名古屋の経営コンサルタント レイマック

Mail Magazine
無料メールマガジン(バックナンバー)

豊田礼人の基本的な考え方を
書いているメルマガです

2006/09/01

第72号【あなたはどこから来たの?】

===============================
■日本のゴジラは俺たちのゴジラ
===============================

ニューヨークヤンキースのゴジラ松井選手の復帰が近いようです。あ
のショッキングな怪我からやっとの思いでここまで来たという感じで
すね。

我々が松井選手を応援してやまないのは、野球の技術の高さ、紳士的
な性格、いつもフェアな態度であることなどに加えて、「日本の松井」
であることが大きな理由になっていると思います。つまり台湾でも中
国でも韓国でもなく、「日本人」であることが、ファンにとってもとて
も重要なのです。

松井選手の故郷の石川県根上町の方たちにとっては、「日本の松井」
というよりは、「根上町の松井」と思っていることでしょう。ローカル
であればあるほど親密度は高まります。

住む場所、生まれた場所が同じということは、それだけでブランド(人)
に対するロイヤルティ(愛顧)が高まります。ロイヤルティが高まれば、
ブランド力も必然的に高まっていきます。

===============================
■地域ブランドの盛り上がり
===============================

今年の4月から商標法の一部が改正されたことにより、ご当地ブラン
ド熱がにわかに高まっています。

この改正により、地域団体商標の登録が可能になり、「地域」+「商品」
の商標が、「全国レベルの知名度」でなければ認められなかった条件が
「複数の都道府県に及ぶ程度」に緩和されました。

このため、地元や一部地域では有名だが、都市圏での知名度はなかった
食材も、地域ブランドとしての商標登録がしやすくなったのです。

大分の関サバ、熊本のスイカなど、「出身地」を商品につけることで
有名ブランドとなった例が、これからもどんどん増えていくと思われ
ます。

名古屋に住んでる私からすると、関サバってどんなものだろう?一回
食べてみたい!とテンションがあがります。一方で関に住んでいる方
からしてみると「名古屋の味噌煮込みうどんってどんな感じ?今度名
古屋行ったら絶対食べよう!」と思うはず。(生鮮品ではありませんが)

こんなふうに思わせることができれば、値段にプレミアムを乗せるこ
とができます。この前「山本屋本店の名古屋コーチン入り味噌煮込み
うどん」をクライアントにご馳走になったのですが、うどん一杯+ライ
スで2200円もするんですよ!ブランド力ってすげー!!

===============================
■出身地のはっきりした馬の骨になろう!
===============================

インターネットが普及し、情報が氾濫した世の中になってくると、モノ
やヒトの個性が埋没しやすくなります。そんな中で、「出身地がどこ
であるか?」というアナログ的な情報が貴重になってきます。

出身地が明らかになると、人間は安心するようです。商品に原産地表示
をすることはもちろん、生産者の顔まで出ているPOPをよく目にします。
これで消費者に安心感を抱かせるのですね。

「どこの馬の骨か分からない奴に、大事な娘を嫁にやれるか!」

という頑固親父の常套句は、明らかに「出身地」を重要視したものに
他ありません。

出所表示もブランドの重要な役割なんですね。

===============================
■自分レベルの視点で
===============================

HPで自分の情報を発信していると、「豊田さんって蟹江町出身なんで
すね?僕もそうなんですよ!今度いっしょに仕事しましょう」という
メールが時々入ります。

また、「元印刷会社勤務」という「出身地」に親近感をもった印刷会社
の方から連絡をもらうこともあります。大学OB会の人脈なども出身地
にからめたものですね。

あなたの出身地はどこですか?それを伝えることによって、親近感を
覚えてくれる人が必ずいます。そして思いかけず仕事に発展したりしま
す。今すぐではなくても、必ず覚えてくれていて、そのうち連絡をくれ
たりするものです。

ただのゴジラよりも、「日本のゴジラ」「根上のゴジラ」のほうが具体的
で、近い印象を強く受けます。

あなたは、どこの誰ですか?

今度、是非教えてくださいね。

===============================
■編集後記
===============================
楽しみにしてい蓼科への旅行が、子供の発熱により急遽中止になって
しまいました。仕方の無いこととはいえ、とても残念でした。早よ元
気になれよ。それで、宿泊先のホテルにキャンセル料を払うつもりで
キャンセルの電話をしたところ、子供の事情であることを良く理解し
てくれて、予定を「延期」してくれればキャンセル料はいらない、と
申し出てくれたのです。本来なら前日キャンセルで全額払わなければ
いけないのに、何て親切なホテルなんでしょう!「上司には内緒で・・」
ということなので、名前は出せませんが、こういう粋な計らいってホ
ントに感動しますね。ということで秋に仕切りなおすことにしました。

さて、今日は何しようかな・・。

(第71号終わり)

メールマガジンmail magazine

最近のメルマガentries

コンサルプランconsulting plan

情報発信information


毎月発行
Raymac press 最新号

【経営者インタビュー】

ピュアスクール代表

びびあんさん

【経営コラム】

「ひと手間」が客の事前期待を超える

【書籍紹介】

『誰もが人を動かせる』森岡毅 著    

>> Raymac pressバックナンバー