2015/01/30
第511号【生き残る会社の条件】
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■一致団結した成果
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昨年から、
あるクライアントで新規開拓営業の強化に取り組んでいます。
今まで、
各営業マンが思いついた時に各自でバラバラでに行っていた新規開拓を、
全営業マンが一致団結し、
一斉にチャレンジしています。
どんなふうにやったのかと言いますと、
まず、
自分たちの会社の強みを整理し、
何を訴えるのかを明らかにする。
そして、
これらが伝わるようなダイレクトメール(DM)を作り、
その強みが生きそうなターゲットをリストアップし、送る。
DMが届いた頃合いを見計らって、
営業マン全員で一斉に電話をかけ、
アポイントをとる。
やってみると、
当初の目標としていたアポ件数の2倍のアポがとれました。
この結果を受け、
営業マンの中に、
皆で協力してしっかり準備すれば、
思った以上の成果が出る、
という成功体験が生まれました。
この「俺たち、やれる」と思ってもらえたことが成果。
これ、会社にとって非常に重要なことなんです。
僕もめちゃくちゃうれしかったです。
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■一人がボトルネックになる
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社員全員が一つの目標に向かって意思統一し、
力を合わせて取り組むことで、
絶対に成果は出る。
一人では無理だと思っていたことが、
協力し合うことですんなり達成できたりするのです。
一方で、別のクライアントでは、
社員がバラバラで、
なかなか一致団結して仕事に取り組めない状況が続いていました。
たった一人、非協力的な人がいるだけで、
それがボトルネックとなり、
会社全体が停滞してしまう。
これは本当に大きな問題です。
たった一人でも違う方向を向いている人がいると、
それだけで前に進む推進力が大きく落ち込んでしまいます。
こういう理由で、
今一つ業績が伸びない会社って、
意外と多いのだと感じています。
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■生き残るための2つの条件
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今後、
日本は人手不足が深刻化する、と予想されています。
仕事はあっても、
それを担う人材がいない、という状態が慢性化する。
そうなったときに重要なことは、
少ない人員で、
より多くの仕事をこなし、
より多くの顧客満足を生み出せる会社になるということです。
つまり、高い生産性の会社になる、
ということです。
そのためには、
人材の能力を上げることと、
人材のやる気を常に高め、同じ方向を向かせること、
この2つが非常に重要になります。
これが、生き残る会社の条件になっていくと思います。
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■自分レベルの視点で
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さて、自分レベルではいかがでしょうか?
僕たちは、自らの能力を磨き、
そしてやる気高く仕事に取り組んでいるでしょうか?
常に積極的な心持で仕事に取り組んでいるでしょうか。
ダメかもしれないとか、
上手くいかないだろうとか、
消極的な気持ちで仕事をしていると、
おのずと生産性は下がります。
心の中でイメージしたことや口に出して言ったことは、
なぜか現実化してしまう。
積極的な気持ちでいれば、生産性は高まり、
消極的な気持ちでいれば、生産性は下がる。
自分の能力を高める努力を続けている人は多いと思いますが、
同時に、
常に積極的な気持ちで仕事ができるように自らを律することも
大事です。
これが生産性を高めることにつながります。
能力があっても、
気持ちが伴っていなければ、成果は出ない。
あなたの今の気持ちは、どうですか?
応援しています。
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