2019/03/13
【人のせいにしていると成長は止まる】
愛知県名古屋市で中小企業の売上アップ、やる気アップをコツコツ支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
今日のテーマは「人のせいにしていると成長は止まる」です。
■誰のせい?
うまくいかないとき、誰かのせいにしたくなる。
あの人が悪い、上司が悪い、会社が悪い、お客が悪い、社会が悪い・・・。
世の中には発言の8割が「不満」や「誰かの悪口」という人もいる。
不満を言っている人を見ると嫌な気分になりますが、はたしては自分はどうかな?と振り返って戒めにしています。
誰かのせいにして、何かを達成した人はいませんからね。
■社員への手紙
この前ミーティングした経営者は、売上げが上がらず、不満ばかり言っている社員について困っていました。
その社員さん、何かと人のせいにして、周りの人を辟易させている。
周囲は「あの人のあの姿勢(性格)は直らない」とあきらめている。
しかし、その経営者は、「これは、彼の問題であると同時に、私自身の問題でもある。ここで私があきらめて投げ出してしまったら、私の成長は止まる」と言って、真正面からその社員さんと向き合っています。
この前はその社員さんに向けて手紙を書いた、と言って、僕に見せてくれました。そこには厳しくも愛のある言葉が並んでいました。
ドラマのように、この手紙を読んだ社員が涙ながらに改心するなんてことは、現実世界では起こりません。そんなことも期待していない。
だけど、やれることは全てやってみるという姿勢が、その経営者には備わっているのです。
■振り返りが成長を助ける
一流のアスリートが一流なのは、天賦の才能に加えて、振り返りの時間を大切にしているからだと思います。
一日の試合や練習を振り返り、それをノートに書きながら、次にやるべきことや、ポイントやコツを整理しているのです。
このとき、できないことを「他人や環境のせい」にしている一流選手はいないでしょう。
できないのは自分に問題があるからで、それを客観的に理解して、改善しようとする。
この作業の積み重ねが、高い目標の達成につながるのです。
■自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
僕たちは、何かがうまくいかないとき、どういう「考え方」をしているでしょうか?
「全て自分のせいだ」と背負いすぎて、追い込みすぎるのは良くありません。メンタルがやられてしまいますからね。
しかし、「自分にもっと改善すべき点があるのではないか?」「他にやれることはないだろうか」と自問することは有効だと思います。これを放棄すると、成長は止まります。
他人ごとではなく「自分ごと」と捉え、自分を振り返り、素直に事実や他人からの意見を受け入れられるか。
そこが成長できるか、その場にとどまるかの分かれ目です。
僕も日々精進。
ぜひあなたも。
応援しています。
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