2018/11/08
売上増加のために苦しくても最後までやり抜く力 【GRIT】
愛知県名古屋市で中小企業の売上アップ、やる気アップを支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
みなさんは、やり始めたことを3日坊主でやめてしまい、自己嫌悪に陥ったことはありませんか?僕はしょっちゅうあります。また、自分が天才だったら、こんな地味な努力を続ける必要なんてないのにな、と自分の能力を否定してしまっていることはありませんか?
今回のコンテンツでは、コツコツやり続け、最後までやり抜くことが、生まれつきの才能を持っていることよりもはるかに重要なのだ、ということについて書いています。
ズバリ、今回のテーマは「やり抜く力」についてです。
■仕事で高い成果を出すために重要な非認知能力
人間には2つ能力があるそうです。
ひとつは「認知能力」とよばれるもので、IQや学力テストで図られる能力。
もうひとつは「非認知能力」と呼ばれるもので、自制心・やりぬく力・創造性などに関する能力です。
ある調査結果によると、認知能力の高低よりも、非認知能力の高低によって、その人が仕事や人生で成功するかどうかが左右されるのだそうです。
つまり、頭が良いかどうかよりも、逆境に耐えたり物事を最後までやり抜く力を持っているかどうかが、仕事で高い成果を出すためには重要だ、ということです。
■苦しくても最後までやり抜く力
特に「やり抜く力」が重要です。
最近は「Grit」という言葉で、このやり抜く力を表現し、このGritの有り無しで、その人が成功するかどうかが決まるのだ、ということも言われています。
人間がある専門領域でプロとしてのスキルを身につけるためには、それ相応の量稽古が必要になります。
「天才 outliers」」の著者、マルコム・グラッドウェル氏は、10000時間にわたってあるひとつの仕事に打ち込むと(つまり量稽古を積むと)、その分野で特別な存在になれると言っています。
大量の時間を費やすことでその道のプロフェッショナルな存在になり、それが大きな成功につながるのだ、と。
この大量の時間をひとつのことに費やせる能力こそがGritなのです。
■売上増加のために進むべき方向性は?
経営やマーケティングの相談を受けていると、手っ取り早く成果が出る方法を聞きたがる経営者が多くいます。
はっきり言って、そんな簡単な方法はありません。(あるかもしれませんが、僕は知らない)
もちろん同じ努力をするのであれば、正しい方向に向かって努力する必要があります。ですからあらゆる面から検討したうえで、進むべき方向性を決めることは重要です。
そして決めた後は、その方向に向かってやり抜く力、Gritが必要になるのです。
途中で目標を手放してしまう人には、永久に目標達成はできません。
■自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
僕たちは、やり抜く力を身につけているでしょうか?
自分の頭が良いか悪いかは関係ない。
運よく賢くて切れる脳みそを持って生まれてきたのなら、それはそれで素晴らしい。
しかし、仮にそうじゃなくても落ち込む必要はない。
知能が高いのは素晴らしいが、それが成功につながるかどうかは別の話。
大事なのは、進むべき方向が決まっているかどうか。
それをやり抜く気持ちがあるか。
そして、実際にやり抜けるか。
毎日の積み重ねの先に果実がある。
ひたすら、その繰り返し。
あなたは何を積み重ねるのか。
応援しています。
参考:「やり抜く力GRIT」アンジェラ・ダックワース著
(無料メルマガ『愛される会社の法則』第605号(2016年11月18日発行)より)
※メルマガの登録はこちらから。(無料)
【残席わずかです】
50回目の節目の回となるレイマック・セミナーを開催します。
今回のテーマは、「共感時代のコツコツ流仕事術」
50名定員のところ、残席が10席を切っています。お早目のお申込みをお願い致します。
結局成果を上げている人は、コツコツと日々の改善を積み上げた人。
でも続けることって意外と難しい。
メルマガ700週間連続、会報誌発行121ケ月連続、自主開催セミナー50回のレイマック豊田が、
コツコツ続けるコツをお話するセミナーです。
第50回レイマッククラブセミナー
【テーマ】「共感の時代のコツコツ流仕事術」
【日時】2018年11月27日(火) 19時~20時45分(18時半受付開始)
【場所】ウインクあいち 1207 名古屋市中村区名駅4-4-38
【料金】5000円(税込み)レイマッククラブ会員は2000円
※友割あり(ペアで参加されますと、各お客様1000円オフ。但し初参加の方のみ
【定員】50名
【懇親会】予算別途3000円くらいです。
お申込みはこちらから↓
https://raymac.jp/20181127-2/
★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)発売中!
ご購入はこちらから。
※無料のダウンロード版もあります。
ダウンロード版はこちらからどうぞ。
2018/11/05
先週の振り返り。お仕事しながら、ビールとか、グランパスとか、な日々。
愛知県名古屋市で中小企業の売上アップ、やる気アップを支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
一週間の振り返り。
先週の月曜日は公的仕事。そこで株式会社スピードの代表、岩木勇一郎さんの講演を聴きました。デジタルコンテンツ制作事業で躍進する岩木さんの起業ストーリーを聞いて、とても共感しました。また時代を読み取る力が鋭い人で気づかされることもたくさん。レイマックプレスでより詳しくインタビューさせて頂くお願いを申し入れたところ、快諾して頂きました。楽しみです。
火曜日は守山商工会でセミナー講師。経営計画を作る際に如何に「マーケティング戦略」の視点が重要かをお話ししました。マーケティングの話になるとやはり熱くなりますね。熱意が伝われば良いのですが。
さて、水曜日は新しい仕事のオファーで長久手へ。切れ者の社長様と、構想中のビジネスプランについてミーティング。すごく面白そうなプランで、ぜひ関わりたいなと思います。これから議論しながらお互いのアイデアを積み重ね、シナジーが生まれればいいな~と思います。
この日は午後から顧問先へ。中堅社員様向けの研修でした。前回出した宿題を振り返った後、今回はコーチングについてを学びます。ペアになってもらい、傾聴やあいづちの仕方などをロールプレイングしました。あとは実践実践。次回までの進化が楽しみです。
夜は以前在籍していた会社の後輩と飲みミーティング。僕も彼もクラフトビール好きなので、名古屋のクラフトビールの店、「Yマーケットブルーイング」に行きました。彼には11月27日のセミナーを手伝ってもらうので、それについてちょっと打合せ、あとはビールを美味しく頂きました。
木曜日は公的仕事を9時から5時まで。その後、顧問先に移動して営業マンとミーティング。マーケティングの考え方をベースに、顧客に対して何ができるのかを一緒に考えました。この企業でのお仕事は7~8年続いており、業績も安定成長しております。引き続き頑張ります。
金曜日は化粧品製造・販売をしている顧問先でコンサルティング。今期の数値を見ながらやるべきことを整理。市場の状況やライバル企業の動向など、自社が置かれた環境を振り返りながら、何をするのかについてディスカッションしました。
その後、岐阜の顧問先へ。この日は税理士さんと一緒に訪問し、決算内容についての打合せをしました。前期を振り返り、新しい期に何をしていくかについて、数値をベースに、そして具体的な行動内容について話し合いました。気持も新たに、引き続きがんばります。
土曜日は午前中は事務作業をして、昼に1本スカイプで海外にいるお客様とミーティング。情報交換しながら楽しく良い打合せができました。その後はレイマックプレスの発送準備に追われ、無事発送完了しました。今号(122号)はエグセファーム株式会社の牧田社長の起業ストーリーを掲載しています。挫折を乗り越えて建築設計の道で躍進する牧田さんのお話に心を打たれます。
日曜日は子供たちと一緒にサッカー「グランパス対コンサドーレ」の観戦で瑞穂のスタジアムへ。グランパス、退場者が出たりで一歩及ばす、負けました。これでJ2降格危機が一段と高まってしまいました。うーむ。頑張れ、グランパス。
【残席わずかです】
50回目の節目の回となるレイマック・セミナーを開催します。
今回のテーマは、「共感時代のコツコツ流仕事術」
50名定員のところ、残席が10席を切っています。お早目のお申込みをお願い致します。
結局成果を上げている人は、コツコツと日々の改善を積み上げた人。
でも続けることって意外と難しい。
メルマガ700週間連続、会報誌発行121ケ月連続、自主開催セミナー50回のレイマック豊田が、
コツコツ続けるコツをお話するセミナーです。
第50回レイマッククラブセミナー
【テーマ】「共感の時代のコツコツ流仕事術」
【日時】2018年11月27日(火) 19時~20時45分(18時半受付開始)
【場所】ウインクあいち 1207 名古屋市中村区名駅4-4-38
【料金】5000円(税込み)レイマッククラブ会員は2000円
※友割あり(ペアで参加されますと、各お客様1000円オフ。但し初参加の方のみ
【定員】50名
【懇親会】予算別途3000円くらいです。
お申込みはこちらから↓
https://raymac.jp/20181127-2/
★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)発売中!
ご購入はこちらから。
※無料のダウンロード版もあります。
ダウンロード版はこちらからどうぞ。
2018/11/04
その日のうちに第一歩を
愛知県名古屋市で中小企業の売上アップ、やる気アップを支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
今回のテーマはものごとを始めるときの始め方についてです。
■小説家になったきっかけ
先日、たまたま本屋で村上春樹の「職業としての小説家」という本を買いました。
特にファンだったわけでもないし、前から読みたいと思っていたわけでもなく、本当に、たまたま目に止まった、という感じです。
この本には、氏の小説家になったきっかけが書いてありました。
プロ野球のヤクルトスワローズのファンだった村上さんは、ある休みの日、神宮球場の芝生の外野席で、ひとりで野球を見ていたそうです。
そのとき、「その瞬間」がきたのだそうです。
■突然降ってきた
ある選手が二塁打を打ち、ぱらぱらとまばらな拍手が起きたとき。
ふと、「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない」と思ったのだそうです。
何の前触れもなく、突然そう思ったのだそうです。
いわば、天から降ってきた。
そして、それを境に、氏の人生の様相はがらりと変わったのだそうです。
それまで、小説を書いたことも無く、小説家になりたいと思ったこともなく、ただ好きな音楽をかける喫茶店を経営していた氏は、その日から「小説家」になったのです。
■その日のうちに第一歩
もともと才能はあったのだと思います。あれだけの実績を生み出した人ですから。
ただ、僕がなるほど、と思ったのは、氏が「小説が書けるかもしれない」と思った後の行動です。
村上さんは、試合が終わった後、そのまま電車で新宿の紀伊国屋に行って、原稿用紙と万年筆を買ったのだそうです。そして小説を書き始めた。
思い立ったとき、その熱が冷めないうちに、次の行動をしたこと。
僕はここに分かれ目があると思います。
やろうと思ったことを、なかなかやらない人たちがいる(僕も含めて)。自分の中で盛り上がったはずなのに、結局やらないまま歳をとっている。
その原因は、思い立ったその日のうちに第一歩を踏み出さなかったから、なのかもしれません。
■自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
あなたは、やろうと思ったことを、明日に引き伸ばし、それが明後日になり、一週間後になり、結局やらなかったという経験がありませんか?
やろうと思ったことを、確実にやるためには、思ったその日にやり始めること。一回寝かせてしまったらダメなんです。
村上春樹さんは、プロ野球を見ながら「小説家になれるかもしれない」と思い、その足で(ここが大切)原稿用紙と万年筆を買い、店が終わってから小説を書き始めました。
そして新人賞を獲り、ベストセラーを生み、作家として大成功しました。
僕たちは、氏の才能は真似できませんが、行動は真似できます。
思いついた勢いでそのまま行動する。せっかくの思いを寝かせない。そうすれば、少し前に進む。
寝かせてしまったら、何も起こりません。
応援しています。
(無料メルマガ『愛される会社の法則』第604号(2016年11月11日発行)より)
※メルマガの登録はこちらから。(無料)
【残席わずかです】
50回目の節目の回となるレイマック・セミナーを開催します。
今回のテーマは、「共感時代のコツコツ流仕事術」
50名定員のところ、残席が10席を切っています。お早目のお申込みをお願い致します。
結局成果を上げている人は、コツコツと日々の改善を積み上げた人。
でも続けることって意外と難しい。
メルマガ700週間連続、会報誌発行121ケ月連続、自主開催セミナー50回のレイマック豊田が、
コツコツ続けるコツをお話するセミナーです。
第50回レイマッククラブセミナー
【テーマ】「共感の時代のコツコツ流仕事術」
【日時】2018年11月27日(火) 19時~20時45分(18時半受付開始)
【場所】ウインクあいち 1207 名古屋市中村区名駅4-4-38
【料金】5000円(税込み)レイマッククラブ会員は2000円
※友割あり(ペアで参加されますと、各お客様1000円オフ。但し初参加の方のみ
【定員】50名
【懇親会】予算別途3000円くらいです。
お申込みはこちらから↓
https://raymac.jp/20181127-2/
★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)発売中!
ご購入はこちらから。
※無料のダウンロード版もあります。
ダウンロード版はこちらからどうぞ。
2018/10/30
客が普通に求めている基準を超えているか
愛知県名古屋市で中小企業の売上アップ、やる気アップを支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
今回のテーマは客が普通に求めている「基準」についてです。
■ショップオーナーの嘆き
先日、あるショップのオーナーが相談に来ました。
そのオーナーは相当困っているらしく、現状の経営の苦しさ、そしてその原因を苦り切った表情で延々と語ります。
消費者のライフスタイルや好みの変化、立地の悪さ、家賃の高さ、地球温暖化、仕入れ先からの厳しい要求、雑用に時間が取られて経営の仕事が後回しになっていること・・・などなど。
色んな事情が重なって、商品が以前のように売れない、と困っている。苦しさがこちらにもビンビン伝わってきます。
さて、どうしたものか・・・。
■売れる雰囲気がない
僕はそのオーナーの店を直接見ていなかったので、オーナーの話を聴きながら、想像力を働かせました。
様々なことをやってきて、万策が尽き果て、相談に来たのだな、と。それくらい、今の状況は悪いのだな、と。本当にその業界は厳しいのだな、と。
しかし。
先日の休みの日に家族で出かけた時、たまたまそのお店の前を通りがかったのです。
そして、事実が見えた──。
その店の第一印象。
「あ、これは売れないな」
正直言って、売れる雰囲気が全く無い。入りたくなる感じもしない。
いや、入りたくない・・・。
■やるべきことをやっているか
つまり、その店は努力を重ね工夫を凝らし、万策尽き果てて、「それでも売れない気の毒な店」なのではなく、
「やるべきことをやっていないために売れなくて当然の店」だったのです。
まず看板に店名しか書いていないので、何の店か分からない。その看板も、一方向からは看板が見えるが、逆方向からは見えない。逆方向からの方が人通りが多いはずなのに。
外から店を覗いた時、店内が暗い。さらに陳列に工夫がなく、商品が素敵に見えない。
ひと言でまとめると、客が求めるお店としての「一定のレベル」に達していない。これでは苦しい。
そのオーナーさんも、客観的に自分の店を眺めることが出来れば気づくはずです。でもそれがなかなかできないのかもしれません。
しかし逆に言えば、やるべきことがたくさんあるということは、まだまだ伸びしろがあるということ。
コツコツ改善活動を積み重ねれば、経営は好転するはずです。
■自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
あなたの商品、あなたのお店、または会社、そしてあなた自身。
それらを客観的に見た時、顧客が当たり前に求めている一定のレベルに達しているでしょうか?
他社との違いがアピールできているかとか、あなたの会社ならではの強みとか、ターゲットが明確になっているかとか、
もちろんこういうことも大事なのですが、大前提として、当たり前にあるべき「一定の基準」を満たしているか、がまずは重要になります。
そこに行きたいか、行きたくないか、人間はまず、動物的に反応する。理性的に考えるのはその後。
客観的に自らを振り返ってみる必要があります。
やるべきことが、まだまだ見つかるかも。
応援しています。
(無料メルマガ『愛される会社の法則』第601号(2016年10月21日発行)より)
※メルマガの登録はこちらから。(無料)
【セミナーのお知らせ】
50回目の節目の回となるレイマック・セミナーを開催します。
今回のテーマは、「共感時代のコツコツ流仕事術」
結局成果を上げている人は、コツコツと日々の改善を積み上げた人。
でも続けることって意外と難しい。
メルマガ700週間連続、会報誌発行121ケ月連続、自主開催セミナー50回のレイマック豊田が、
コツコツ続けるコツをお話するセミナーです。
第50回レイマッククラブセミナー
【テーマ】「共感の時代のコツコツ流仕事術」
【日時】2018年11月27日(火) 19時~20時45分(18時半受付開始)
【場所】ウインクあいち 1207 名古屋市中村区名駅4-4-38
【料金】5000円(税込み)レイマッククラブ会員は2000円
※友割あり(ペアで参加されますと、各お客様1000円オフ。但し初参加の方のみ
【定員】50名
【懇親会】予算別途3000円くらいです。
お申込みはこちらから↓
https://raymac.jp/20181127-2/
★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)発売中!
ご購入はこちらから。
※無料のダウンロード版もあります。
ダウンロード版はこちらからどうぞ。
2018/10/21
ある女性社長のあたたかさ
愛知県名古屋市で中小企業の売上アップ、やる気アップを支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
今回のテーマはある女性社長から見えた「あたたかさ」についてです。
■宿題をやってこない
先日、ある女性社長と打ち合わせました。
この方、ご主人が急逝したのを機に会社の代表に就くことに。しかし業績は悪化。なんとか立て直すための戦略について、いろいろとアイデアを出し合っています。
現状をヒアリングしながら、やるべきことを洗い出し、実行してもらうように宿題を出します。
とても明るくまじめな方なので、出された宿題には真正面から取り組み、改善に向けて少しずつ前に進んでいました。
しかし、先日会ったときは、宿題が何も進んでいません。どうしたのでしょうか?
■修学旅行に行きたくない
聞くと、息子の息子(小学6年生、本人からすると孫)と同居し、母親のように日常の世話をしている。(なぜそうしているかはいろいろ事情があるそうです)
その孫の友達であるA君が、最近登校拒否になってしまったそうです。ちょうど修学旅行の時期。A君は「行かない」と言っているそうです。
孫から相談を受けたその女性社長は、自分の幅広い人脈を駆使して、心理カウンセラーを紹介しました。その効果で、A君はすこし気持ちが前向きになったそうです。これなら修学旅行も行けるかな、と。
では今度は予行演習をしようということで、修学旅行に行く前に自宅に泊まりに来てもらったそうです。そのときもとてもいい感じで、A君は「修学旅行に行く」ということで約束したそうです。
しかし、修学旅行の当日、A君は「やっぱり行きたくない」と言い出したそうです。やはり心の問題はそんなに簡単ではないのか・・・。
■心が動かされた
そのとき孫がA君に電話し、こう言ったそうです。
「オレ、今から迎えに行くわ」
孫は、他の友達2人を引き連れてA君を迎えに行った。女性社長は自らハンドルを握り、車でA君宅と学校を回ったそうです
結局、A君は友達に励まされ、無事、修学旅行に行ったそうです。
この「孫のサポート」で忙殺され、女性社長は、僕が出した宿題がやれなかった、というわけです。
単なる言い訳。会社の業績は「待ったなし」の状態ですから。
でも、心は強烈に動かされました。この社長、宿題はやってこなかったけど、登校困難なA君を助けたんだな、と。世の中のために頑張ったんだな、と。
あたたかい人だな、と思いました。
こういう善行をしている人こそ、ビジネスでも成功してほしいと願います。いや、絶対に成功すると思います。
■自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
僕たちは、世の中に対して良いことをしているでしょうか。
仕事で世の中に貢献するのは当たり前。
それ以外で、損得抜きで、他人のために、世の中のために良いことを行っているでしょうか
この世の中はバランスしています。
良いことをすれば、良いことが返ってくる。悪いことをすれば、悪いことが返ってくる。
そう信じて生きていたいですね。
自分のことだけ考えて行動している人の何と醜いことか。
肝に銘じます。
応援しています。
(無料メルマガ『愛される会社の法則』第599号(2016年10月7日発行)より)
※メルマガの登録はこちらから。(無料)
【11月の定例セミナー】
50回目の節目の回となるレイマック・セミナーを開催します。
今回のテーマは、
「共感時代のコツコツ流仕事術」
結局成果を上げている人は、コツコツと日々の改善を積み上げた人。
でも続けることって意外と難しい。
メルマガ700週間連続、会報誌発行121ケ月連続、自主開催セミナー50回のレイマック豊田が、
コツコツ続けるコツをお話するセミナーです。
第50回レイマッククラブセミナー
【テーマ】「共感の時代のコツコツ流仕事術」
【日時】2018年11月27日(火) 19時~20時45分(18時半受付開始)
【場所】ウインクあいち 1207 名古屋市中村区名駅4-4-38
【料金】5000円(税込み)レイマッククラブ会員は2000円
※友割あり(ペアで参加されますと、各お客様1000円オフ。但し初参加の方のみ
【定員】50名
【懇親会】予算別途3000円くらいです。
お申込みはこちらから↓
https://raymac.jp/20181127-2/
★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)発売中!
ご購入はこちらから。
※無料のダウンロード版もあります。
ダウンロード版はこちらからどうぞ。
最近のブログentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information