2009/04/24
第210号【当たり前も色々ある】
昨日は愛される会社プロジェクトの第一回勉強会でした。たくさん
の方にお集まり頂き、感謝感謝です。ありがとうございました!
ということで、本日のメルマガをどうぞ
(連続210週間、無休で発行しています!第二回は6月23日開催です)
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■当たり前のことを当たり前にやる
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営業で成功したことのある人に、コツは何ですか?と聞くと、「当た
り前のことを当たり前にやるだけですよ」という答えが返ってきま
す。昨日あったDDRの安藤さんもおっしゃってました。
→DDRが運営するサムライニッポン http://www.samurai-nippon.jp/
あそうか、じゃあ、きちんと挨拶をしたり、お礼を言ったり、約束
を守る、というような社会人として当たり前にやらなければいけな
いことをやればいいのですね、と我々は思います。
こういったことはもちろん重要で、これが出来ていないがために成
果が出ないということは、実際に多くあると思います。
しかし、もっと深く考えると、「当たり前」の基準を相手に合わせた
上で、当たり前のことをやるということが、成果を出すためには必要
なのではないか、と思います。
営業先の担当者がいつも外出していて会えない、と嘆く前に、それ
ならば、その人が必ずいる時間帯に会いに行けばいいということで
す。朝早く、あるいは夜遅くに訪問する。その担当者にしてみれば、
「こちらも忙しいのだから、商談したいのであれば、こちらの都合
に合わせてくれるのが当たり前」と思っているのです。
あるいは、「見積もりは1週間かかるのがウチの業界では当たり前」
と思っていても、お客さんは「見積もりは翌日に出すのが当たり前」
と考えているかもしれません。
相手の当たり前と自分の当たり前との間のギャップを埋めること。
その上で「当たり前のことを当たり前にやること」が大切なのだと
思います。安藤さんもそう言いたいのだと思います。
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■目標達成のための当たり前
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「こうなりたい」という目標を達成するために当たり前にやるべき
ことを明確にして、当たり前に取り組むことも大切です。
例えば、会社の営業マンの中で1番になりたいという目標があるの
であれば、現在1番の人よりもさらに工夫し努力することが当たり
前になります。
目標と現在の自分との間に横たわる「当たり前」のギャップを見極
め、それを埋めるために行動しなければ目標は達成できないという
ことです。
当たり前ですよね。
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■買う側の「当たり前」を知っているか
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テレビ通販の「ジャパネットたかた」の躍進ぶりは様々なマスメデ
ィアで紹介されていますが、その躍進の理由の一つに「当たり前の
ことを当たり前にやる」という視点があると思います。
ジャパネットは、それまでの家電製品が「性能」や「技術」の革新
性を売り文句にしていたのに対し、その製品で「お客さんの生活がど
のように便利になるか」という視点で視聴者に語りかけます。
買う側にしてみれば、その製品のスペックよりも「何ができるか」
の方が重要であることは当たり前の話。パソコンを例に取れば、そ
のメモリーがどうのCPUがどうのということより、「孫とメール
のやり取りができる」「ネット経由で孫の写真が見られる」という
ことの方が、当然に重要なわけです。
ここに売る側と買う側の「当たり前」にギャップがあったんですね。
お客さんを喜ばせないと買ってもらえないという当たり前のことに
気づき、それを成し遂げるために地道に続けてきたことが現在のジ
ャパネットの地位を築いたのだと思います。
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■自分レベルの視点で
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相手にとっての当たり前と自分の当たり前とのギャップを知る。
自分の目標を達成するための当たり前と、現在の自分の当たり前と
のギャップを知る。
そして、そのギャップを埋めるために行動する。言ってしまえば簡
単なことですが、実際にやるとなると結構難しい。しかし難しいと
あきらめず、それを継続して実行できた人が成果を出すのだと思い
ます。
相手の、そして目標達成のための「当たり前」を知ることは、想像力
を働かせること。相手の立場になって考える、そして自分がなりたい
将来の姿を想像する。
当たり前のことが当たり前にできない人は、想像力に欠ける人だとも
言えるような気がします。
想像力を働かせ、目の前の「今の自分にとっての当たり前」をまず疑
うことから始めてみましょう。
そこにきっと「やるべき当たり前のこと」が隠れているのです。
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■編集後記
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愛される会社プロジェクト(愛P)の第一回勉強会を昨日行いました。
22名の方にご参加頂き、とても有意義な時間を過ごせました。9割
9分の方が「面白かった」と評価してくださり、過半数の方が既に次
回(6月23日)の申し込みをしてくださいました。本当に嬉しい限
りです。東は浜松、西は京都からご参加頂いた方もいらっしゃいまし
た。本当にありがとうございました。次回も頑張らなくちゃ、です。
勉強会の様子 → https://raymac.jp/
(ページ中ごろのNEWS&EVENT コーナーに掲載しています)
(第210号終わり)
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