2015/09/25
第545号【人がモノやサービスを買う時】
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■ぶどう狩りで思ったこと
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シルバーウィークの最終日、
家族でぶどう狩りに行ってきました。
名古屋市内の自宅から車で1時間半くらい走り、
山の中にあるぶどう畑で、
巨峰をたくさん食べてきました。
といっても、2房も食べればもう十分で、
大人一人料金(1500円程度)の元を取ったかというと微妙で、
料金的にはすごくお得!というわけではありません。
しかし、自然の中でぶどうを食べ、
持参したお弁当を家族で食べるというのは、
それだけで楽しいものです。
また、そのぶどう畑では、
なぜか本格的なテニスコートが無料で使え、
テニス大好きな我が息子は大喜びなわけです。
他にも卓球台が無料で借りられたり、
夏にはプールが開放されます。
ぶどう狩りをしながら、
大人も子供も一日中楽しめる場所となっているのです。
何でもあり、という感もあるのですが、
「これはこれでお得だよね」という感想。
で、
うちと同じようなファミリー層を引き寄せることに
成功しているんですね。
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■自分自身に説明ができた時、買う
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人がモノやサービスを買う時、
それは、
自分自身に説明ができた時です。
自分自身へきちんと説明ができた時に限り、
僕たちは堅い財布のひもを緩めます。
説明できない時は、購入を躊躇し、
決断を先送ります。
ぶどう狩りについていえば、
ぶどうの食べ放題だけを考えれば割高。
しかし、
天気の良い休日に自然の中で、
家族みんなでリラックスしながら時間を過ごす、
テニスコートで子供が喜んで遊ぶ、
などの要素を総合的に考慮すると、
「お得だ」という評価になり、
自分自身が納得できる説明になります。
色々な要素を積み上げて、
納得いくレベルまで引き上げてくれるから、
気持ちよくお金が払えるのだと思います。
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■本を買うことの説明
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僕は本をたくさん買います。
1か月で10冊以上買う時もありますから、
年間で考えるとそこそこの出費になります。
しかし、僕は本を買うことには絶対に躊躇しません。
それは、
本というのは少ない投資で大きな学びが得られる最良のツールである、
という確固たる思いがあるからです。
また、職業柄、本によるインプットを増やすことが、
自分のアウトプットの質を高めることにつながるということを経験則として
持っているからです。
つまり、本をたくさん買うことに対して、
自分の中でしっかり説明ができているのです。
だから、気持ちよく買えますし、
「今月は買い過ぎた!」と後悔することもありません。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?
あなたは、あなたの商品やサービスを売る時、
お客様に「買う理由」を与えられているでしょうか。
お客様があなたの商品を買うことに対して、
自分自身にきちんと説明できるように配慮し、
その手助けをしているでしょうか。
それができれば、
売れるようになります。
もし今、
あまり売れていないのだとしたら、
説明がつくような材料や情報を提供できないか考えてみてください。
自分自身に説明ができた時、
人はお金を払う。
応援しています。
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■編集後記
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ラグビーW杯が盛り上がっていますね。
僕もにわかファンになって、テレビ中継を楽しんでいます。
次の日本対サモア戦を楽しみにしています。
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