2015/04/17
第522号【見た目を変えて売上倍増】
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■キヨスクがセブンイレブンに
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JR西日本がセブンイレブンと業務提携し、
岡山駅の駅構内のキヨスクをセブンイレブンに入れ替えたそうです。
そうしたら、売上がびっくりするくらい伸びたそうです。
売上が伸びた背景には、
セブンイレブンのブランド力の強さや品揃えの魅力度、
店舗運営レベルの高さなど、
色々な要因があるでしょう。
まあ、セブンイレブンの総合力の高さは重々承知ですが、
僕がこの記事を読んで真っ先に思ったのは、
看板と名前の重要さです。
同じ場所、同じような業態(中身)であっても、
外から見た時の看板や名前などの「見た目」によって、
顧客の反応は全く変わるんじゃないか、ということです。
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■外観を変えたら売上2倍に
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芸能人が名前やコンビ名を変えたことでブレイクした例を、
僕たちはいくつか知っています。
中身は変わらないのに、名前や外見を変えたら、売れ出した。
昨年度にコンサルティングで関わった飲食店で、
外観を改装した店舗が2店ありました。
いずれの店も改装後の客足は好調で、
うち1店舗は売上が昨年度の2倍になったほどです。
すべて外観の改装効果ではないとは思いますが、
そのインパクトはかなり大きかったのは確かです。
見た目の良さは、客を惹きつける重要な要素であることは、
疑いの余地はありません。
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■名前が機会損失を引き起こしている
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見た目がすべてだと言うつもりはありませんが、
顧客を引き寄せる上で重要な要素であることは間違いないでしょう。
つい入ってみたくなるお店、
つい話しかけたくなる人、
ついつい見入ってしまうホームページ、
というのは、
やはり見た目が魅力的であることが多いです。
それから、名前。
やっている仕事と全くかけ離れた名前や、
呼びにくい名前、読めない名前、
長すぎる名前などは、
お客様を振り向かせる点において全く不利です。
一度つけた名前を変えるのは大変だから、と
そこには手を付けずにいると、
機会を逃し続けてしまうことにもなりかねません。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?
人は見た目が9割です、って言われると、
いやいや、大切なのは中身でしょ、
と反論したくなる僕。
でも実際、
見た目で損している経営者やお店は多いな~
と思うことも事実。
昨日さらっと立ち読みしたビジネス誌に、
商談相手のNGランキングのワースト1に
「身だしなみのだらしなさ」が挙げられていました。
話す内容とか、プレゼンに仕方などの前に、
まず身だしなみを整えないと、
商談は絶対に成功しないのだ、と。
確かにコンサルティングの現場でも、
経営戦略とかビジネスモデルを語る前に、
まず身だしなみを整えるだけで業績がアップしそうな社長は
たくさんいます。
客商売なんだから、もうちょっと気を使った方がいいですよ、
といいたくなるような。
でも、なかなか外見のことって、指摘しにくいんです。
でも、実は一番重要だったりする。
一番重要なことなのに、誰も指摘してくれずに、
そのまま放置されている・・。
これ、すごく恐ろしいことですよね。
だから、自分で自分を律して、
厳しく見るしかありません。
僕も気を付けます。ぜひあなたも。
応援しています。
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