名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2022/09/10

昨日、クライアントの社長から電話がありまして。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

昨日、クライアントの社長から電話がありました。

 

事前に「電話していいですか?」とメールしてくれる律儀な方。たくさんの社員を抱える会社を代表する身としての悩みを打ち明けてくれました。

 

誰にも言えない弱音も吐き出してもらって。僕は基本、聴いているのみで30分、話しながらTODOが言語化されてきた後、少しだけアイデアや意見も加えて、電話を切りました。だいぶ元気を取り戻してくれたようでホッとしました。

 

自分で言うのもアレですが、問題を抱えた時に、周りの人や外部の人を活用して問題を噛み砕いてやるべきことに消化(昇華?)できる人は仕事が早いし、デキますよね。その方もそんな人で、逆に僕がエネルギーをもらいました。感謝です。

 

写真は今朝作った、文化祭で出かけた高2息子の弁当。西京漬の鮭を焼いたら焦げてしまい(味噌がついてるからすぐ焦げる!)、挽回するために、面倒だけど、じゃこゴハンにしました。

 

 

食品の画像のようです

 

 

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2022/09/02

無関心が組織を殺す

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

今日は【無関心が組織を殺す】について考えてみます。

 

 

 

◆人知れず過ごした苦難の時代

 

 

先日、高校時代の友人であり、経営者でもある人物に起業家インタビューをしました。彼とは日頃から仲良くしているのですが、高校卒業後にどんな半生を送ってきたかは、あまり知らなくて、今回じっくり聞くことができました。

 

 

 

彼は以前、父親から事業を継ぎました。しかしその事業も、それから新しく自分で始めた事業も、どちらもうまくいかず、自己破産します。その時のことを僕は知りません。彼は僕ら友人たちの知らないところで、苦しい時代を過ごし、ひとり戦っていたのです。

 

 

 

今は新たに始めた事業が軌道に乗り、さらなる未来への発展を描けるところまで来て、イキイキと仕事をしています。友として、とても嬉しく思います。

 

 

 

◆「無関心」は組織を殺す

 

 

その彼に、前の事業が上手くいかなかった原因について聞いてみると、「仕事を社員やスタッフに丸投げしていたことだ」、と答えました。

 

 

 

スタッフに任せることは良いのですが、丸投げして無関心でいると、組織は機能しなくなる。任せられることで責任感ややる気が芽生え、人が成長していくことはあります。

 

 

 

ただ、丸投げして放っておいてしまうと、細かいモレやミスや行き違いが生まれ、さらには人間の間には「不信」が生まれ、組織は死んでいくのだと思います。自主性に任せることと丸投げとは違うのだ、と。

 

 

 

◆ティール組織

 

 

トップやリーダーが、強い圧力をかけて社員やスタッフを統制していく組織では、組織は硬直し、新しい発想は生まれず、中長期的に見れば弱体していきます。

 

 

 

そこで現在は「ティール(進化型)組織」の重要性が説かれています。ティール組織では、スタッフは自主性を持って自らの組織を運営(経営)していきます。仕事に関するすべてのことを自分たちで話し合い、自分たちで決断していきます。使うべき予算も自分たちで決め、残業するかどうかも、誰を採用するかも自分たちで判断します。すべてを自主的に主体的に実行していくこの「ティール組織」が、高い生産性を発揮するのだ、と書籍「ティール組織」の著者フレデリック・ラルー氏は報告しています。

 

 

 

今すぐにティール組織に移行することは簡単なことではありませんが、そのエッセンスを取り入れてくことは、ぜひともチャレンジしてほしいと思います。但しその際にも、トップは無関心でいるのではなく、自主性を尊重しながらも、高い関心を持ってスタッフに関わりを持ち、組織が動きやすいように環境を整え、要所要所でリーダーシップを発揮していくことは重要だと思います。

 

 

◆自分レベルの視点で

 

自分レベルではいかがでしょうか?あなたは、スタッフや仲間に任せるタイプですか?それとも自分がやらないと気が済まないタイプですか?

 

 

 

今現在、あなたが運営している(所属している)組織がどんな形の組織であれ、その形になっているのはそれなりの理由があるのでしょう。ですから、それを頭から否定することなど誰もできません。仮にガチガチの軍隊型のピラミッド組織であったとしても、状況や場合によっては上手く機能する場合もあります。重要なのは、そこで働く人たちが、その個々の能力や強みを最大限に発揮できる組織になっているかどうか、ということです。

 

 

 

そして、経営戦略・計画を遂行するため適切な組織であるか、ということもチェックしたい。

 

 

「組織は戦略に従う」

 

 

スタッフの強みを最大限に生かせる組織か。そして戦略の遂行(あるいは理念の実現)をもっともしやすい組織か。常にここをチェックしてください。

 

 

応援しています。

 

 

 

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2022/08/24

お客様の笑顔が原動力

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

先月末にリリースしたレイマックプレスの紹介です。レイマックプレスレイマッククラブの会報誌で、ご入会いただくと毎月お読みただくことができます。

 

 

【167号 お客様の笑顔が原動力 編】

 

寿(ことぶき)退社後は主婦ライフを満喫するつもりだったんです・・・。しかし。運命は動き、嫁ぎ先の老舗肉料理店丸小の「女将」を担うことになった小出朋子さん。

 

 

 

明治創業の老舗をつぶすわけはいかないと奮闘、景気後退とコロナが店を襲うも「原点回帰」をキーワードに高級路線に回帰、本当においしいお肉料理を丁寧に提供することに集中し、SNS限定コースのヒットも重なって業績は回復、クラウドファンディングでは1000万円(!!)以上、300人の応援者を集めた。

 

 

 

「おいしいものを食べたときのお客様の笑顔が本当に嬉しい」と笑う女将、小出朋子さんの挑戦についてインタビューしました。

 

 

レイマックプレスの167号(2022年7月号)に掲載しています。またすごい経営者に会いました!

 

 

本格肉料理丸小本店 https://www.h-maruko.co.jp/
レイマックプレス https://raymac.jp/club/press/

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2022/08/07

モノは余っているけど「意味」が欠乏している時代に、あなたは何をどう売るのか?

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

今日は【商品を買う時の”意味”】について考えてみます。

 

 

◆意味が必要な時代

 

 

「意味」が大事な時代になってきているみたいです。(参考「ニュータイプの時代」山口周著)

 

 

 

モノが余っている時代。だから売にくい。イイモノなんだけど、他でも似たようなものがある。取り立てて今必要でもない。だから買わない。現代の人は購買に「意味」を求めています。この商品を買う意味は何か?私が買う意味は?あなたから買う意味は?

 

 

 

モノは余っているけど意味が欠乏している時代。だから人々は意味あるものに惹かるのだ、と。

 

 

 

◆高級車に乗る意味

 

 

フェラーリが売ている。(ちょっと古いデータですが)2019年4月から6月で前年比で売上が9%増。純益で14%増だそうです。車が売ない時代。だけどフェラーリは売ている。なぜか?

 

 

 

そこに意味があるからなんじゃないか。一般道を移動するだけなら軽自動車でもいい。狭くて混雑な道では、かえってフェラーリなんて邪魔なだけ。だけどある層の人たちにとっては、フェラーリを所有し、フェラーリに乗ることに意味がある。そのためになら、大衆車の10倍の価格でも惜しくない。

 

 

 

皆さんにもそういう商品やサービスがあるかもしません。私にとってこを買うことは意味がある。こじゃなきゃダメなんですという商品が。その時、
価格のことは二の次になっているはず。ここに、令和時代の商売のヒントがあると思います。

 

 

◆働く意味

 

 

働くことにも意味が必要です。なぜ私はこの会社で働くのか?なぜこの仕事をするのか?そこに意味を感じないと、人は働く意欲を減らしてしまいます。米ギャラップ社の調査によると、日本の会社員の実に70%は「やる気がない」という結果が出たそうです。「139カ国中132位と最下位クラス」(2017年5月26日付『日本経済新聞』)だそうです。

 

 

もしこが本当ならば、日本の生産性が低いのも仕方がない。こを改善するための一つの方法が、仕事に「意味」を持たせることなんじゃないか、と思います。

 

 

自社の仕事に意味付けをする。人手不足の今、こ、経営者の重要な仕事であることは間違いありません。

 

 

◆自分レベルの視点で

 

 

自分レベルではいかがでしょうか?あなたが売っている商品には、「意味」がありますか?

 

 

 

お客様が買う際に「意味」を感じてもらえていますか?あるいは、あなたの会社(店)から買う意味、さらには「あなたから買う意味」をお客様に感じてもらえていますか?

 

 

モノが売ず、業績下降で苦しむ会社が増えていますが、こういうことを考えて来なかった会社は、今後はますます苦しくなると思わます。

 

 

 

商品やサービスに意味付けをできる会社は、社員に対しても働く意味付けをしやすいと思います。意味ある商品を売る行為は、とても意味を感じる仕事なんじゃないかな。そんな風に思います。

 

 

ぜひ考えてみてください。

 

 

応援しています。

 

 

 

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2022/08/01

仕事を頼みやすいWebデザイナー、グーマデザインの若井大輔さんにインタビューしました。

【166発目 まず、仕事を頼みやすい人であること 編】

 

バンドマンからWEBデザイナーになって活躍中のグーマデザイン、若井大輔さんにインタビューしました。

 

若井さんは大学中退後、バンド活動にのめり込むものの、仲間の結婚や就職で失速。アルバイト生活で出会ったデザインやWEBの仕事に興味を持ち就職しました。

 

 

 

サラリーマン生活は順調だったそうですが独立したい気持ちは抑えきれず、デザインとWEB制作を行うグーマデザインで起業。地元に密着して引っ張りだこのクリエイターに。

 

 

 

そんな若井さんに起業が上手くいくコツを聞いてみた。

 

 

「仕事を頼みやすい人になること」。

 

 

 

勉強になります。レイマックプレスの166号(2022年6月号)に掲載しています。またすごい経営者に会いましたー!

 

グーマデザイン https://guuma.design/
レイマックプレス https://raymac.jp/club/press/

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