名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2025/04/18

PCを開くより、新幹線でボーっとするというインプットタイム。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人です。

 

 

今日は研修講師のお仕事で、久しぶりに東京へ出張。新幹線の旅を楽しんできましたよ。

 

 

 

新幹線での移動時間、仕事をするか、本を読むか、スマホを見るか、あるいはボーっとするか。僕は絶対に、車窓風景を楽しみながら「ボーっとしたいタイプ」です。それに新幹線のあのスピードと車両の安定感と乗り心地の快適さ、毎回本当に感動します。今回も「速えー!」と叫びそうになりました。カーブする時なんか、身体が浮くんじゃないかと思います(笑)。

 

 

移動時間がもったいない、この1時間半をいかに有効に使うか、に命を懸けているかのように、PC仕事をカタカタしている人もいます。後ろに座ってた人もそうでした。最近は仕事専用の「S Work車両」なるものもあるそうで、そこにはWifi環境はもちろん、PCが使いやすい配置、Web会議もOK、さらにはグロービスなどが提供する学習コンテンツが利用できるみたいです。移動中にインプット、ということですね。

 

 

1秒たりとも無駄にしない自分を愛している、MBA信望者、タイパの極大化こそが善、例えば仕事を「タスク」と呼ぶような人たちにとっては、まさに”聖域”なんでしょうね。

 

 

しょっちゅう新幹線に乗る人に取っては車窓の景色なんて見飽きたものでしょうが、たまにしか乗らない僕みたいな人にとっては車窓風景こそ重要でヒント満載の「コンテンツ」なんですよね。とにかくいろんなもの(家、ビル、会社、工場、看板、橋、山、川、海、田んぼ、畑)が目に飛び込んできて、面白い。それらを見ながらボーっとしていると、あー日本ってこんな感じなんだよねと再認識したり、これからの仕事のアイデアが浮かんだり、クライアントの課題の解決策なんかがポーンと出てきたりするんです。

 

 

仕事はどこでもできますが、新幹線の脅威のスピード感を楽しみながら車窓をボーっと眺められるのは、新幹線に乗っている時しかない。しかも、帰りはだいたい夜なので、朝の「行き」しかその機会はないんですね。(僕も夜の新幹線では仕事をしたり、本を読んだりしてます)

 

 

日本の素晴らしい風景と、産業の歴史のを物語るように存在する工場やビル、そしてそこで働いているだろう人たちの家々などを見ながら、いろいろと考えることは、僕にとって有意義な「インプットタイム」です。

 

 

そして、リラックスできます。

 

 

効率だけを追わない“余白”の時間こそ、クリエイティブな発想や自分の原点と向き合うための、大切な時間なのかもしれないな、と。

 

 

お昼からの4時間の研修講師、フルパワーでやり切れました。参加者からのフィードバックも上々でした。

 

 

今日もバリューを出せたかな。

 

 

お疲れっした。

 

 

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2025/04/14

クライアントの経営会議に、頭から湯気が立ちのぼる日

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

今日は10年以上関係しているクライアント様を訪問し、来期からの中期経営計画作成のディスカッションに加わってきました。

 

 

社長を含む経営メンバー3人と、濃密なセッション。「ビジョンを明確にする」という、正解のないテーマの中で、会社と社員さんたちがもっとも輝ける未来のシナリオとはどんなものか?それぞれの想いと制約条件に向き合いながら、頭から湯気が出るほど考え、意見を交わしました。僕も緊張感みなぎる真剣な雰囲気の中、脳みそフル回転。

 

 

僕の役割は、まずは考えるための“土台”となるフレームを提示すること。そこにみんなが乗っかって話しやすくなるように促したり、議論が行き詰まったときには、ヒントとして他社の事例を紹介したりします。また、言葉になりきっていない想いを引き出したり、深堀するために質問したり、まとまっていない意見を整理する“壁打ち相手”になることも意識しています。

 

 

過去にやったSWOT分析を見直し、そこから見えるヒントと「SWOTの限界」を共有しながら、今回の計画策定に役立てていきます。

 

 

今は亡き創業社長の理念に敬意を払いつつ、どんな未来に飛び出せるか。前向きなみなさんの姿勢に感銘を受けながら、「僕自身も、自分のビジョンってなんだろう」と自分の未来にも想いを馳せました。

 

 

2時間弱話合い、脳みそが疲れ切ったところで今日のミーティングは終了。各自が持ち帰り、一度クールダウンしてから再考してもらい、次回ミーティングに持ち寄ることで散会しました。

 

 

 

帰り道ののどかな風景。空が青いなー。そのうち自分もこういう畑をやりたくなったりするのかなーー笑。

 

 

さて、次回はどうなるか。ワクワクしますね。

 

 

帰り道、カフェによって、コーヒーとおやつを摂取しながら少しクールダウン。本読みながら、いろいろと思考をまとめる時間を取りました。

 

 

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タリーズのレーズンサンド、最高。

 

 

さて、今日もバリューを出せたかな。

 

 

お疲れさまでした。

 

 

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2025/04/12

あのチラシ作ってよ。あれ配ると、お客さん来るんだわ。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。

 

 

 

少し前のことなんですが、17年ぶりくらいにAさんから連絡があって、仕事を頂くことになったんです。

 

 

 

17年前の僕は起業したばかりで仕事があまりない状態、そんな中である企業からAさんを紹介され、会いに行きました。当時のAさんは60才くらい。しばらく病気で仕事を休んでいて、ようやく再開しようとするタイミングでした。その際に役所に出す事業計画書の作成について依頼を受けたのです。

 

 

 

Aさんの生活は楽じゃなさそうでした。計画書作成は正規価格で請けましたが、そのお人柄の良さから、「何とかこの人を応援したい」という気持ちになった僕は、Aさんの事業を紹介するチラシを無償で作ってあげたんです。頼まれたわけじゃないけど、事業再開に当たって、お客さんを見つけないといけないだろうと思って。

 

 

 

Aさん、めちゃくちゃ喜んでくれました。その後も、そのチラシを配るとお客が取れるということで、コピーしては配っていたそうです。

 

 

 

そして17年ぶりの連絡。「豊田さん、またあのチラシ作ってよ。あれ配ると、お客さん来るんだわ」。「え、あ、、さすがに今、僕、コンサルの方がメインで、チラシとかは全然やってなくて・・・」。「いや、頼むよ豊田さん!あのチラシ、いいんだよ。ワシ、今も使っとるんだわ」。なんと15年間、あのチラシをコピーして使っているらしい。

 

 

 

電話しながら、17年前の初心を思い出した僕は、「分かりました、やります」と返事し、ひさしぶりにAさんに会いに行きました。Aさんは変わらず元気で、いやさらにパワーアップしていて(笑)、新チラシへの要望をアレコレ語りました。僕も採算度外視で、起業の神様に恩返しするつもりで、やらせて頂くことにしました。その後納品し、とても喜んでいただきました。

 

 

 

仕事って結局、こういうご縁を紡いでいく旅なんじゃなかろうか・・・。としみじみ感じた経験でした。

 

 

なんかオレ、少し役に立ったな。明日も頑張ろう。

 

 

お疲れさまでした。

 

 

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2025/04/10

紅茶の香りとともに進む、ウェブショップ戦略会議

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

今日は朝から輸入車関係のクライアント先へ。毎月恒例の定期経営ミーティング。

 

 

 

メンバーは私と社長、そしてウェブ担当の社員さん。3人で、ウェブショップの売上状況をチェックしながら、今月・来月に向けた販売強化商品についてディスカッションしました。その社員さんはフランスの人なんですが、日本語はほぼ完ぺき。フランスの話も時々聞きながら、いつも楽しく打ち合わせさせてもらっています。

 

 

 

話し合いはなごやかだけど真剣。ああでもない、こうでもないと考えながら、行き詰ったり、それでも粘って意見を出し合い、今月からしばらくはあるカテゴリーの商品をもっと目立たせて、売上アップを狙っていく方向で一致しました。とにかくまずはやってみて、結果をしっかり分析。それをもとに、次の一手を考えていくことになりました。

 

 

 

このミーティングでは、毎回お茶とお菓子を用意して頂くんですけどそれが楽しみで(笑)。今回、ウズベキスタン・タシュケント産の紅茶をご用意いただきました。社長の息子さんがウズベキスタンを旅行したんだとか。これがもう、すっごくいい香り。まろやかで飲みやすくて、じんわり心まであたたまる感じで、美味しかったです。

 

 

今起きている懸案事項についても直近にやることと今後の対策についても話し合い。社長はやや興奮気味でしたが、あくまで冷静に対処することを確認しました。

 

 

 

経営していると良いことも悪いことも起こります。それをどう乗りこなしていくか。一緒に考え、ともに進んでいきます。

 

 

 

今日もバリューを出せたかな。

 

 

 

お疲れさまでした。

 

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2025/04/08

「嘘だろ~」と真っ暗闇の国道沿いを、5人でトボトボと歩きました。

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

日曜日~月曜日の1泊2日で、クライアントともに岐阜県の塩尻市近くにある販売製造拠点を訪問し、現地メンバーとミーティングする機会を持ちました。

 

 

↑この五平餅、激ウマなんです。

 

 

 

14時に現地到着後、まずは工場や設備などを視察。その後、現場の皆さんに軽くご挨拶して、夜は全員でお食事会へ。美味しいお酒と料理を楽しみながら、ざっくばらんにコミュニケーションを深めました。散会後は、経営メンバーで近くのラーメン屋さんへ。味噌ラーメンと餃子で“追いビール”(笑)。

 

 

 

しかしここでちょっとしたハプニング。

 

 

 

時刻はすでに夜10時くらい、そこから地元のタクシー会社に何軒か電話しましたが、郊外のためか、手配できるタクシーが無いとのこと。タクシーアプリ「GO」でもダメまさかのタクシー全滅。ローカルの夜は早い。

 

 

「タクシーありません。ホテルまで歩くしかありません」

 

 

ラーメン屋からホテルまでは約2キロ。歩くと30分の距離。「嘘だろ~」と高齢の社長は嘆きますが他に方法はありません。真っ暗闇の国道沿いを、5人でトボトボと歩きました。

 

 

でも、この「歩き」が意外に良くて。

 

 

 

経営メンバーで色々と話せたし、心理的な距離が縮まった感じもするし、結果的に思い出に残る時間となりました。

 

 

 

翌朝は、再び現地メンバーと合流し、経営ミーティングを実施。今後の方針を共有しながら、メンバーそれぞれの意見や要望、現場の課題なども引き出しました。

 

 

 

僕の役目は、交錯する意見をうまく整理し、議論を前に進めること。2時間ほどのミーティングで、前向きで実行可能な「やることリスト」を5つに絞り込み、全員で共有。実行を約束して、会議を締めくくりました。

 

 

実はこういう、「経営側と社員側の間に入って議論を交通整理する役回り」、自分でもけっこう得意だなと思っています。事前に資料を準備して議論の土台をつくる。このとき、議論の流れをイメージします。また普段あまり話さない人が発言しやすいよう促します。これがめちゃくちゃ重要です。黙っている人からいかに引き出すか。こういう人の意見が貴重なことって結構あるんです。

 

話が脱線したら、脱線をみんなが楽しんでいるようだったら少しそのままにし、行き過ぎないところでさりげなく本題に戻す。そういう「仕切り」が、けっこう重宝がられたりします。

 

 

もちろんそれだけじゃなく、マネジメント・マーケティング・生産管理・財務管理などの視点もフル活用しながら、この会社、この現場、この人たちが直面している“壁”を見極め、どう乗り越えるか、あるいはどう迂回するか――そんな「突破口」を探りながら、議論を進めています。

 

 

そんなこんなでミッションを終え、帰途に就きました。

 

 

美しい山並みと夕陽を見ながらのドライブ。道の駅やサービスエリアに寄ってほっと一息、これも楽しい時間でした。

 

 

今日もバリューを出せたかな。

 

 

お疲れさまでした。

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