2011/01/21
第301号【時間管理は自分を知ることから】
2月23日の愛される会社プロジェクト勉強会は、早川周作氏との
合同セミナーという形で行ないます。早川氏は、本田健氏やさわが
み投信の澤上篤人氏などの著名人と講演会をコラボするなど、全国
的に知名度の高いコンサルタントです。今回は「“物語でライバルと
差別化する&夢実現」というテーマで行ないます。とても面白い内
容ですので、是非ご参加ください。
詳細は→ https://www.raymac.jp/pdf/seminar1102.pdf
※アメブロ始めています。読者登録お願いします♪
http://ameblo.jp/raymac/
(連続301週間、無休で発行しています。今年の冬は寒い!!)
◎今週のメルマガ 【時間管理は自分を知ることから】
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■時間管理は難しい
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新年が明けて、皆さん新しい手帳を使い始めているところだと思い
ます。
新しい手帳を持つと、今年こそは時間管理をしっかりやって、効率
よく仕事ができるようにしよう、と決意する人も多いのではないで
しょうか。
僕もそういう中の一人ですが、時間管理というのはなかなか思った
通りにはいかないやっかいなものです。
以前、タイムマネジメントのセミナーを受けたことがありますが、
そのセミナー自体が終了予定時刻より1時間近くオーバーしてしま
う、という笑えない事態に陥りました。(その場では笑うしかあり
ませんでしたが)
それくらい時間管理というのは難しいものなんですね。
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■やる気がなければ始まらない
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スケジュールをしっかり立てていても、その通りにはいかないこと
の方が断然多い。
その原因は、手帳やスケジュール管理ツールの使い方にあるのでは
なく、感情の起伏を管理できない、という所にあるのだと思いま
す。人間は機械ではないので、感情に行動が左右されてしまいます。
例えば、客先で叱られ、気分が落込んで、あるタスクをやるべき時
間になったのに、全くやる気が起きない、などというケース。
また、ライバルが大活躍する様子を目の当たりにし、自分のふがい
なさが身に沁みて、仕事へのモチベーションが下がっている、とい
うケース。
やる気が起きなければ、どんな時間管理手法もツールも役に立ちま
せん。
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■自分を責めるのは、楽なこと?
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仕事でミスをして、自分を責めるのは、ある意味とても楽なことだ、
と菅原裕子氏は言っています。(氏は子育てにおいてのミスを言っ
ていますが、仕事上でも同じだと思い、紹介しました)
ミスしたことを悔いて、罪悪感にひたり、自分を責めている間、あ
なたは行動を起こさずにすみます。もっと賢いビジネスマンになる
ための努力をしなくてすむのです。
他人と自分を比べて、そのギャップに愕然とし、自分の実力の無さ
を嘆いている間、あなたは行動しなくてすみます。
その間、時間はビュンビュンと過ぎていきます。
落込んでしまうのは人間だから、しょうがない。大切なのは、その
落込みから素早く立ち直る方法を身につけることです。そのアイド
ルタイムを短くすることが、スケジュール通りに仕事を進ませる
ためには重要です。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルで、どう解決するか?
僕は落込んでしまったとき、まず、自分が持っている資産について
考えます。
それは金銭的な資産ではなく、家族や友人、仕事上の実績や褒めら
れた経験というような「何事にも替えられない、自分だけのかけが
えの無い資産」について、です。これらについて考えることで、自
分は価値のある人間なんだということを思い出すのです。
少し元気になったところで、次に今自分がやれることを何個かリス
トアップし、すぐにやれることからその場で実行に移します。その
場で実行、というのがポイントです。
行動することで止まっていた思考も動き出すので、割と早い時間
で平静を取り戻すことができます。
落込んで嘆いている時間が、僕らが本来やるべき時間を食いつぶ
します。この時間は何も生み出さないばかりか、自分を否定する
感情をどんどん育ててしまいます。
自分なりの感情のリカバリー方法を考えておき、その場になった
らすぐに対処することで、時間のムダ使いが無くなります。
自分を知り、感情の起伏を管理することが時間管理の第一歩なの
だ、と最近強く思うのです。
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■編集後記
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孫正義さんの物語、「志高く」(井上篤夫著)を読んでいます。学生
のころの孫さんはかなり変で、かなり熱くて、かなり面白い人です。
天才ってこういう人のことをいうのだな、と思いつつも、その努力
の仕方も半端じゃないから驚きます。努力できる天才、とでも言う
べきか。日本が誇る偉大な経営者であることは間違いありません。
愛される会社プロジェクト→ https://raymac.jp/aip
(第301号終わり)
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