2019/02/12
第565号【与える人になるために】
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■500人の経営者から学んだこと
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活躍している起業家や経営者にインタビューしてきて、
約90人を数えます。
その他にもコンサルティングの現場で会う経営者も含めると、
今までに500人くらいの経営者や起業家と触れ合って来たことになります。
この経験を通じて感じるのは、
成果を出している人は行動が早いということです。
素早く実行し、
結果を見て次の判断をし、
またすぐに実行に移す。
このサイクルが早い人が、
結局、成功している人なんだな、と
つくづく思います。
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■クレクレ星人
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一昨日会った経営者は、
逆の人。
頭で考えたことについて、
「どう思いますか？」
と僕に聞いてばかり。
「どうやったら上手くいきますか？」
「どうやって集客したらいいですか？」
「この事業について、何かいいアイデアをくれませんか？」
とにかく、「情報をくれ、くれ、くれ。いいやり方を教えろ」
なんですね。
で、自分ではまだほとんど何も実行していない。
（こういう人をクレクレ星人と呼んでいます）
楽して儲けようとしている。
楽して儲ける方法があると信じている。
それを教えろ、と言う。
まあ、こういう人は難しいですね。
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■効率よりも、量
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成功している人は、
実行しています。
しかも、超高速で実行しています。
まずスタートが早い。
ある程度考えて方向性を決めたら、
とにかくやってみるという姿勢。
スタートが早ければ、
結果も早く出る。
良い結果ならばOKだし、
ダメな結果なら、
修正してすぐ再実行する。
早く行動するから、
たくさん行動できる。
つまり量稽古で鍛えられる。
中小企業やスタートアップ期のベンチャーは、
とにかくたくさんの量をこなさないと、
良い結果が得られません。
効率よりも、まずは量を超高速でこなすこと。
これがすごく大事なんです。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか？
僕たちはクレクレ星人になっていないでしょうか？
自分が動く前に、
とにかく楽して他人からもらおうとする人に。
楽して得た成果は、
結局はすぐに消える。
一方で自分が地道に実行して得た成果は、
必ず自分の血となり肉となる。
自分を強くしてくれるエネルギに─なる。
まずは実行してみる。
そしてその結果を冷静に分析する。
そして次の行動にそれを活かす。
本物になるための近道はありません。
地道な行動を繰り返すのみ。
他人からもらうことを期待するのではなく、
自分を信じて、自ら行動する人になる。
そうすると他人に与えられる人になれる。
僕も改めて「実行」を意識します。
ぜひ、あなたも。
応援しています。
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■編集後記
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2月17日にセミナーを行います。
小さな会社が逆境に負けずに成長するコツを伝えるセミナーです。
タイトルは、
「逆境に負けずにグングン伸びる強い会社をつくる！」です。
景気や為替に振り回されず、
力強く伸びていける会社にするために必要なことを
事例を交えながらお伝えしたいと思います。
日時：2月17日（水）19時～20時45分（18:30より受付）
場所：ウインクあいち ９０４会議室
（名古屋駅前）
参加費：3000円（税込）
定員：30名
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