名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2022/06/18

ほうれん草農家、あす菜の水野博さんにインタビューしました。

【165発目 ちょっと高いけど、めちゃくちゃおいしいほうれん草作っています 編】

 

塾経営者から農家に転身(変身?)し、枠にはまらない美味しいほうれん草や枝豆を作って販売するあす菜の 水野 博さんにインタビューしました。

 

 

農業の始め方、農協との付き合い方やルール、農作物のブランディングの方法など、普段は聴けない話を根掘り葉掘り聴かせて頂きました。

 

 

塾も農業も「育てる」という点では同じこと。今は野菜を育て、ブランドを育てる水野さんの半生と、これからの野望をお聞きし、いつものことながら、聴いている自分が一番刺激を受ける取材となりました。

 

 

農業起業家として生きていくひとつのやり方がここにありました。レイマックプレスの165号(2022年5月号)に掲載しています。またすごい経営者に会いましたー!

 

あす菜 https://hiro4109.base.shop/
レイマックプレス https://raymac.jp/club/press/

 

 

 

マーケティングの基礎を学びたい人へ ↓↓↓

★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)

ご購入はこちらから

 

※無料のダウンロード版もあります。ダウンロード版はこちらからどうぞ。

 

2022/05/15

努力が幸運を追い越していく

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

今日は【努力が幸運を追い越していく】についてです。

 

◆いきなり売れた芸能人のその後

 

 

 

俳優でサックスプレイヤー、最近は「筋肉」で話題の武田真治さんが、以前TV番組「しくじり先生」に出ていました。

 

 

 

若くしてアイドル的に売れた武田さんは、いきなり引く手あまたの売れっ子芸能人になったそうです。しかしその後低迷し、思い悩み、一時はひきこもりのような状態になっていたそうです。

 

 

 

復活のきっかけは、忌野清志郎さんの音楽ユニットにサックスプレイヤーとして誘われたことだったとか。

 

 

 

その時に清志郎さんに温かい言葉をかけられ、本来の自分を取り戻し、現在の復活につながったのだそうです。

 

 

 

◆幸運と努力の競争

 

 

 

美男子コンテストで選ばれて芸能界デビューし、幸運にもすぐに売れっ子になった武田さん。お笑い芸人との番組のレギュラーに抜擢されます。当初はすでに売れていた武田さん中心の番組企画だったそうです。

 

 

 

しかしその後、チャンスをものにしようと死に物狂いでがんばる芸人さんたちから、何も努力していない自分が取り残されていきます。

 

 

 

幸運で売れた自分はそれにあぐらをかいて停滞している。一方で芸人さんたちは必死に努力し、どんどん実力をつけて成長していく。この時のことを武田さんはこう表現していました。

 

 

「努力が幸運を追い越していく」

 

 

幸運な自分。それを努力の芸人さんたちが追い越していく・・・。

 

 

 

◆幸運は遅めに来た方がいい

 

 

 

誰にでも人生に幸運が来る時期があります。その幸運が早めに来るか、遅めに来るか。武田さんは早めに来たんですね。

 

 

 

僕は、幸運はどちらかというと遅めに来た方がいいと思っています。早めに来ちゃうと、若い自分はそれを実力だと勘違いしてしまい、努力を積み上げることを怠ってしまいます。この「悪習慣」が及ぼす悪影響は意外と侮れないのです。

 

 

 

僕は起業した後しばらく、なかなか顧客を獲得できない時期がありました。だからこそこの時期に、マーケティング策をあれこれ工夫したため、その力が開発されました。スキル面だけじゃなく、精神面でも鍛えられました。このことは本当に僕の起業人生においてよかったと思います。

 

 

 

そして、努力の後にやってきた幸運は、地に足をつけながら、それをしっかり受け止め、謙虚に乗っかることができます。

 

 

 

◆自分レベルの視点で

 

 

自分レベルではいかがでしょうか?僕たちは、まずコツコツと努力を積み上げてから幸運を待つ、という順番を守っているでしょうか。

 

 

 

早いタイミングで幸運が来るなら来るで、それもまあいいでしょう。でもちゃんと自分の実力を客観的に把握していないと、勘違いを起こし、その後に大きなエラーをしてしまう可能性があります。武田さんのように。

 

 

 

短期間で得た人気は、短期間で消える。同じく、短期間に急激に増えた売上げは、短期間で消える。一方で、じっくり増えた売上げは、なかなか減らない。これは僕自身の事業でも言えると思うし、僕の周りの会社や事業者を見ていても感じます。

 

 

幸運は後から来ればいい。それまでは、地味な毎日を積み重ねながら待て、と。

 

 

末永く、応援しています。

 

 

 

(無料メルマガ『愛される会社の法則』第770号を一部修正)

 

 

※メルマガの登録はこちらから。(無料)

 

 

マーケティングの基礎を学びたい人へ ↓↓↓

★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)

ご購入はこちらから

 

※無料のダウンロード版もあります。ダウンロード版はこちらからどうぞ。

 

2022/05/01

稼ぎながら小さく投資し続ける~バーベル戦略~

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

今日は【稼ぎながら小さく投資し続ける~バーベル戦略】についてです。

 

 

 

◆ユーチューバーか公務員か

 

 

先日、テレビのバラエティ番組のロケ隊が地方へ行き、親子にインタビューしているシーンを見ました。小学生3~4年生と思われるその男の子は、「将来なりたい職業は?」というインタビュアーの質問に対し、

 

 

 

「ユーチューバー!」

 

 

 

と満面の笑みで答えます。

 

 

それを横で聞いていたお母さんは苦笑い。インタビュアーが、「ちなみにお母さんは、息子さんに何になってほしいんですか?」と聞いたとき、すかさず「公務員!」と叫んでいました。

 

 

◆バーベル戦略

 

 

やっぱり親は固い仕事について欲しいと思うんですね。しかし、公務員に就いたから人生は安泰、というほど単純なものでもない、と思います。

 

 

 

やりたいことをやらずに終える人生で、本当に良いのかな、とか。息子にそういう人生を送らせて、親として満足なのかな、とか。

 

 

 

一方で、公務員をやりながら、ユーチューバーもやる、という生き方が普通になるかも、とも思います。あ、副業禁止か否かの問題ももちろんありますけどね。

 

 

 

バーベル戦略という考え方があって、確実に収入が得られる固い仕事とその対極で、「稼げるかどうか分からないけどやりたいこと」を組み合わせ、両方を回しながら生きる、
というものです。

 

 

◆会計士90%、ロックシンガー10%

 

 

ユーチューバーも楽な仕事ではないと思いますが、本当にやりたいのなら、公務員の仕事の合間にやればいい。公務員の仕事で大きく稼ぐことは無理かもしれませんが、ユーチューバーは大きく化ける可能性は、ある。

 

 

 

バーベル戦略は、確実な仕事を確実にやりつつ、一方で自分がやりたい小さな種や芽に、少しずつ時間を投入し続け、開花を待つ戦略。

 

 

 

このバーベル戦略は、山口周さんの著書「ニュータイプの時代」で紹介されていたのですが、そこでは「会計士90%、ロックシンガー10%」という生き方が紹介されていました。

 

 

 

ちょっと古いですが、小椋佳さんというシンガーは銀行員のままプロの歌手として活動をしていましたし、最近では、メンバーが歯科医のまま音楽活動をするGReeeeNという例もあります。

 

 

◆自分レベルの視点で

 

 

自分レベルではいかがでしょうか?

 

 

 

これは、自分の仕事の仕方でも応用できますよね。確実な仕事をやりつつ、小さな種や芽に水や養分を少しずつ注いでいく。そのプロセスを楽しみつつ、大きく開花する可能性を消さないでいること。現時点では稼げないので、そこに大きな資金や時間を投入できませんが、小さくても続けていると、大きく花開く夢は広がります。

 

 

 

先が見えない現代においては、何が正解か、とにかく分かりにくい。そういう中で、目の前の確実な仕事だけをやり続けることが正しい選択であるとはとても言い切れない。むしろ危険すぎる。一方で自分の好きなこと・やりたいことをやって生きるのが、幸せであることは明白。また社員を抱える人ならば、社員がワクワクする仕事をやれればこんなに嬉しいことはない。

 

 

でも経済的なリスクもあるので、目の前の確実な仕事をしながらも片方で好きなことや興味のあることを小さく、継続できる形で続けていくスタンス。それがバーベル戦略です。

 

 

まあとにかく。

 

 

 

決まり切った形なんてないし、誰かが言う「正解」があなたにとっての正解であるはずもない。

 

 

 

稼げることで稼ぎ、好きなことも続けていく。そのちょうどいいバランスを見つけられたらいいですね。

 

 

 

あなたにとってのバーベル戦略。ぜひ見つけてください。

 

 

 

応援しています。

 

 

 

(無料メルマガ『愛される会社の法則』第769号を一部修正)

 

 

※メルマガの登録はこちらから。(無料)

 

 

マーケティングの基礎を学びたい人へ ↓↓↓

★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)

ご購入はこちらから

 

※無料のダウンロード版もあります。ダウンロード版はこちらからどうぞ。

 

2022/04/05

何をやっても結局タフ(大変)なんだから、せめて明るいタフになろう

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

今日は【明るいタフ】についてです。

 

 

 

◆何をやっても、タフ

 

 

以前、当時41歳のプロテニスプレイヤー、松井俊英さんの記事を読みました。https://the-ans.jp/column/99384/

 

 

 

松井さんは現在(41歳当時)も現役の選手で、男子シングルスでの世界ランクは600位。現役最年長ランカーとなったそうです。

 

 

 

 

41歳という年齢にかかわらず現役にこだわる松井さんにインタビュアーが、「現役が自分に合っているのか?」と質問します。

 

 

 

この質問に対して松井さんは、「何をやっても絶対にタフです(から)」と答えます。つまり、コーチになればなったで選手との間でタフ(=大変)になる。サラリーマンも絶対にタフ。解説者は解説者でタフ。

 

 

 

何をやっても絶対にタフ。つまり楽な仕事なんてない。だったら、自分は好きなテニスを現役としてやり続ける道を選ぶ、もちろんタフだけどね、と。でも、タフだけど、とても明るい(笑)。

 

 

 

◆結果が出ないと金は出ない

 

 

いつも楽しそうに見えるあの人も、実はタフかもしれない。ラクそうに見えるあの仕事も、絶対にタフだ。

 

 

 

今日、ユルそうに見えるあの人の仕事も、一年後にはきっとタフになるだろう。年を取れば、タフなことは増えていく・・・。

 

 

 

仕事はみんなタフだ。なぜなら、すべて結果が求められるから。プロセスが大事なのはもちろんですが、結果が出ないと金が出ない(ここ重要)。金が出ないと続けたくても続けられない。

 

 

 

また、仕事に人間関係はつきものです。好きな人だけじゃなく、苦手な人とも一緒に仕事をせねばならない。これには本当にタフネスさが要求されます。

 

 

 

◆明るいタフに

 

 

で、何をやっても結局タフならば、好きなことをやった方がいい、と松井さんは感じているのだと思います。一番やりたいことをやってタフな場合と、そうでもないことをやってタフな場合とを比べたら、絶対前者を選ぶでしょ?というメッセージ。僕もそう思います。

 

 

 

仕事柄色んな年代のいろんな人に会いますが、雇われている、独立している、に関係なく、好きじゃないことをやっている人は、今後年を取るにつれてさらにタフな人生が待っている、と思わずにいられません。好きなことをして生きている人ももちろん、今後もタフな人生を過ごすのでしょうが、「明るいタフ」になれる気がします。

 

 

 

◆自分レベルの視点で

 

 

自分レベルではいかがでしょうか?

 

 

 

僕たちはやりたいことをやって「明るいタフ」になっているか?

 

 

 

経済的な理由でやりたくないことをやらざるを得ない場合もあります。お金が足りなくなることへの恐怖は、日本人は特に強いのかもしれません。

 

 

 

僕も起業当時は恐かった。毎月決まった日にお金が振り込まれるサラリーマン生活が長いと、これを失う恐怖は半端じゃない。

 

 

 

すごくタフだ。でも明るいタフです。

 

 

 

結局、何をやってもタフ。じゃあ何を選ぶ?

 

 

 

41歳のプロテニスプレイヤーの生きざまの記事を、自分の人生と重ね合わせながら読んだ人も多いはず。

 

 

 

あなたはどうですか?

 

 

 

応援しています。

 

 

 

(無料メルマガ『愛される会社の法則』第768号を一部修正)

 

 

※メルマガの登録はこちらから。(無料)

 

 

マーケティングの基礎を学びたい人へ ↓↓↓

★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)

ご購入はこちらから

 

※無料のダウンロード版もあります。ダウンロード版はこちらからどうぞ。

 

2022/03/19

小さな会社・お店の売上アップ基礎講座~松阪市産業支援センターさまのご依頼で開催しました~

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

今週水曜日は、松阪市産業支援センター様からのご依頼で、中小企業・個人事業向け売上アップセミナーを行いました。

 

 

 

コロナ禍での開催、ということもあってオンラインセミナーという形になりました。

 

 

 

今回は松阪市産業支援センターさまが主催で、事務局を百五総合研究所様が担当されました。百五総研様とは以前から何かとお付き合いがあり、お世話になっていて、今回のセミナーのお話を頂きました。本当にありがとうございます。ご縁に感謝です。

 

 

 

百五総研様からは「豊田さん、オンラインセミナーなので、自宅から配信でもいいですよ~」と言われていたのですが、ちょっとそれは寂しいので、津市の百五総研さまの会議室にPCとカメラをセッティングしてもらい、そこに出向き、担当者の社員さん2人に前に座ってもらい、しゃべらせてもらいました。やはり人に向かって話した方が、断然話しやすいんですよね。できましたら時々うなずきながら聞いてくれるとありがたいですー、とお願いして(笑)。

 

 

 

お二人とも(期待通り)とても熱心に聴いてくれて、めっちゃうなずいて聴いてくれました(笑)。感謝感謝です。あっという間の3時間、しゃべり倒しました。

 

 

 

内容は、売るためセブン、顧客ピラミッド、ファネル、などなど、いつも僕が大事にしていることを中心に、できるだけ分かりやすく、具体的な事例を紹介しながら行いました。

 

↑売るため7マーケティングシートを使いながらお話しました。

 

 

参加者は30名弱くらいいたらしいですが、全く顔は見えず(顔は出さないウェビナー仕様で開催されたため)、手ごたえも全く感じにくかったのですが、目の前の社員さん二人には喜んでいただけたので、良かったです。

 

 

 

久々に近鉄電車に乗って、小旅行気分も味わえて、リフレッシュできたのも良かった。せっかく津まで来たので、できれば足を延ばしてお伊勢さんを参拝したかったけど、時間的に今回はあきらめました。

 

 

 

車窓風景を楽しみながら、名古屋へ戻りました。

 

 

さ、三連休を楽しみましょう♪

 

 

マーケティングの基礎を学びたい人へ ↓↓↓

★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)

ご購入はこちらから

 

※無料のダウンロード版もあります。ダウンロード版はこちらからどうぞ。

 

最近のブログentries

コンサルプランconsulting plan

情報発信information

毎月発行
Raymac press 最新号

レイマックプレス第175号はHAPPINESSFLOWER 代表、尾関勇亮さんにインタビューしています。     『お客さんを笑顔にするのが嬉しい』   &nb……

>> Raymac pressバックナンバー