2014/07/25
第484号【喜びを感じながら働ける人材が欲しい】
==============================
■接客が良いと、買ってしまう
==============================
先日、接客が良いと評判のお店でシャツを買いました。
商品を気に入ったのはもちろんですが、評判どおり、
とても気持ちの良い対応ができる店員さんでした。
バーゲンセールの時期でしたが、
セール除外品を巧みに薦められ、
ただ、嫌な感じは全然しない。
気持ちよく背中を押してくれたことにより、
「いい買い物ができた」と
思わせてくれるような接客。
その店員さんから、
この仕事が好きだ、ということが伝わってきます。
それが、店内の他の店員さんからも感じられる。
さすが評判になるだけあるな、と感心してしまいました。
==============================
■接客が悪いのは、経営者の責任
==============================
別の日に入った、
やや高めの値段設定の飲食店。
仕事上のパートナーとの食事だったのですが、
そこの店員さんの対応が、
すごく感じ悪い。
こちらがちょっと面倒くさいお願いをしたのですが、
それを差し引いても、
イライラ感がこちらに伝わって来るほど、いやな感じ。
その店員さん以外の他の人の対応も、良くない。暗い。
笑顔も無く、
イヤイヤ仕事をしているように見えてしまう。
おそらく、会社として、接客を重視していない。
ネームバリューの高さにあぐらをかいているのでは?
と嫌みの一つでも言いたくなってしまいました。
そんなふうでは、お客の心をつかめない。
そして、離れていく。
経営者の責任は重い、と思います。
==============================
■いい人材とは
==============================
今、日本は人手不足。
実際、いい人材が採用できないと嘆く経営者の話をよく聞きます。
いい人材というのは、
その仕事が好きで、
その会社(店)が好きで、
そこで働くことに喜びを感じられる人だ、と思う。
喜びを感じながら笑顔で楽しそうに仕事をしていれば、
客も楽しく買い物ができる。
生活のためだけに、
嫌いな仕事をイヤイヤやっていれば、
それは客に伝わり、
離れていきます。当然、業績は下がる。
単純だけど、
真理だと思います。
喜びを感じながら働ける職場を作り、
喜びを感じながら働ける人材を採用し、育てる。
これからの経営において、
すごく重要なことだと思います。
==============================
■自分レベルの視点で
==============================
自分レベルではどうでしょうか?
昔の僕は、
イヤイヤ仕事をしていました。
毎日、会社に行くのが嫌で嫌で。
そんな人間が、
良い仕事ができるはずがありません。
会社員時代の僕は、
本当にイマイチな男でした。
こんなことでは誰も幸せにできないし、
自分も幸せになれない。
ということで、やりたい仕事を求めて、
無謀にも起業しました。
収入が得られず、
苦しい時期もありましたが、
喜びを感じながら仕事ができるので、
楽しくて仕方がない。
そうすると、自然に仕事が増えていき、
収入も増えていく。そんな好循環が生まれています。
喜びを感じながら楽しく仕事をすれば、
色んなことがうまくいく。
イヤイヤやっていれば、
苦しい状況へ追い込まれて行く。
そう思いませんか?
自分のやりたいことを、楽しく思う存分やってみる。
それが業績アップに絶対つながるはずだから。
応援しています。
メールマガジンmail magazine
最近のメルマガentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information