2011/08/19
第331号【コンテンツ&コミュニティ】
暑中お見舞いを出したら、ある有名会社の会長様から返信が来まし
た。一度お会いしただけだったのですが、やはり出来る社長はこう
いうところマメだなと感銘を受けました。
8月26日に名古屋のウインクあいちで「ソーシャルメディア時代の
マーケティング戦略」と題して勉強会を行います。隆盛を極めつつ
あるフェイスブックをいかにマーケティング活動に活用するか、に
ついて僕のアイデアをご紹介するつもりです。お楽しみに。
詳細→ https://raymac.jp/saishinbenkyokai
※ブログは平日ほぼ毎日書いています。↓
http://ameblo.jp/raymac/
(連続331週間、無休で発行しています。)
◎今週のメルマガ 【コンテンツ&コミュニティ】
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■コンテンツ&コミュニティ
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現代のマーケティングに必要なもの、それはコンテンツとコミュニ
ティだと最近強く思うようになりました。
コンテンツとはあなたが扱う商品やサービスを顧客はなぜ使う必要
があるのかを詳しく説明した文章や画像、動画のことです。
コミュニティとは、あなたが扱う商品やサービスを使っているお客
様やこれから使おうかと考えている見込みのお客様たちが集まり、
その商品やサービスを取り巻く様々なことにについて情報交換を
する場です。
このコンテンツ&コミュニティにしっかり経営資源を投入すること
が、マーケティングを機能させるためには非常に重要になってきて
いると感じます。
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■コンテンツの重要性
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まずコンテンツについて。
現代の市場はコモディティ化市場と呼ばれ、企業間の技術的水準が
同質的になり、供給される商品やサービスの本質的部分での差別化
が困難になっています。
そういう市場においては、商品やサービスそのものを売るのではな
く、それらを使うことによって顧客側がどんな目標を達成できるの
か、どんな問題を解決できるのかを包括的に提案する必要があります。
例えばコピー機を売るのであれば、その四角い機械の性能の高さで
はなく、そのコピー機によって日々の仕事がどんな風に変化し、ど
んな風に仕事の効率がアップするのか、どんな風にオフィスの様子
が変化するのか・・ということをストーリーとして描かなければな
りません。
そのストーリーが面白ければ、顧客は興味を持ちます。こういう、顧
客が興味を持ちそうなストーリーや提供者のその商品に対する思い
などをコンテンツとして用意してくことで、商品やサービスそのも
のの差異を超越した愛顧を顧客から勝ち取ることが出来るのです。
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■コミュニティの中でお客様と交流する
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コンテンツが面白ければそれに共感した人が集まってきます。つま
り価値観の似た人が集まり、そこにコミュニティができます。
共感はあらゆるビジネスの基礎となります。共感できない人からは
買いたくないし、売りたくもないでしょう。共感があればそこにコ
ミュニティは自然に出来てきます。
昨今地域や学校というコミュニティは崩壊しかけています。エリア
という基準でくくられたところで、心を通いあわすコミュニティは
出来にくくなっている、ということの表れかもしれません。
それよりも、「同じものが好き」、「同じ価値観を持っている」、
「共感が持てる」という基準でくくられた集団は、信頼し合えるコ
ミュニティを形成しやすいという事実があります。
コンテンツを発信し、共感できる人を集め、その人たちでコミュニ
ィを形成する。その上で、その人たちと深いコミュニケーションを
交わしながら商品やサービスを提供していくという順番が、今後は
とても重要になっていくと思います。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょう?
このコンテンツ&コミュニティを現実的に進めていくうえで、ネッ
ト上のツールは非常に使えます。このメルマガもコンテンツを発信
するツールですし、ブログやホームページもそうですね。僕自身も
何年も前から活用しているツールです。
またリアルのツールとして、小冊子やニュースレターなども活用の
仕方によってはまだまだ威力を発揮します。
そしてコミュニティをつくるのに適しているのがフェイスブックを
代表とするSNSです。フェイスブックは、友達として交流していく
中で情報交換し、価値観の合う人を集めてコミュニティ化していく
ことに威力を発揮するツールとして注目されています。
さてさて。
ツールをどのように使うのかも大事ですが、どんなコンテン
ツを用意し、どんなコミュニティを形成していくかを考えることは
もっと大事です。
その仕事のプロとして何を語るべきか?がすごく重要なのです。そ
れがコンテンツの源になり、コミュニティの核になるものです。
これなくして、いくらフェイスブックをやったところで、仕事への
インパクトは小さなものにとどまるでしょう。
自分はプロとして何を語るべきか?
まずはこれを突き詰めて考えてみることがとても大事なのだ、と最
近強く思います。
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■編集後記
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お盆休みが終わり、いよいよ8月も終盤に入ってきます。夏の終わ
りはなんとなく寂しいものですが、今月は26日に愛される会社プロ
ジェクトの勉強会があるので、感傷に浸るまもなく慌しい日々が続
きそうです。
勉強会詳細→ https://raymac.jp/saishinbenkyokai
【お知らせ】
愛される会社プロジェクト勉強会のフェイスブックページを作りま
した。同プロジェクトの活動内容をチョコチョコアップしていきま
す。是非、のぞいてみてくださいね。 → http://on.fb.me/pMFkGN
愛される会社プロジェクト→ https://raymac.jp/aip
(第331号終わり)
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