれば、薦められた薬を躊躇無く買うことになるでしょう。
同じ風邪薬という商品を買うにしても、いろいろなケースが考えられます。
こういった「価格に関するアレコレ」を色々紹介しながら、みなさんが扱う商品を少しでも高く売ることはできないか?と考えてもらえるような勉強会になりそうです。
この勉強会も今回ではや17回目。
ご都合のつく方は、ウインクあいちまでいらしてください。
日時 :2011年12月6日(火) 19時~20時45分
場所 :ウインクあいち 1105 名古屋市中村区名駅
4-4-38 →地図
料金 :2999円(税込み) 愛P会員は割引、または
無料 ※友割あり
定員 :30名
懇親会&忘年会:あり (山ちゃんにて3000円くらい)
※【友割】
お友達をお誘いの上参加して頂きますと、本人様・お友達
様ともに 1000円割引致します。それ以降1人追加ごと
に本人様はさらに1000円 割引します。
《この勉強会のポイント》
①価格のつけ方のヒントが得られる
②国内・海外の価格戦略事例が学べる
③消費者・顧客心理を理解するきっかけが得られる
④価格がマーケティングに及ぼす効果が理解できる
《この勉強会に参加して欲しい人》
①自社商品の価格のつけ方に悩んでいる人
②新商品を販売しようと考えている人
③顧客に支持される価格を知りたい人
2011/11/30
自分にとって得か、どうか。
TPPの問題は難しい。
関税を撤廃して外国製品と自由競争をしなければ、日本製品の競争力がますます落ちる。だからTPPには賛成という意見。
いやいや、関税が撤廃されて安い輸入品が入ってくれば農産物はもちろん、他産業の製品も価格競争に巻き込まれ、デフレになり、景気がますます悪くなる。だからTPPには反対と言う意見。
賛成、反対、色々な意見や情報があって、何を基準に判断してよいのか、正直言って分かりにくい。おそらく、「やってみないと分からない」ことが多いから議論がかみ合わないのだと思います。
だって、経済の行方なんて誰も正確に予想することなんてできないですからね。
先日、あるクライアントで若手社員とSWOT分析をしていて、TPPは自社にとって「機会」だという意見がありました。しかし、そのホワイトボードを見た中堅の社員は、「いやいや、TPPは脅威だ。ますます景気が悪くなる」と正反対のことを言う。
元産業再生機構COOの冨山さんが、人はインセンティブと性格の奴隷である、と言いました。
つまり、ほとんどの人間は、自分にとって得かどうかによってしか動かないし、性格の支配から逃れられないということです。
TPPが自分にとって得かどうか。結局は、その基準で賛否を言っているのだと思います。
しかし、政治家も「自分にとって得かどうか」とか性格に引っ張られて判断してもらっては困ります。
日本全体にとって得かどうか、子供たちが将来に希望を持てる日本でいられるか、ピュアにこの問いに向き合って欲しいと思います。
それができる政治家が、まだ日本に存在することを祈ります。
2011/11/25
「一度も欠かさず読んでいます」
毎週1回、メールマガジンを配信しています。
「愛される会社の法則」と題し、愛される会社になるために必要なことについて、ビジネスモデルについて、マーケティングについて、など、毎回仕事や経営にまつわるいろんなことを書いています。
6年半前から初めて、一度も休むことなく毎週金曜日に配信してきました。今日、345号を配信したところです。
とにかく、一生懸命書き、「絶対にやめないぞ」と心に決めて続けてきました。
そのメルマガに対し、最近、立て続けに3件読者から嬉しい感想メールが届いたので、紹介します。
自分でも信じられないのですが、先生の配信してくださるメールマガジン、1度もかかさずに拝読させて頂いているんです!内容はもちろんですが、読ませる文章、タイミング、いつもとても勉強になります。ありがとうございます。(イタリア在住のデザイナーさん)
今日のメルマガ、すばらしいですね。いろいろと背中を押していただきました。最近、意識しているところでもあります。ありがとうございます。(会社経営者さん)
最近、仕事で落ち込むことも多いのですが、このメルマガで元気になることも多いです。(中略)。仕事の悩みは仕事でしか解決しない、が私のポリシーなので今は目の前の仕事をがむしゃらにやるだけです。(会社役員さん)
本当に嬉しいですね。
これらの方の他にも、毎週欠かさず感想メールを送ってくださる方もいます。
こういう方たちに支えられているからこそ、続けられているのだと思います。
秘策などない。ビジネスの世界に従わなければならないルールなどない。私は今までと同じように一生懸命働くだけ。そして、自分には実現する力があると信じるだけだ。中でも特に大事なのは、楽しむことだろう。(by リチャード・ブランソン ヴァージングループ創始者)
これからも一生懸命に、そして楽しんで続けていきたいと思います。
2011/11/21
萌えろ就職活動!
今日の日経MJに、NPO法人エンド・ゴールが展開する「知多娘。」の記事が載っていました。
この「知多娘。」というのは、若者の就職支援を行うエンドゴール
が、若者の「就職相談窓口」への興味を喚起するために、代表の大久保さんが発案した萌えキャラクターです。
代表キャラは「知多みるく」。そのほか「常滑セラ」「南知多マリナ」など、知多半島の市町と各地の名産品・名所にちなんだ名前のキャラがいるようです。笑。
「就職相談」と「萌えキャラ」のミスマッチというか、ギャップというか、違和感というか、このズレの面白さに人々が反応し、数多くのマスコミでも紹介されてきました。
僕も以前、大久保さんに直撃インタビューして、会報誌「レイマックプレス
」の17号に掲載させて頂いています。
なにしろ、キャッチコピーが
萌えろ就職活動
ですからね。笑。
大久保さんは、自分自身が「働く」ということに悩み、同じ悩みを持った若者を支援したいという思いからキャリアカウンセラーの道に進んだ人。その後、組織的に取り組むために、就職支援事業を行うNPO法人エンドゴールを立ち上げて現在に至ります。
最近では、就職支援に加えてこの萌えキャラを地域の企業にライセンス供与する事業も活発化させて、注目を集めています。
「高いビジネス感覚を備えたキャリアカウンセラー」という、僕がインタビューしたときに感じた印象を、より大きく発展させているみたいですね。
朝から新聞をみて、エネルギーをもらいました。
今後の活躍が楽しみです。
応援しています!!
2011/11/18
吉桂の吉田社長とのセッション。
愛される会社プロジェクト会報誌『レイマックプレス』の最新号を今日発送しました。
今回の経営者インタビューは株式会社吉桂の吉田浩一社長
にご登場頂いています。
2代目として入社した父親の会社は、閉塞感に包まれた成長意欲に乏しい雰囲気の家具卸会社。
その中でもがくも受け入れられず、心が折れそうになりながらも、大赤字に陥った会社を立て直した吉田社長の、面白くも学びの多いお話をたっぷり掲載しています。
興味のある方は是非、愛される会社プロジェクト
のご入会頂き、この貴重なインタビューに触れてみてください。
インタビューに伺った僕たちを暖かく迎えてくれて、こちらを存分に楽しませてくれる面白い話を聞かせてくれた吉田社長。
とっても頼れる楽しい兄貴という雰囲気を感じさせてくれます。
でも、仕事のときは厳しいのだろうな~と思います。
今後も、末永くお付き合いができればいいな、と思っています!!
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