2008/08/08
第173号【勝てない理由】
昨日電車の中で本を読んでいて、あまりに集中し過ぎて降り損ない、
危うく遅刻しそうになって焦りまくって汗だくになった豊田です。
みなさんお元気ですか~。
ということで、本日のメルマガをどうぞ!
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■勝てなかった理由
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サッカー女子のなでしこジャパンが、北京オリンピック出場の日本選
手の先陣を切って登場しましたが、惜しくも引き分けに終わりました。
相手は世界のランキングでは格下のニュージーランド。過去の対戦で
も2戦2勝と相性の良い相手でしたが、勝ち点3を奪うことはできま
せんでした。
なぜ、なでしこジャパンは精一杯頑張ったのにもかかわらず、格下の
ニュージーランドに勝てなかったのでしょうか?
答えは一つ。
ニュージーランドも頑張ったからです。
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■売れない理由
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ウチの会社の商品はこんなにいい商品なのに、なぜ売れないのか?
と嘆く社長も多いことと思います。
答えは一つ。ライバル会社の商品もいい商品だからです。
世の中の会社は、皆、いい商品、いいサービスを提供しようと思って頑
張っているわけですから、あなたの会社の商品以外にもいい商品はたく
さんあるのです。
自社の商品が売れない理由を営業マンのせいにしていませんか?あるい
は価格のせいにしていませんか?あるいは、景気のせいにしていません
か?
全部違います。正解は、ライバル商品もいい商品だから、あなたの商
品が売れないのです。ではどうすればいいか?それは、ライバル商品
よりいい商品を開発するか、もしくはマーケティングをしっかり回す
か、どちらかです。
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■マーケティングを回す、ということ
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マーケティングをしっかり回すということは、仕組みを作って、数を
こなすということです。仕組みとは、お客様の心理状態にあったコミ
ュニケーションをタイミングよく行うための一連の流れです。
潜在顧客には、何をどう伝え、集まってもらうか。
集客した見込み客に、何を言って買う気にさせるか。
買う気になった客に何と言って販売するか。
そして、買った客に何を言い、どうフォローしてリピートしてもらうか。
このことをあらかじめ段取り化し、そして数をこなすのです。仕組み
があっても数をこなさなければ売れません。逆に、仕組みが出来てない
のに頑張って数をこなしても成果は上がりません。
いい商品、いいサービスを作ったら、マーケティングをしっかり回す。
こうすることで、ライバル会社のいい商品に勝つことができるのです。
「いい商品+マーケティング」
で差別化するのです。
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■自分レベルの視点で
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さて、自分レベルではどうでしょう?
頑張っているのに、なかなか成果が出ない。多くの人がこういう悩み
を持っていると思います。もちろんボクも含めて。なぜこんなに頑張
っているのに成果がでないのでしょうか?
答えは一つ。ライバルも頑張っているからです。
じゃあ、ライバルに勝つためにはどうすればいいか?もっと頑張らな
くてはいけないのでしょうか?(倒れるまで!?)
いえ。マーケティングをチェックしてみることが先決です。自分が
コミュニケーションすべき相手としっかりとコミュニケーションで
きているかをチェックしましょう。しかもタイミング良くです。相手
の声を聞いているでしょうか。自分の思いを伝えているでしょうか。
そして、数をこなしましょう。少しやっただけでは、どんな良い
仕組みがあっても成果は出にくいのです。
「あなたの強み+マーケティング+数をこなす」
自分レベルでも、これがすごく大切です。
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■編集後記
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電車の中で寝ている人を見て、「そのまま寝ていてくれ。ボクはその
間に本を読んでキミに差をつけるから」と思いなさい、と本に書いて
ありました。逆に、電車の中で勉強してたり線を引きながら本を読ん
でいる人を見ると、こっちも「やらねば!」と焦ることがあります。
世の中寝ている人もいれば、頑張っている人もいます。この夏、あなた
はどう過ごします?
(第173号終わり)
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