2017/05/10
昨日のこと、お客様のこと、自分のこと。
こんにちは。愛知県名古屋市で中小企業のマーケティングを支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
昨日は、朝5時起床。
メールチェック、読書した後、出発。自転車で駅に向かう途中にクライアント社長から携帯に電話があって、自転車漕ぎながら電話ミーティング。1歩1歩問題解決。
その後、午前中ずっと長野県の経営者と名古屋駅周辺で打合せ。現在開発中の商品のパッケージデザイン、価格戦略、プロモーション戦略について、3時間くらい。新しいチャレンジをカタチにしていく仕事は、正解が見えにくく難しいですが、めちゃくちゃ楽しいですね。
打合せ後、一緒に食事もしたかったですが、次のアポ場所へ移動しないといけなかったので、失礼しました。次回はぜひ。
午後からは名古屋の北の方で2社とミーティング。1社は広告関係、もう一社は印刷関連の会社。どちらの会社の業界も、僕が以前関わっていた業界なので、悩みや進むべき方向性がよく分かります。お二方とも会社を発展させようと必死。僕もそれに応えようと必死。必死同士が結構集中して議論したので、脳みそがグツグツと沸騰しそうでした。何かヒントをつかんでもらえたら嬉しい。
次のアポまで30分くらい空き時間ができたので、ドトールへ。ホットカフェラテ飲みながらしばし、まったり。
先日久しぶりに会った同業の先輩が、「豊田さん、今後、どうするつもり?」と聞いてきて、そのことについてぼーっと考えました。いきなりどうするつもり?って(笑)。うーん、でもどうしようかな。最終形態と進化方法、いろいろと考えないと。その先輩、「私はいつも豊田さんをウォッチして、目標にしてます」とお世辞を言ってくれるのですが、お世辞でも嬉しいです。でも、僕もその先輩の活動には刺激を受け、尊敬し、参考にさせてもらっています。ほんとになんか、いつもありがとうございます。
で、今度は名古屋の南の方へ地下鉄で移動して、クライアントへ定期訪問。こちらへは月に2回訪問して、営業マンさんに研修したりミーティングしたりしています。今日は営業時のコミュニケーションと顧客心理についてシェアしました。この会社とはもうかれこれ6~7年のお付き合いになります。今期も業績好調!で素晴らしい。
終わって外に出たら、雨が。急いで帰って何とかセーフ。
ゴハン食べて、お風呂入ったら急激に眠くなりましたが、15分だけ英語の勉強。なかなか覚えが悪くて、進みません。
ウチは、まず奥さんと小1次男が寝る。その後、僕と小6長男がリビングのテーブルで一緒に勉強とか宿題とかやる。そうすると大体、先に僕が眠くなって寝る、というパターン。昨日もそのパターン。
毎日楽しいですが、将来を見据えて動くことも、もっと考えないと。
そんな感じで、1日終わりました。
セミナーやります↓ ↓ ↓
【5月セミナー予告】
【日時】2017年5月16日(火)19時~20時45分
【テーマ】
「つまるところ、やっぱりコツコツ流がうまくいく」
【場所】ウインクあいち1105 名古屋駅前
【料金】5000円(税込)
【お申込み】https://raymac.jp/seminar/
◎レイマック豊田のお試し単発コンサルティング
→https://raymac.jp/consulting/meeting
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(みなさんこんなことを相談しています。)
・今後の目標と計画を立てたいので聞いて欲しい。
・新しい取り組みをしたいが、何から手を付けてよいか分からない。
・コンサルタントとして起業したいが、稼げるかどうか自信がない。
・家業を継いだが、赤字状態なのでやり方を変えたい。
・紙・WEB上の販促ツールの作り方・使い方のポイントを教えて欲しい。
2017/05/04
忘れられないGW
ゴールデンウィーク(GW)真っ最中ですね。
さて、GWと言えば思い出すのが、12年前のGW。今振り返るとこのときのGWは、僕の人生にとって特別な意味を持っています。
今から12年前、2005年のGW、僕は「暇」でした。
というのも、奥さんが妊娠を機に少し体調を崩し、入院してしまったのです。ただ、深刻な状態でもなく、前回の妊娠が流産だったので、念のため安静にしておこうというものでした。予定日は11月だったので、まだまだ先。
僕は病院に差し入れがてら様子を見に行ったりはするものの、ずっと付き添う必要もない。奥さんには安静が必要だが、基本的には元気。GWで会社も休み(このころ僕はまだ会社員だった)。奥さんを置いたまま友達と遊びに行く気もしない。
だから僕は暇で、「まとまった時間」があったのです。
そこで、このまとまった時間を利用してホームページを自作しようと思い立ちました。近所のヤマダ電機で『ホームページビルダー』を買ってきて、3日かけてホームページを作り、世の中に向けてアップロードしました。
少し前から始めていたメルマガをホームページからも登録できるようにしました。
これが僕の「起業デビュー」です。
それから半年後、息子が生まれます。そして同じころ、ホームページから初めての仕事が来たのです。
息子と仕事が同時にやってきた笑。いや、息子が仕事を連れて来てくれたのかな。
その仕事というのは、公的機関が運営する情報サイトへの寄稿でした。僕のメルマガを読んでくれていた担当の方が連絡をくれて、「好きなように書いてください」と依頼してくれました。ブランディングについてA4で4枚くらい書いて4万円もらいました。これがレイマックの初売上高です。
それから3か月後、別のクライアントから「HPを見た」と連絡があり、300万円のコンサルティング契約を結ぶことになりました。こうして、僕の起業人生はスタートしていったのです。
ドラッカーは、
「成果をあげるためには、自由に使える時間をひとまとめにする必要があることを知らなければならない。大きくまとまった時間が必要であるということ、そして小さな時間は時間として役に立たないということを知らなければならない」
と言っています。(「経営者の条件」より)
12年前のあのとき、僕には「まとまった時間」があり、僕はその時間を未来のために使った。
運よく、その時間への投資は成果を生み出してくれました。
あのとき、あの時間が無かったらと思うと少しゾッとします。
今頃どうなっていたかな。
今年のGWも残り3日。今年はあと8ヶ月。
まとまった時間を作り出し、次のステップを踏み出していきたいと思います。
PS
息子は小6になり、その後生まれた次男は小1です。兄弟で遊ぶのが超面白いらしく、父には目もくれません笑。
※メールマガジン「愛される会社の法則第629号」より転載。
2017/05/02
僕とカミンスキーの旅
求めているものを捨てろ。
というセリフが印象に残った、「僕とカミンスキーの旅」という映画を見た。
カミンスキーという著名な盲目の画家と、彼の伝記を書いてひと儲けしようと目論む美術ライターが繰り広げるロードムービー&ヒューマンドラマです。
老人(カミンスキー)と若者(美術ライター)は、ある目的から一緒に旅をすることになり、その道中で彼らは次第に惹かれあい、心を通わせていく。
若者は金儲けが目的なのですが、実は仕事も恋愛も上手くいかず、人生に迷っている。老人は画家として成功したが、若い時に最愛の恋人に逃げられ、心に傷を持ったまま老後を生きている。
若者はこの先の人生をどうしていけばいいのか確信できない。そんな若者に対し、老人は「求めているものを捨てろ」という話をそれとなくする。
求めれば求めるほど、人生というのは上手くいかないのだ、という意味か。あるいは何かもっと違う意味なのか。映画の中で、この問いに対する答えは明確には得られない。また、このことがこの映画の主題なのかどうかも分からない。ただ、僕の心に引っかかった。
人生は、思い描いたとおりにはいかない。求めたところで、それが本当に自分にとって重要なことなのかどうかも分からない。
現実は平凡で、退屈。劇的なドラマみたいなことは起こらない。いつか自分の人生にクライマックスが訪れるはずだと考えている人は多いけれど、そんなものは起こらない。仮にそれが起こったとしても、自分が思い描いていたほど素晴らしいものではないのかもしれない。
だから、求めているものを捨てて、今目の前にある現実に向き合い、もっとシンプルに楽しめよ、ということなのでしょうか。
やっぱり、この映画が言いたいことは何なのかは分かりません。
分からないけど、温かい感情が湧き出てくる、とてもいい映画でした。
若者が老人(賢人)に学び、成長の階段を登る「英雄の旅物語」という黄金パターンでもあるこの映画は、多くの人を惹きつける要素を備えていると思います。(ロードムービーとして単純にすごく面白い)
ハリウッド映画のような痛快さはないけど、ヨーロッパ(ドイツ)の映画らしく、ジワジワくる感じがいい。
興味のある人は観てみてください。そして「求めているものを捨てろ」(確かこういう表現だったと思います)の意味について、話しましょう。
2017/04/21
昨日のことと、今日のこと
こんにちは。
愛知県名古屋市の経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人(とよたあやと)です。
昨日は、朝から夕までは公的機関でのお仕事。こういう公的なお仕事の良いところは、色んな業種の方のサポートを短時間でたくさん行えること。自分が知らない世界を覗くことができ、時にすごくエキサイティングです。ここではとにかく量をこなしたい。大量に相談に乗ることで、相談スキルを上げることにチャレンジ中です。
その後、夜は新幹線「こだま」で豊橋へ移動。こだまに乗ったのは久しぶり。30分、車内でまったり過ごして、到着。
豊橋では、MORE経営コンサルティングの日野社長が主催する「第6回 TBC プレゼン大会」に呼ばれ、審査員をする任務。TBCとは、豊橋ブレックファーストクラブの略で、その名の通り、毎週1回朝食をとりながらの朝活をしている会なんだそうです。そしてその夜は、そのメンバーの皆さんがプレゼンし、優勝者を決めるイベント。
皆さんのプレゼンを楽しく聞かせて頂き、僭越ながらコメントさせて頂き、その後は飲み会に。しかし、人の発表にコメントするのって、ホント難しいです。
飲み会では、参加者の皆さんとそれぞれの人生を振り返ったりしながら、肉を食べてビールを飲みました。あー楽しい。豊橋で飲むのは2回目ですが、何かいい感じで、好きです。
23時半ごろ家に戻り、フェイスブックに投稿したりした後、爆睡。
翌日(今日)は5時に起きて、メルマガを書きました。毎週金曜日の朝8時に配信し続けているこのメルマガ、今日が627号目(627週連続)です。今日のお題は、専門特化と全体最適の視点の両輪が必要だ、ということ。ロボットや低賃金のアジアに自分の仕事が奪われないための視点、について書きました。
配信した後、すぐに尊敬するコンサルタントの方から「今回も素晴らしいメルマガをありがとうございます。」とお褒めのメールが届きました。いつも読んで頂いているだけで感激なのに、これはテンション上がります。ありがとうございました。同業のプロに認められるとやっぱり嬉しい。いろんな人に励まされながら、豊田、早朝からガンバッテマス^^。※メルマガの登録は→ https://raymac.jp/merumaga/
さて、今日の午前は、金山のホテルのラウンジでレイマッククラブの会員さんに個別コンサルティング。これは会員限定メニューで、年に1回、45分のコンサルティング(またはコーチング)が無料で受けられるサービスです。※レイマッククラブとは→https://raymac.jp/club/
いろいろと現在の仕事の事と、今後やりたいことなどを吐き出してもらい、整理して、今後の方向性と踏み出す第一歩を決めてもらいました。
「やっぱり自分の事は自分で分からないので、話を聴いてもらって、客観的な意見を言ってもらうといいですね」と言って帰られました。
今後の活躍、応援しています。
↑ ホテルのラウンジのソファ。(今日はここには座れず)
2017/04/14
大切なあなたの名前のこと
こんにちは。愛知県名古屋市で中小企業のマーケティングを支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
今日は、名前ってすごく重要だ、という話です。
中身は同じでも名前の良し悪しで、なぜか売れたり売れなかったりする、そんな例が世の中にはたくさんあること、みなさんもご存知だと思います。
その中でも有名な話がネピアの『鼻セレブ』。
もともとは1996年に、保湿ティッシュとして開発され、「ネピアモイスチャーティッシュ」として販売されたのが前身。しかしこれがイマイチ売れなかった。
そこで、ネーミングを変え、リ・ブランディングして、2008年に「鼻セレブ」として再び売り出したところ、これが大ヒット。
他社のティッシュがスーパーで5箱250円前後で山積みされている一方、鼻セレブは1箱250円前後をキープするなど、高単価にもかかわらず人気を博しているそうです。
とは言っても2008年の話なので、今でも本当にそうなのかな?と気になった僕は、近所のスギ薬局に行って調べてみることに。
すると、鼻セレブは238円。ちなみに他のティッシュは5箱で250円くらいでした。発売から10年近くたった今も、鼻セレブはしっかり価格を維持しているんですね。すごい。
さらに気になったので鼻セレブのWEBサイトに行ってみると、『大人の鼻セレブ』や「おしりセレブ」などのバリエーション商品が展開されています。
サイトは「鼻LABO」という名前で運営されており、かなり攻めた内容(笑)になっていて素敵です。一度ご覧くださいね。すごく参考になりますよ。鼻LABO→ http://hana-celeb.com/
で、名前の話でした。
最初の名前だった「モイスチャーティッシュ」のモイスチャーって、水分とか湿気、特に、化粧品で、皮膚に潤いを与えるために配合する成分のことだそうです。よく耳にしますよね。
モイスチャーなティッシュだから「モイスチャーティッシュ」にしたのだろうけど、これが売れなかった。もっと分かりやすく、花粉症で鼻水ズルズルで何度も鼻をかまなくちゃいけない人に、しっとりしたティッシュが喜ばれるだろうということで、そのまま「鼻」という言葉を使ったんでしょうね。で、高級感を連想させるセレブという言葉とくっつけて、ミスマッチ的だけど何か分かるし面白い、という世界を作り出したんですね。
まあ、成功した商品を後から理由付けするのはコンサルタントの悪い癖なんですけども。
さて、常日頃、いろんな会社の商品や会社や店舗のネーミングを見ていて僕が感じるのは、みなさんカッコよくて「シュッ」とした名前をつけたがるということ。
「モイスチャー」ってつけたくなるんですよやっぱり。いきなり「鼻」とかつけたくないんですよ、最初は。わかります。自分たちが人生賭けてチャレンジする会社や商品をカッコよく見せたい気持ち。子供や友達や親せきに自慢できるようなオシャレな名前をつけたくなるんですよね。でも、それだと売れにくい。ここに実は成功かイマイチかを分ける見えない壁があるんです。
やはり日本人にとって英語の表記は、伝わりにくいし覚えにくい。覚えにくいと、口コミが起きにくい。できれば、みんなが知っていて短い言葉を使った方が、売上につなげやすい。フランス語のシュッとした名前をつけたい気持ちはわかります。でもそれを抑えて、一発で理解できる名前にしたほうが良い。この選択ができるかどうかが、経営者としての第一歩なんじゃないかな、と僕は思います。
英語やフランス語や難しい漢字で名前をつけちゃった人は、せめてカタカナをふって、読めるようにしてください。読めないと、覚えられないし、伝えられない。
名前は、大事です。
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