2009/02/06
第199号【努力がメンタルを強くする】
なぜこの仕事をやっているのか?
https://raymac.jp/why
節分が過ぎ、いよいよ新しい年が本格的にはじまりました。みなさ
んの今年の運勢はいかがですか?ボクの今年は「成長の年」だそう
で、今までの種まきが実となって刈り取れる年だそうです。今から
わくわくしてます。がんばるぞ~!
ということで、本日のメルマガをどうぞ
(連続199週間、無休で発行しています!!もうすぐ200♪)
◎小冊子「愛される会社の法則」↓好評配布中です。
https://raymac.jp/book
◎ブログ書いています。↓↓↓
ブログ『愛されるコンサルタントで行こう』
http://raymac2.exblog.jp/
◎ホームページへも、是非。↓↓↓
公式サイト
『愛される会社には、理由がある』
https://www.raymac.jp
================================
■ゴーンさんの見通しは
================================
日産のカルロス・ゴーン社長は、世界の新車販売台数が金融危機前の水
準に戻るまでには7年(!)以上かかるだろうという厳しい見通しを示
しました。
7年はさすがに長いな~と思いつつ、かといって来年には回復するだろ
うという根拠なき楽観もするべきではありません。7年間回復しないこ
とも十分ありうる、という気持ちをもちつつも、でも最後には絶対に上
手くいくと思って行動すべきだ、と以前のメルマガでも書きました。
但し、この「最後には絶対に上手くいく」と思うためには、相応の努力
を過去から現在にいたるまで、地道に続けていくことが求められます。
この努力が、困難に立ち向かうためのメンタルを下支えしてくれるので
す。
================================
■強いメンタルを鍛える
================================
元阪神で現在メジャーに挑戦中の井川投手の専属トレーナーである添田
さんは、こう言いました。
「ただ効率のいいトレーニングばかりやるのではなく、自分はやったん
だと思えるようなメンタルの成長もしていけるトレーニングをやってい
きたい」と。
ギリギリのところで戦うプロスポーツ選手にとって、メンタルの強さは
勝つために非常に重要な要素です。成功しているスポーツ選手は、皆、
メンタル面の強さを持っていると思います。
そのメンタル面を常に強く保つためのよりどころになるのが、「ハード
な練習をやった自分」なのでしょう。そう実感できる泥臭い練習をあえ
て行い、緊張する場面を乗り越えるタフさを養うことも必要だ、と添田
トレーナーは言っているんです。
================================
■過去の自分に助けてもらう
================================
不況でみんなが思考を停止しているときだからこそ、今頑張って行動を
おこすべきです。
こういうときこそ、自分を奮い立たせるために、過去の頑張ってきた自
分を思い出し、現在の自分を励ましてもらってはどうでしょうか?
あんなに頑張ってきたんだから、これからも絶対に上手くいく、と自分
に言い聞かせるのです。こうすることで、メンタル面を立て直し、止ま
っていた脳みそをグルグルと動かすきっかけをつくることができます。
何をやってもダメなような気がしてしまうほど閉塞感が漂っていますが、
過去に頑張ってきた事実が、あなたを奮い立たせます。過去の自分が現
在の、そして未来のあなたを助けるんです。
こういう時こそ、過去の栄光にしばし浸り、強かった自分を思い出すの
です。自分には、困難を乗り越える力があるはずだ、と暗示をかけるの
です。頑張ってきた自分をよりどころに、明日へ向かうエネルギーを充
電するんです。
================================
■自分レベルの視点で
================================
全力で走る者に 不安は追いつけない
とある会社の社長がおっしゃってました。
全力で目の前の仕事に取り組んでいれば、不安を感じる暇も無いはず。
じっとしているから、あれこれと不安な気持ちが生まれてしまうのだ、
ということです。
また全力で走っている自分は、困難に直面している自分をメンタル面で
ささえてくれます。全力を出している自分が、自分を落着かせてくれる
のですね。
不況のニュースも、少し飽きてきました。
そろそろ、動き出してみましょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今週の一冊『ビジョナリーカンパニー2』 J.C.コリンズ著
★★★★★(星5つ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この本はスゴイですね。星5つです。前作「ビジョナリーカンパニー」
も良かったですが、この「2」の方がボクは良いと思いました。世の
中に経営に関する本は星の数ほどありますが、これは必ず読むべき本
の中の一冊でしょう。飛躍した企業とそうならなかった企業との間に
ある「違い」を明らかにすることがこの本の目的ですが、偉大な企業
になるために「なすべきこと」を重視するよりも、「してはならないこ
と」「止めるべきこと」を重視すべきだ、という主張に唸りました。そ
の他にも、すぐに使えそうな考え方が満載で、何度も読み返したくなる
良書だと思います。
興味のある方はコチラカラ↓
https://raymac.jp/archives/381
【注】評価基準
★★★★★ 赤線率50%以上 睡眠時間削っても今すぐ読むべし!
★★★★☆ 赤線率30%以上 今読んでる本が終わるやいなや即!
★★★☆☆ 赤線率10%以上 読んでおけば尚可か
★★☆☆☆ 赤線率5%以下 暇なとき話題づくりにはなるかも
★☆☆☆☆ 赤線率ほぼゼロ 立ち読みで可
================================
■編集後記
================================
久々に「今週の一冊」が書けました。実に2ヶ月半ぶりです。すみません。
色々と本は読んでいるのですが、なかなか紹介できる本に出会えなくて、
ここまで伸びてしまいました。ビジョナリーカンパニー2は2001年
発行の古い本ですが、今回ようやく読むことができました。やはり話題に
なった本だけあって、読み応え十分でした。今、3回目の再読中です。
(第199号終わり)
メールマガジンmail magazine
最近のメルマガentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information