2014/03/21
第466号【チェックが大切】
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■繁盛店プロジェクト
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愛知県の春日井商工会議所で、
「繁盛店プロジェクト」なるものに絡んでいます。
これは、春日井市内のとある5店舗に対して、
1年間に渡って僕がコンサルティングをする、
というプロジェクトです。
これが結構楽しくて、学びが満載で、面白いのです。
特に今年は参加した店舗がやる気のある経営者ぞろいでした。
この3月で今年度は終了となるのですが、
成果もたくさん出て、本当に充実した1年間になりました。
来年度もやるので、今からとても楽しみにしています。
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■夫婦ミーティングが習慣化
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このプロジェクトに参加したあるケーキ屋さんは、
ご夫婦で経営しているお店。
旦那さんがパティシエで、奥さんは販売担当。
1年間、月に1回訪問し、
商品について、
陳列について、
看板について、
キャンペーンについて、
接客について、
今後の計画について、
などなど、
ご夫婦とディスカッションしながら、
色んなことに取り組みました。
その結果、前年よりも業績アップを達成!(数値は秘密)
すごく嬉しく思います。
これに加えて
僕が何よりうれしかったのは、
これからも夫婦で月一回、
ミーティングを行うことを継続してくれる、ということ。
夫婦で経営しているお店や会社って、
意外とミーティングしてないんです。
仕事中はそれぞれ忙しいし、
自宅で仕事の話はしたくない。
だから、ミーティングを定期化し、
常に経営について話し合える癖づけが出来たのが、
何よりの収穫。
ミーティングは、自宅でもなく、お店でもなく、
ホテルのラウンジやカフェなど、場所を変えながら
行うそうです。
楽しそうで、ホント、良かった、と思っています。
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■客数が増え始めた
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同じくプロジェクトに参加してくれた別のお店。
こちらも、
若社長がとても熱心に取り組んでくれました。
このプロジェクトでは
PDCAを管理するシートを使うのですが、
その社長は他のどの店舗よりもびっしりとシートに書き込み、
着実に行動してくれました。
業績的にはまだまだこれからですが、
「このプロジェクトに参加していなかったら、
どうなっていたことやら」
と社長がおっしゃるくらい、
業績にもインパクトを与えられたようです。
また、別の中華料理店では、
このプロジェクトに参加したことで、
客数が着実に増えていきました。
中国人夫婦で頑張っているお店ですが、
当初はお客さんが来なくて、
自信を無くし、
半ばあきらめの雰囲気が漂っていました。
でも味は美味しかったので、
販促の方法や
セットメニューの変更などを工夫すれば、
絶対にもっと上手くいくはずだと思っていました。
これらに地道に取り組んだことで、
少しずつ成果として現れてきました。
増え始めた客数を見て奥さんは、
「あきらめずに頑張って本当に良かった」
と言って、自信を取り戻しつつあります。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
今回のプロジェクトで感じたことは、
PDCAのCの大切さです。
つまり、行動したかどうか、その結果はどうだったか
をきちんとチェックすることの大切さです。
今回のプロジェクトでは、
僕が定期訪問することで、
確実にチェック機能が働きました。
それが、行動を促し、
業績にインパクトを与えることを、
皆さんに実感して頂くことができました。
さて、あなたは?
あなたの計画と行動を、
定期的にチェックする仕組みはありますか?
チェックする人はいますか?
それが無ければ、
計画は計画のまま放置され、
行動しても行動しっぱなしで、振り返りもなし・・
となってしまいます。
チェックする仕組みを作りましょう。
チェックする人を自分以外に設定しましょう。
それが結果に変化をもたらします。
応援しています。
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