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豊田礼人の基本的な考え方を
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2015/10/02

第546号【売れるための質と量】

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■新商品が売れない
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先日、ある建設会社の経営者が経営の相談に来られました。

 

 

彼は、
ゼネコンの下請けから脱するために、
ある自社商品を開発し、
それを販売していきたいのだと、いいます。

 

 

製造は台湾のメーカーに委託しているそうで、
価格競争力はある程度ありそうな商品でした。

 

 

しかし、
半年くらい前から販売を開始したものの、
なかなか売上が伸びない。

 

 

そこで、どう売ったら良いか相談したい、
ということで僕に会いに来たのです。

 

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■良い質であること
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商品が売れるためには、
以下のような「質と量」が伴っていることが必要です。

 

 

まず、質について、

その商品が良い品質で顧客に価値を提供できること、

 

 

販売員・営業パーソンの質が良く、
一定の販売スキルを身に着けていること、

 

 

プロモーションに使うツール(ホームページやパンフ等)の
質が高く、魅力的で訴求力があること、

 

 

この3つの「質」が備わっていることが必要です。

 

 

つまり良い商品、良い人、良いプロモショーン、です。

 

 

業績悪化に見舞われている会社は、
まずここを真摯にチェックする必要があります。

 

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■行動量を3倍にしてください
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そして、「量」。
量を満たすこともめちゃくちゃ大事です。

 

 

営業やプロモーションの量、

商談回数、

発信する情報やコンテンツの量、

 

 

これらが十分に足りているか。

 

 

いくら質が良くても、量が足りていないと、
売れないし、広がらない。

 

 

多くの中小企業は、これらの量が絶対的に足りていない。

 

 

先述した相談企業も、
「良い商品が開発できた」ということで満足してしまい、
営業の量もプロモーションの量も、
情報発信の量も全然足りていない。

 

 

だから、きつい言い方ですが、
売れるわけないのです。
全然世の中に知られていないわけですから。

 

 

そこで、
「まずは行動量を3倍にしてください」
とお願いしたところ、
「やります!」と同意してくれました。

今後が楽しみです。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?

 

あなたは、
商品の質や営業の質、
そしてプロモーションの質が上がるように、
日々努力しているでしょうか?

 

そして、
行動の量や発信の量は足りているでしょうか?

 

成功している起業家に会って驚くのは、
その行動量の多さです。

 

結果を出している人は、
つべこべ言わずに動いてます。

 

嬉しいことに、
量が増えれば、質も磨かれます。
これは間違いない。

 

 

僕は週一のメルマガだけは欠かさず発行し続け、
今回で546回目の発信です。
この「量」が信頼を増やし、
文章スキルを多少なりとも上げ、
僕を助けてきてくれました。

 

 

量を増やせば、質は上がる。

 

 

そして成果が上がる可能性も高まる。

 

 

そう思います。

 

 

応援しています。

 

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■編集後記
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10月に入り、秋も深まってきましたね。
いよいよ今年もあと3か月。
今年の目標を達成すべくラストスパート。
終わりよければすべてよし。
頑張りましょう!

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