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豊田礼人の基本的な考え方を
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2010/02/19

第253号【好きの凄まじさ】

豊田のツイッター。http://twitter.com/raymactoyota
時々つぶやく程度ですが・・、よろしければ。

(連続253週間、無休で発行しています。フリーは面白かった)

◎経理代行+財務アドバイスパック
https://raymac.jp/keiridaikou
◎印刷会社向け業績アップハンドブック
https://raymac.jp/printing

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■スノーボードが大好き
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服装問題でマスコミを賑わせたスノーボード五輪代表の国母選手は、
結局メダルを逃しました。

服装や記者会見での態度は残念でしたが、僕は国母選手のスノーボ
ードに対する「好き」の凄まじさにびっくりしました。

11歳で才能を認められ、ある企業とプロ契約を結んだそうです。そ
の後も海外で武者修行し、アメリカのXゲームで活躍するなどして
海外選手からは一目置かれる存在だったとか。

病気の友人の手術費用を稼ぐための活動をするなど、人情味溢れる
一面もあるようです。その友人には、いつもスノボの話ばかりを楽
しそうにしていたのだそうです。

「好き」を追求する生き方を貫く21歳。

少しつまづきはしましたが、これからも「好き」を極めていって欲
しいですね。4年後に期待です。

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■人生をうずめる覚悟があるか?
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経営コンサルタントの梅田望夫さんは、「人生の幸福とは、『好き』を
貫いて生涯を送ることだ」と述べています。

そして、その対象(仕事)をどれだけ愛せるか、どれだけ好きなの
かという「好きということの凄まじさ」の度合いが競争力の源泉に
なるのだ、と言います。その仕事に「人生をうずめる覚悟」がある
かどうかで勝敗が決するのです。

NPO団体や公的機関がなかなか成果が出せないのは、その組織の
中に、「人生をうずめる覚悟」で仕事に取り組んでいる人がいないか
らなのではないかと思います。

民間企業では、成果が出なければ解雇される恐れがある。その恐怖
から逃れるために、とりあえずは頑張って仕事をする。ゆえにNPO
や公的機関よりは効率的に成果を出すことができます。

しかし、民間企業が生き残るためには、競合企業との競争に勝たな
くてはなりません。そういう状況では、その企業に仕事が好きで没
頭し、人生をうずめる覚悟で取り組む人がどのくらいいるかによっ
て、結果が左右されるのだと思います。

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■ 宇宙への強い思い
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行政刷新会議の事業仕分けで、宇宙開発予算までが削られそうにな
ったとき、「宇宙開発は科学技術への先行投資的な意味もあるので、
削減してしまうのは良くない」という議論が起こりました。

しかし、名古屋市で宇宙機開発ベンチャーのPDエアロスペースを
経営する緒川社長は「削られて当然」とこの議論を切り捨てます。
PDエアロスペースHP http://www.pdas.co.jp/

宇宙開発といえば夢を追うような事業であるため、予算を削るのは
夢を放棄するような印象をもってしまいますが、現在の宇宙予算の
使われ方を見ると、やはり無駄な部分はたくさんあり、夢を本当に
実現させようと思ってやっているのか疑問なのだそうです。

緒川社長は宇宙への「好き」の凄まじさにより、人生をうずめる覚
悟でロケット開発に取り組んでいます。こういう起業家精神溢れる
仕事人からしてみると、宇宙関連の公的機関のやり方は「相当生ぬ
るい」と感じるのでしょう。

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■自分レベルの視点で
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さて、自分レベルではどうでしょう?

ゴルファーの青木功は、雑誌のインタビューでこう言っていました。

「俺ってゴルフ大好き人間なんだよね。ゴルフというスポーツを作
った神様よりも好きなんじゃないかって思うよ。それは言いすぎだ
ろうって友達に言われるんだけど、本当にそれくらいゴルフが好き
なんだよ」

この言葉の「ゴルフ」の部分にあなたの仕事を入れてみたらどうな
りますか?

しっくりきますか?それとも、全くダメですか?

僕は、気分が乗らないとき、「ゴルフ」の部分を「コンサルティング」
という言葉に置換えて、つぶやくことにしています。

そうすると、何となく気分が前を向き始めます。そしてクライントの
難問題に飛び込んでいくのです。(カッコ良すぎますが笑)

人生をうずめる覚悟でその仕事をしているか?

時おり、自分に突きつけています。

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■編集後記
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愛Pの勉強会が今週の火曜日にありました。今回は「7つの習慣」に
ついて学びましたが、100%の人が面白かったと評価してくれました。
ありがとうございます。講師っぷりがなかなか上がりませんが、気長
に見て下さいね。
様子はこちらから→ https://raymac.jp/archives/970

さて次回は4月14日です。テーマは「20人の起業家インタビューから
見えた、『成長する人の共通項』」です。お楽しみに~。

(第253号終わり)

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