2009/02/27
第202号【貴社にマーケティングはあるか?】
なぜこの仕事をやっているのか?
https://raymac.jp/why
今度の日曜日(3月1日)に、セミナーコンテストの名古屋大会が
ウィル愛知で行なわれます。これは、6人の発表者が10分間ずつ
のセミナーを行い、観衆(オブザーバー)が評点をつけて順位を競
うというイベントです。人前で上手く話せるようになりたい人にと
っては、色んな人の話し方を客観的に比較できるというのはとても
勉強になります。ボクも以前この大会に出場し、とても自信がつき
ました。人前で話すことは自分のブランド価値を高めるのに非常に
役立つので、興味のある方は是非オブザーバーとして見に来てくだ
さい。オブザーバーは無料ですが、事前申し込みが必要です。下記
のフォームからお願いします。
http://www.project-r21.com/semiconnagoya_ob_moushikomi.html
ということで、本日のメルマガをどうぞ
(連続202週間、無休で発行しています!花粉が来ましたね)
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■マーケティングの無い経営などありえない
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経営にとって何が重要か?という質問に対しては人それぞれ、色々
な答えがあると思いますが、「マーケティング」がかなり上位にラ
ンクインすることは間違いないはずです。
にもかかわらず、マーケティングについてあまり深く考えないまま
に経営を行なっている経営者は意外と多いのです。
例えば、産業革命以来の大変革をもたらしたと言われるインターネ
ット。
インターネットが社会の隅々まで行渡り、多くの人々がインターネ
ット上の情報を見て行動しているこの2009年において、自社の
ホームページを持たない会社がいまだに多く存在することはとても
不思議です。
現代のマーケティングを考えた時、インターネットやホームページ
は水や空気みたいなものです。つまり、あって当然であり、無いと
いうことは、「死んでしまう」ということを意味する類のものなの
です。
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■ウェブ化時代の人々の行動
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仕事柄色々な経営者に会いますが、ビジネスで成功している会社の
経営者は、例外なくインターネットの重要性をしっかりと認識され
ており、こだわってホームページを作っています。
そういうホームページにしておかないとお客様を集められないし、
かつ信頼を得られないということが分かっているからです。
なおかつ、ホームページが情報をもっとも効率よく、タイミングよ
く、そして費用対効果的に発信できるツールであるということを理
解しているからだと思います。
自分が旅行に行くとき、旅行先周辺のお店や名所の情報をネットで
リサーチしない人というのは何%くらいいるのでしょうか?
初めて訪問する会社のホームページを事前にチェックしないで訪問
する営業マンで、優秀な人は何%くらいいるのでしょうか?
自分が入社しようとしている会社のホームページを見ないで入社面
接に挑む学生は全体の何%くらいでしょうか?
インターネットが普及した社会をウェブ化社会と呼ぶ識者もいます
が、このウェブ化社会においてホームページを持たない会社がまだ
まだたくさんあることは本当に驚くし、そういう会社がこの不況を
乗り切っていけるとは、とても思えないのです。
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■ホームページで信頼を醸成する
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人がモノやサービスを買うとき、それらの品質が要求レベルを満た
していることは当然で、なおかつ、それらを提供している会社やそ
この経営者・社員が信頼に足る存在であることは大きなポイントで
す。
信頼できない相手から買うのは、とても恐い行為です。なぜなら、
それを買って何か不具合があったとき、キチンと対応してくれない
かもしれない、という不安に駆られるからです。
お客というのは、自分に降りかかるかもしれない最悪の状況を想像
して購買活動を行います。そういう状況になった時でも自分は見捨
てられない、と確信した時にだけ、お金を払うのです。高額品や
目に見えないサービスなどを買う場合、特にこういった傾向は高ま
ります。
信頼してもらうためには、お客様が欲しいと思う情報を漏れなく、
タイミングよく、最新の状態で提供しなければなりません。それを
実現するためには、ホームページが最も適したツールです。
そもそも、このウェブ化された時代において、ホームページを持っ
ていない会社と持っている会社を比較して、どちらが信頼できるか、
という話にもなりますよね。
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■自分レベルの視点で
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さて、自分レベルではどうでしょうか?
ボクたちは、マーケティングのことをしっかり理解しているでしょ
うか?自分のビジネスにおいて、マーケティングの重要度がどれく
らいなのかをキチンと把握しているでしょうか?
マーケティングの定義は色々なものがありますが、ボクは神田昌典
さんが言った、
「マーケティングとは、お客様を営業マンの目の前に連れてくる
ための全ての活動」
というのが気に入っています。
もし、営業マンの目の前にお客様を連れてくることができず、営業マ
ンに飛び込み営業させている会社があるとしたら、それはマーケティ
ングに失敗している、ということになるのです。
潜在顧客を見つけ出し、その人たちを買う気にさせて営業マンの前
に連れてくる活動、それがマーケティングです。このマーケティング
にネットを使わないことは、現代社会においてはむしろ不自然です。
ネットを使わず、マーケティングの重要度を認識せず、「経営は人
なり」などと唱え続ける経営者を見ると、余計なお世話でしょうが、
少々心配になります。
その大事な「人」も、ネットで会社を調べてからじゃないと、入社
試験を受けてくれない時代になっているのです。
ウェブ化時代のマーケティング方法を、もっともっと考えるべき
時が来ています。
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■編集後記
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「男梅」という飴を食べました。ノーベル社が発売しています。この
飴、CMがユニークなのでご存知の方も多いと思います。味もすごく
美味しくて、家族でハマっているのですが、いかんせん、パッケージ
がモロ「男前豆腐」なのです。気持ちは分かりますが、やはり少し残
念です。味がいいだけに、もっとオリジナリティを出して欲しかった
ですね。
(第202号終わり)
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