2010/09/10
第282号 【小さな変化を見逃すな】
昨日はクライアントで決算報告会がありました。昨期を反省しつつ、
新しい期に向けて、新たな出発です。頑張ります!
(連続282週間、無休で発行しています。初鈴虫の声を聞きました)
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◎今日のメルマガ 【小さな変化を見逃すな】
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■歩いてつかんだ事実こそ役立つ
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破綻寸前のローカル線などを次々と再生している両備ホールディン
グスの小嶋社長がTV東京系番組のカンブリア宮殿に出演していま
した。
再生のやりかたとして重要なのは、まずローカル線沿線の地域を歩
いて情報を集め、それをベースに再生プランを立てることだそうです。
「歩いて回れば、だいたい分かります」
という小嶋社長。
その地道な活動から得た事実とそこから発想したプランで、これま
で数々の地方公共交通機関を救ってきたそうです。すごい人です。
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■小さな変化の裏に大きな可能性がある
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小さなことでも、事実をしっかり捉えることは、事業活動において
非常に重要です。
例えば、今までと全く違うタイプのお客さんから問合せがあって、
商品を買ってくれたという場合。
そのお客さんがなぜ買ってくれたのかを聞きだすことで、そのお客
さんと同タイプのお客さんに売れる可能性があります。
小さな変化の裏に、大きな可能性があるのです。
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■ちょっとした気づきから、新たな展開が生まれる
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僕はある日、セミナーに参加して頂けるお客さんや、小冊子を注文
してくれる方のなかに、印刷関係者の方が多いことに気がつきまし
た。
その中のある人に尋ねてみると、
「豊田さんは、同じ印刷会社出身なので、親近感が湧いた」
とおっしゃいます。
なるほど、同郷出身者や同じ学校の出身者に親近感を覚えるのと
同様に、同業界出身者にも親近感を抱いてもらえるのだ、という
ことに気がつきました。
それならば、そのメリットを生かそうということで生まれたのが、
印刷会社専門コンサルティングサービスです。
サービス開始後、印刷関連のクライアント様が増え、事業のひとつ
の柱になりつつあります。
事実をもとに発想し、展開することで得た、ちょっとした成功です。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルでも、小さな変化やちょっとした事実を把握することは
重要です。
PDCAサイクルというマネジメント管理手法がありますが、
P【プラン 計画】のまえにF【ファクト 事実】を置くべきだ
と言われています。
計画を立てる前に、まず事実を把握しましょうということです。さ
もなくば、間違った事実認識のもとに間違った計画を立ててしまう
ことになります。
さて、週末。
そろそろ来週の計画を立てようと思っている人も多いことでしょう。
でもその前に、今週までの事実を正しく把握しているでしょうか。
小さな変化、いつもと違う事実は無かったでしょうか?
あったとしたら、チャンスです。
そこに新しい可能性が潜んでいるかもしれません。
小さな変化・事実をベースに発想し、ワクワクするプランを立てて
くださいね♪
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■編集後記
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ようやく夜だけは涼しくなってきました。秋の訪れが待ち遠しいで
すね~。
(第282号終わり)
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