2014/08/01
第485号【売れる商品を作るには】
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■うーん、という感じ
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最近、
「こんな商品作ったんですけど、どこに売ればいいと思いますか?」
とか、
「絶対いい商品なので、買ってくれそうな会社を紹介してください」
という相談を立て続けに受けました。
現業がパッとしないので、
新商品で打破したい、
それで起死回生の一発でこの商品を作った、というわけです。
でも、どの商品も「うーん」という感じなんです。
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■マーケットインが必要
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自分たちがいいと思ったものを作る。
これは大事なことだと思います。
でも、買う人に対する調査と想像力が足りない。
誰が、いつ、どこで、誰と、どんな風に使うのか?
なぜ、それが必要なのか?
どんな問題を解決してくれる商品なのか?
これらがあまり深く考えられていない。
つまり、マーケット・インしてない。
プロダクト・アウト。
作り手が自分が作りたいものを作ってしまうエラー。
だから、「うーん」って、なっちゃうのです。
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■不満を解決してくれれば、売れる
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売れる商品の多くは、
誰かの不満や悩みを解決したい、
というところから商品開発が始まっています。
だから、出来上がった時、
「誰が買うの?」
という問題が、そもそも存在しない。
誰かの問題を解決し、喜ばすために、
アイデアが集められ、商品開発が進む。
出来上がれば、
その人に届けるために効果的なプロモーションを実施する。
それだけ。
買う人が想定されて作られた商品は、
戦略もスッキリし、やるべきことが明確になります。
一方で、
「誰か買ってくれる人を探して来て!」
と言わなければならない状況になった時点で、
その商品は失敗した、
と言うべきなのだと思います。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
皆さんが売っている商品は、
誰のどんな問題を解決する商品ですか?
これが明確になっている商品は、
戦略も行動もすごくシンプルになります。
一貫性があり、意思決定も早くなる。
クライアントで、
「女性向け大きいサイズ専門アパレル会社」
がありますが、業績はすこぶる好調です。
ターゲットは「ぽっちゃりさん」だと明確に決まっていますので、
商品開発も、
プロモーションも、
すごくシンプルで、意思決定しやすい。
スタッフは、
ぽっちゃりさんを喜ばすために、
仕事をすすめれば間違いない。
作りたいものを作って成功できるのは、
スティーブ・ジョブズのような天才だけ。
僕たち凡人は、
ターゲットを明確にして、
その人を喜ばすことを必死に考えて、
初めて売れる商品が生み出せる。
まず、お客様は誰なのか?を考えよう。
そうすればとるべき戦略は見えてきます。
応援しています。
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