2015/12/25
第558号 【来年、自分を動かすコツ】
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■方向性が決まった
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先日、
清掃業を営んでいる会社の社長とミーティングをしました。
半年くらい前から定期的にコンサルティングをしていて、
今後の経営戦略という大きなテーマで議論をしてきました。
テーマが大きいだけに、
なかなか方向性が決まらず、
スピード感も出ていませんでした。
それが、先日会ったとき、
「自分のやりたい方向性がはっきりと決まりました!」
と晴れやかな顔で言い、
続けて、
「方向性が決まったら、やるべきことが明確になりました!」
と嬉しそうなんです。
それで具体的なことに関してどんどん質問が出てきて、
それを解決しながらどんどん前に進めました。
次回までに経営計画書の骨子を作り、
資金調達し、
新規事業をスタートすることになりました。
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■勝手に体が動く計画
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来年に向けて、計画を立てる季節です。
本当に実行力のある計画を立てるためには、
自分がやりたいことを明確にすることが重要です。
それが決まらず、なんとなく、
「これをやった方がいいんだろうな」という意識で計画を立てても、
実効性は高まらない。
こういう計画は、結局、行動が伴わないんですね。
本当にやりたいことが決まれば、
やるべきことはおのずと決まる。
そして、同時に行動が起こる。
体が勝手に動いちゃう感じです。
先述の清掃会社社長の晴れやかな顔を見ながら、
やりたことを明確にすることって大切だ、
とつくづく思いました。
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■自分を動かすイメージ
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行動を伴わない計画は、絵に描いた餅に終わる。
そうならないためにも、
やりたいことのビジョンを明確化にすることとともに、
行動を習慣化させることも非常に重要です。
行動を習慣化するためには、
それが達成できたときの嬉しいイメージを明確にすることと、
行動せずに達成できなかったときの残念なイメージも明確にする。
できれば写真や絵などでビジュアル化しておく。
達成のイメージをモチベーションに行動をするのか、
それとも残念なイメージを避けるために行動をするのか。
、
やる気が起きず、体が動かないとき、
この2つを思い出して、
自分を奮い立たせるのです。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?
あなたは、
達成イメージを描いたほうがモチベーションが高まりますか?
それとも未達成時の残念さを回避したい!とイメージしたほうが、
行動につながりますか?
実は人間は、
「ネガティブなことを回避したい」という気持ちの方が、
強いモチベーションになるらしいのです。
儲けたい!よりも、
損したくない!の方が強く行動につながるんだと。
週刊誌の見出しが「危機感をあおる系」が多いのも、
そっちの方が売れるからなのだそうです。
「日本はこの先も安泰です」という記事よりも、
「日本が危ない!」の方が、
強く人を引きつけます。
振り返れば、
僕自身も「みじめな状態になりたくない!」という気持ちの方が
強く出ているかな、と思います。
もちろん「こういう風になりたい!」という気持ちもありますが、
それよりも若干強く、
「残念な状態に自分を置きたくない」、
という気持ちの方が強いかもしれませんね。
それが、行動につながっている。
あなたはどちらのタイプですか?
2つのイメージを上手く活用しながら、
行動を習慣化し、
来年も絶対に目標を達成したいですよね。
応援しています。
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■編集後記
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来月は地元の銀行さん(愛知銀行)の、100名くらい集まるセミナーで
講師をすることになりました。
テーマは「商談で成功する人、失敗する人」。
昨日はその内容について構想を練っていました。
ひとりでも多くの成功者が生まれますように、
がんばります!
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