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豊田礼人の基本的な考え方を
書いているメルマガです

2007/08/24

第123号【見切り発車でGO!】

お盆休み中にクリーニングに出し、パリッとアイロンが効いたスー
ツを着て出かけたら、ドバーっと雨が降ってきて、ズボンの折り目
がすっかり無くなってしまい、「何でやねん!」と思わず天気に
突っ込んでしまった豊田です。でも、恵みの雨ですね。少し(一瞬)
涼しくなりました。

ではでは、本日のメルマガをどうぞ!

◎ブログ書いています。↓↓↓
ブログ『サンボー豊田礼人の散歩 a GO!GO!』
http://raymac2.exblog.jp/
◎ホームページへも、是非。↓↓↓
公式サイト
『サンボーがいたらな~と願う仲間に捧ぐ』サイト
https://www.raymac.jp

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■見切り発車でGO!
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メルマガを書いていると、読んでくれている人から、

「毎週毎週、大変だねえ。スゴイねえ」

と、褒められたのか、同情されたのか、よく分からないような、とに
かくネギライの言葉をたくさん頂きます。

今回で連続123週無休で発行してきたことになりますが、これだけ
続けてきても、毎回毎回書き上げるのに必死の思いをしております。
「なんとか、もう少し楽に書けないかな~。」と毎週思うものの、これ
だけは今後も変わらないのかもしれません。

ボクの書き方は、まず白い紙に今週感じたことをベースに、関連する
ことを色々と書いていきます。それらを書きながら、新聞や雑誌、
あとWEBなんかから面白そうな記事を探し出し、それらも紙に書き
出していきます。そして、一貫したストーリーが出来るようにつない
だり削ったりしていきます。そして、ストーリーが「まとまった時点」
で文章として書き始めます。

ツライのは、その最後の「まとまった時点」がなかなか訪れないこと
です。そこに達するまで考えたり、読んだり、ネットサーフィンしたり
しながら、もだえ苦しみます。この過程で3時間くらいあっと言う間に
過ぎ去ります。

しかし最近、この3時間を劇的に短くするコツを発見しました。それは、
見切り発車で文章を書き始めてしまうことです。完璧に構想がまとまっ
ていなくても、とにかく書き始めます。文脈が滅茶苦茶でも、とにかく
書き始めます。「後から修正すれば良い」、と割り切るのです。

書き始めると、思考中には「あれも書きたいこれも書きたい。でも上手く
まとまらない」と思っていたことも、意外とキレイに書けたりします。ま
た、書いているうちに別のアイデアが出てきたりもします。

最初から完璧を求めると、手も脳みそも止まります。しかし、「やりながら
後で修正すれば良い」と割り切ると気が楽になり、手も脳みそも動き出し
ます。ほんと、不思議ですけどね。

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■意外と出来ちゃう
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この例から言えることは、「複雑で大変そうに思えることも、取り掛
かると意外にできちゃう」ことが、世の中には結構多いのではないか、
ということです。

例えば最近こんなことがありました。仕事で関係している会社の社長
から、その会社が展開している事業の方向性を企画してくれ、と依頼
されました。

コトの複雑さが分かっていただけに、最初は「とてもボクには無理だ」
と思い、逃げ腰でした。しかし、逃げられず、しょうが無いので白い紙
に荒削りの方向性を書き出し、「見切り発車」でパワーポイントに打ち
込みはじめました。

すると、最初は複雑に思えたことが、意外にシンプルにまとまり、あれ
よあれよという間に2時間くらいで出来上がってしまいました。取り掛
かる前は「こんな企画、3日あってもできないぞ」と思っていたのに、
です。そして驚いたことにその企画を経営陣に提案したところ、何故か
(!)採用されてしまいました。

この件でも、頭の中で考えて「大変そうだな~」と思っていたことが、実
際に取り掛かってみると、「意外に出来ちゃうもんだな」ということを痛
感しました。

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■ノルマに弱い子供
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特にボクは、そういう傾向が強いのかもしれません。例えば、子供の時、
ボクはあまり食べることが好きではありませんでした(今は真逆ですが)。

そんな子供だったので、特に「鍋料理」が嫌いでした。何故かというと、
鍋料理って、初めからどかっと具材がテーブルに並べてありまよね。
あれを見ただけで、「うわ~。あんなに食べないとダメなんだ~」と憂
鬱になってしまうのです。でも食べ始めると、意外においしくて、完食
してまうのですけどね。

最初に膨大な「ノルマ」を見せられると、「食べなくちゃいけない」
という脅迫めいた思いが先行し、ネガティブになっちゃうのですね。

「大変そうだな~」という先入観がムクムク湧いてきちゃうのです。

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■自分レベルの視点で
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目標を設定することはとても大事です。そのことはこのメルマガ
でも何度か紹介してきました。しかし、そこに行き着くまでに必
要な膨大な作業量を「ノルマ」として考えすぎると、動く気が失せ
てしまう、という人は多いと思います。やることがいっぱいありすぎ
て、何から手をつけていいのか分からない、というヤツです。その
結果、何もしないのです(驚くことに!)。

時々、「メルマガを発行しようと思い、研究の意味で読んでいます」
というメールを頂きます。

読んでいただけるのは本当に嬉しいのですが、他のメルマガを読みす
ぎて、その作業量の大変さも知ってしまい、なかなか第1歩が踏み
出せなくなってしまわないか、と少し心配になります(余計なお世話
ですみません)。

最初からスゴイことをやろうとすると、それと現在の自分とのギャ
ップが受け入れられず、立ち止まってしまうことがあります。ボクも
他のスゴイメルマガは時々しか見ないことにしています。凹みますから。

ですから、まず、見切り発車をすることをオススメします。小さな第1歩
を踏み出し、ゼロを1にするのです。

そうすると、意外に2歩目がスンナリ出せますから。

残暑厳しい中ですが、世の中がバテてるスキに、1ミリだけでも進んで
みませんか。

え?無理?

じゃ、0.5ミリでOKです。

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■今週の一冊 「コンサル成功物語」 浜口直太 著
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国際経営コンサルタント、浜口直太氏の自伝的小説です。高校時代に
国際経営コンサルタントになろうと決意した著者が、外資の大手コン
サルティングファームで活躍し、その後独立して今に至るまでの話を
痛快に語ってくれます。サクセスストーリーなので一気に読めますよ。
しかも、仕事人として大切な「思い」もヒシヒシと伝わっています。
著者は自分のことを「落ちこぼれの僕でも、夢がかなった!」という
風に紹介してくれています。謙遜も十分にあるでしょうが、それを差し
引いても、勇気付けられる一冊です。
興味がある方はコチラカラ↓
https://www.raymac.jp

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■編集後記
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一昨日は、NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクト主催のパー
ティの司会をやりました。名古屋の栄という繁華街に立地するオシャレ
なインテリアショップ『in the room』に150人を超す人が集まり、
日本製の良さを語り合う(?)パーティです。最初は「噛み噛み」で
グズグズな司会でどうなることかと思いましたが、後半は盛り返し、
何とか終わりました。こんな大勢を仕切る司会なんて始めてで、正直
気が進まなかったのですが、挑戦してみて良かったです。たぶん、
0.5ミリは前進したと思っています。

(第123号終わり

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