2014/04/18
第470号【レア人材になろう】
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■10000分の1
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どんな人もある分野について1万時間練習すれば、
その道のマスターになれるという。
1万時間は、1日8時間、年間200日働いたとして約6年。
ですから、
その仕事を少なくとも10年間真面目にやれば、
誰でもおのずと100人に1人のレベルに達するのだ、
と元リクルートで教育改革実践家の藤原和博氏はいいます。
さらに自己の希少性を高めるために、
ある分野で100分の1になったら、
次は隣り合う分野にシフトして100分の1を目指す。
2つの分野で100分の1の人材は、
100分の1×100分の1=10000分の1の人材になれる。
この掛け算が重要だ、と藤原氏は言います。
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■10000分の1だからこそ、電話が鳴った
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先日、ある公益団体から電話がありました。
すぐに会いたいと言います。
会って聞いてみると、
中小企業向けに、
チラシなどの販促物・広告物のアドバイスができる
コンサルタントを探していて、
豊田を紹介された、とのこと。
僕は印刷会社で11年間営業をしていたので、
印刷物・広告物に関しては100分の1の人間になっているはず。
経営コンサルティングの仕事は9年やっているので、
これも少なくとも100分の1になっている。
この2分野で10000分の1。
印刷物・広告物制作がについて理解があり、
中小企業の経営についても分かっている希少な存在として、
見つけ出してもらえたからこそ、
今回の仕事につながりました。
どちらか片方だけだったら、
この話は無かったと思います。
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■組み合わせ次第で、もっと面白くなる
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2つの事を組み合わせて、
希少性を出す。
何と何を組み合わせるかはあなた次第。
その組み合わせ方が時代のニーズにあっていれば、
必ずあなたは見つけ出されます。
ひとつひとつは平凡でも、
組み合わせることで非凡になる。
まさに消しゴムつきえんぴつの理論。
アイデア次第で、
もっとおもしろい何かが生まれるはずです。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
あなたが何かを10年近くやっている人ならば、
その道では100人に1人のマスターです。
そして、別の道をもう一つ掘り下げて、
その道でも100人に1人のマスターになる。
そして、藤原さんは、
40代後半から、さらにもう一つ違う分野を掘り下げろ、
と言っています。
そうなると100分の1×100分の1×100分の1で、
100万分の1の存在になれる。
これはオリンピックメダリスト級のレア人材に相当する。
僕は、
マーケティングとコンサルティングを掘り下げてきた。
3つ目は何にするか?
何か、自分が大好きな分野で掘り下げたいな、
と思います。
そういうことを考えているとワクワクしますね。
さて、あなたは何を掘り下げて、
10000分の1になり、
さらに掘り下げて100万分の1になりますか?
組み合わせ方次第で、
すごく面白い存在になれる。
しかも超レア人材。
そんなに難しい話ではない、と思う。
10年計画で、成し遂げられる。
10年後に100万分の1の超レア人材になれるかと思うと、
すごくチャレンジしたくなってくる。
どうですか?やってみませんか?
応援しています。
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