2014/04/25
第471号【笑顔だけ、がんばってみる】
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■出会いの場を作れる嬉しさ
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一昨日、
僕が主催する愛される会社プロジェクトのセミナーがありました。
今回で31回目。隔月開催なので、
丸5年続けていることになります。
ここまで、長かったような、あっという間だったような。
毎回、参加頂いた方には感謝でいっぱいです。
セミナー後には毎回お酒を飲みながらの懇親会を開催します。
ここで、参加者同士の新たな出会いが生まれ、
ビジネスの芽や友人関係の芽が育ったりします。
それを見ているだけで、
僕自身、すごく嬉しいんですよね。
セミナーを続けていくことは楽なことではありませんが、
こんなふうに僕が新しい出会いのきっかけになれることが嬉しくて、
今後も続けて行きたいな、と
改めて思うわけです。
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■懇親会で悩み相談
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そのセミナー後の懇親会で、
ある小売店を経営する経営者が
自店のスタッフに関する悩みを打ち明けました。
内容はこんな感じ。
大学生の女の子をアルバイトで雇っているんだけれども、
その子のコミュニケーション力にやや問題があることが分かった。
お客様とうまく会話ができないし、
その経営者とも、奥様、他のスタッフともうまく話せない。
何とか輪に入れようとして話題を振ってみるのですが、
黙ってしまって、どうにも上手くコミュニケーションできない。
このままではお客様に迷惑が掛かってしまうかもしれない。
でもせっかく採用したのだから、
何とか頑張ってほしい、という気持ちもある。
経営者として、悩ましい問題です。
この話を聞いた僕たちは、
アレコレと改善案を出すのですが、
どれも決め手にかける・・。
その時、今回初参加されたある男性が、
こんな提案をしてくれました。
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■「笑顔」をがんばってみる
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人と話すことが苦手な人に、
上手く話せるように仕向けようとしても、
それは難しい。
ましてや10代で、
大人と一緒に仕事をすることも初めてのこと。
そんな人に「お客様と上手く話せ」と言っても、
ハードルが高すぎる。
話すことは難しい。
だけど「笑顔」はどうか。
何も話さなくていいから、
まず口角を上げて、頬をゆるめて、
歯を見せて笑う練習をする。
笑顔だけ、できるようにしてはどうか、と。
お客様に笑顔で接し、
それでお客様も自分に笑顔を返してくれたら、
そのスタッフさんは、
少し自分に自信がもてるはず。
接客において、
いや人間関係全般において、
笑顔はすごく重要だ、
とその男性は自分の人材教育の仕事を通じて痛感したそうです。
だからこそ、の提案です。
相談を持ってきた経営者も、
他の参加者も、
全会一致で、
この提案に納得できました。
その経営者、
さっそく帰ったらやってみる、
と言っていました。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
笑顔がすごく大事だ、ということは、
誰しもが分かっています。
しかし分かっていても、
人と接するときにちゃんと笑顔になっているか?
と言われると、ドキッとします。
ちゃんと笑顔になるために、
練習は必要。
中国のことわざで、
「笑顔が出来ない人は商人になれない」
というのがあるのだそうですが、
商人はもちろんのこと、
役人も、
職人も、
総務の人も、
えらい先生も、
コンサルタントも、
子供も、
大人も、
おじいちゃんも、
笑顔は大切。
気持ちのいい笑顔ができるかどうかが、
自分の評価に直結し、
さらには業績、幸福度に響いてくるということを、
しっかり肝に銘じたいですね。
笑顔の人には、
笑顔が返ってくる。
ひょっとしたら、
言葉の何倍もの力を
笑顔は持っているかもしれない。
そう感じたこと、ないですか?
笑顔、僕も練習します。
ぜひ、あなたも。
応援しています。
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