名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2011/05/27

おじさん限定フィットネスというビジネスモデル。

45歳以上男性限定フィットネスクラブというものがあるそうです。その名も「サロンオールディーズ」(笑)。

男の隠れ家的なイメージを訴求しつつ、中年男性の健康管理をサポートするのだとか。キャッチコピーは「自分のための介護予防」。(^-^)/

運営するのは医療機器メーカーで、自社が持つ介護予防の理論に基づいたトレーニング機器を配備しているのだそうです。

東京都中央区に1号店をオープン。月会費1万円。おじさんたちにこのコンセプトは受け入れられるのか。今後の動向に注目です。

さて、フィットネスクラブは全体的に苦しいと聞きますが、その中でも元気が良く、何かと話題になるのがカーブス

。こちらは女性限定です。年齢は不問で「何歳からでもOK」とうたっています。

でも、「何歳からでもOK」ということは、「中高年でもOK!」と言っているようなもので、同社のHPを見ても、年齢層高めの女性をターゲットにしているように見えます。

カーブスの特徴を表すのに、「3Mの排除」というキーワードがあります。

3Mとは、①mirror(鏡)、②make-up(化粧)、③men(男) です。

男性の目を気にせず、鏡で自分の姿を見せ付けられることなく、スッピンで気軽に来てね!ということなんですね。このコンセプトが広く女性に支持されているようです。

あるいは、ゴールドジム

というフィットネスクラブは、ダイエットや健康管理が目的ではなく、筋肉増強を目的とするというコンセプトで異彩を放ち、顧客を増やしているそうです。

ターゲットを明確にするということは、同時にターゲットではない顧客をはっきりさせることでもあります。(by 楠木建)

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フィットネスクラブ業界に見る、ターゲット絞り型ビジネスモデルの事例。

参考になりそうですね。

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2011/05/26

お客様は神様ではない。弟子だ。

昨日、花アートという花屋さんとカフェが一緒になったお店のことを書きました。

それで思い出したのですが、パークコーポレーション

という花屋チェーン(店舗名は青山フラワーマーケット)を全国展開する会社も、従来の花屋にカフェを併設した店舗を増やすそうです。

これは、「花に囲まれた生活って素敵でしょ?」というメッセージを、花に囲まれたカフェで時間を過ごしてもらうことで、お客様に伝えようとしているのだそうです。「花に囲まれた生活の素晴らしさ」を体験したお客様は、花を買って帰り、自宅に飾って楽しむのです。

僕も、実際に花アートのカフェでコーヒーを飲んで、「ああ、花や緑に囲まれてボーっとするのって気持ちいいな」と感じました。

そんな僕を見て店主は、

「でしょ?いいでしょ?花のある生活って、最高に気持ちいいでしょ?」

とニンマリしているはずなんです(たぶん)。

自分のやっていることに自信と自負があるのであれば、教えたいじゃないですか、伝えたいじゃないですか、広めたいじゃないですか!つまり、真の商売人というのは、伝道師なのです。(by 小阪裕司)

豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう

自分は、自分の商売のプロのはず。プロであれば、その道の楽しさや素晴らしさが分かっているはずですよね。

それを、お客様に伝えることこそ、商売人としての使命なのだよ、と小阪先生は言うわけです。

花屋さんであれば、花に囲まれた生活の素晴らしさや楽しさをお客様に伝えたい。そのために花アートもパーク社もカフェを併設して、そこで実際にくつろいで体験してもらおうよ!という発想なのだと思います。

お客様は神様ではない。お客様は弟子なのです。そしてあなたは弟子にその道の素晴らしさを伝える師匠なのです。(by 小阪)

さてあなたは、お弟子さんに、何を伝えますか?

●追伸

6月定例勉強会を行ないます。

テーマは「ビジネスマンの数字力を鍛える勉強会」

★数字を使いこなせば、経営が変わる、コミュニケーションが変わる、ビジネスが変わる~豊田が徹底解説します。

日時:2011年6月22日 19時~20時45分(18時半受付開始)

場所:ウインクあいち 1105会議室

費用:3000円 愛P会員は割引または無料

詳細はこちらから

豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう

2011/05/20

1人が動かなかったら何もできない。

昨日の睡眠時間は5時間。7時間睡眠を要する僕にとってはちょっとつらかった。<br />

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昨日は夜10時からクライアントである飲食店のミーティングに参加し、終わったのは午前1時半。それから帰宅して床についたのが2時過ぎでした。<br />

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疲れたけど、本音を言い合えた意味あるミーティングになりました。あとは実行あるのみですね。<br />

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今日は午前中は事務処理、午後からは栄へ。<br />

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僕が以前勤務していた東証一部企業の事業部長に呼ばれ、先方事務所で打ち合わせ。懐かしい~。<br />

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同社が取り組む新規事業の立ち上げについて、今後定期的にディスカッションしていくことになりました。大企業とのコラボレーション。楽しみです。<br />

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その後、カフェで別のお客さんと待ち合わせ、マーケティング戦略の提案。シフォンケーキをご馳走になりました♪ダイエットの道は険しい(遠い目)。<br />

<br />

打ちあわせ終了後、自転車で栄から鶴舞方面へ移動。この自転車、3日前に栄に飲みに来た時以来放置しっぱなしで、ようやくピックアップできました。<br />

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それにしても今日は暑かった。自転車こぎながら、汗かきました。さっきのシフォン、消化できたかな・・・?<br />

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<font size=”3″><span style=”font-weight: bold; color: rgb(255, 20, 147);”>1人では何もできない。しかし、1人が動かなかったら何もできない。(by 山下康裕)</span></font><br />

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<div align=”center”><div align=”center”><a href=”http://stat.ameba.jp/user_images/20110520/21/raymac/7c/ca/j/o0127010411240190426.jpg”><img border=”0″ src=”http://stat.ameba.jp/user_images/20110520/21/raymac/7c/ca/j/o0127010411240190426.jpg” alt=”豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう” /></a>

</div>

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僕は1人で動く、フリーランサーです。<br />

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しかし、1人では何もできません。クライアントや他分野の専門家と協力し合うことで、始めて目標が達成できる。<br />

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また、中々改革が進まないクライアントの中に入り、最初に動く1人になるという役割も担います。<br />

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昔にお世話になった人、最近お世話になっている人のために、毎日走り回っています。<br />

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これからもよろしくお願いします。<br />

2011/05/18

もち吉の潔さ。

昨日、車で移動中、信号待ちしていたら、こんな看板が目に入りました。

豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう

お煎餅などを販売する『もち吉』さんの看板です。

このキャッチコピーがいいですよね。

餅を愛し、餅に生きる。

この潔さ。餅にこだわり、餅にかける思いが伝わってきます。

このコピーに惹かれて、思わず入店。小奇麗な店内でメインに販売しているのは、うるち米を使ったお煎餅やあられの数々。その他大福餅や柏餅なんかも売っています。

このもち吉さん、福岡県に本社があり、全国に189店舗を展開するなかなかの企業です。創業は昭和4年。歴史もあります。地味だけど芯の強さを感じさせてくれる、もち専門で成長してきた企業です。

一般的に、その本人の実力とは関係なく「専門家」の方が、「何でも屋」よりも実力があると思われやすい。

「うちはもち専門です」、と言われると「さぞかし美味しいのだろう」と勝手に創造を膨らまします。「餅を愛し、餅に生きる」というコピーは、もちの専門家であることの宣言で、企業としての自信が伝わってきます。

ところで、この「○○を愛し、○○に生きる」というキャッチコピーは、色んな業種で使えますよね。

ラーメン屋さんだったら、「ラーメンを愛し、ラーメンに生きる」。お客はさぞかし気合の入ったラーメンなのだろうとワクワクします。

ふとんや屋さんだったら、「ふとんを愛し、ふとんに生きる」。さぞかし寝心地の良いふとんを作っているのだろうと期待してしまいます。

あなたは、何を愛し、何に生きていますか?

○○にあなたの仕事を入れるだけで、意思の強さが表せます。

是非、遊んでみてください。

コンサルを愛し、コンサルに生きる豊田より(^-^)/

2011/05/14

テーラー神谷さん。

今日はオーダーシャツを作りに行きました。

いつも行っているテーラー神谷さん

に行き、まずサイズアップしていないかをチェック。

案の定、胸周りと、お腹周りが1センチ増!

「1センチ増で体重1キロ増なんですよ」と店員さんは笑うのですが・・、本人苦笑い。

このお店、オーダーメードのシャツやスーツを作ってくれるのですが、想像するほど値段は高くありません。

それに1度採寸してもらえば、2回目からは(太らない限り)採寸不要でピッタリのモノが出来上がるので、「買ったけど気に入らなくて着ない」という失敗がないのですね。

シャツって、首周りと腕の長さがピタッと合うのって、既製品ではなかなか無いので、僕は気に入っています。

このお店で感心するのは、定期的にキャンペーンを張り、DMを送り、さらに電話で告知をするという販促サイクルがきちっと守られていること。WEBサイトもなかなか充実してます。

DMも顧客の年齢などによってセグメントし、コンテンツを変化させて送付しているそうです。

「いつも、きちんと販促活動をされていますね」と言うと、店員さんは色々な取組みを教えてくれました。

このお店のように、来店時に顧客としっかりとコミュニケーションを取り、その後は、DMや電話でさりげなく関係を維持し、リピーター化させていくというやり方は非常に参考になります。

過去にどんな商品を買ったのかも把握されているので、次の商品を勧めやすいという点も良いです。客側も自分の購買履歴を把握してもらえていると、安心感や信頼感を抱きます。(再来店すると採寸してくれて、自分の体型チェックも出来て、盛り上がります笑)

オーダーメードという商品特性もありますが、顧客データを蓄積し、顧客アドレスにアクセスできる顧客管理体制を築いているというのは強いですね。、他業種でも見習いたいです。

「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい。(by 高田靖久)

豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう

100回客にするためには、まず顧客とコミュニケーションをとり、アドレスを集めること。

まずはそこからです。

応援してます。

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