2014/05/02
第472号【バックアップメンバーはいるか?】
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■急な休暇に対応できるか
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髪を切ろうと予約してあったお店から電話がありました。
聞いてみると、
担当の方の身内に不幸があったため、
お店を3日間休むことになった。
ついては、予約日を変えて欲しい、
という依頼電話だったのです。
「こうやって予約を入れていた客に1人ずつ連絡するんだな、
大変だな」と思いました。
同時に、
自分に置き換えてみました。
自分もいつか急に休まなくてはいけない状況になって、
お客様に迷惑する日が来るかもしれない。
そうなったら、結構バタバタするでしょうね。
例えば、もしその日に大きな講演を依頼されていたりしたら、
代えが利かないから、大変だぞ、とか。
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■心配事の9割は起こらない
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そんな話を妻にしていたら、笑われました。
「心配事の9割は起こらないらしいよ」
と。
確かにそうだ。
そんな起こるか起こらないか分からないことを心配して、
「大変だ」
と気をもんでいたら、体がいくらあっても持たない。
「その時はその時だ」
と開き直っているくらいで丁度いいのかもしれない。
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■バックアップメンバー
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ただ、僕が休むことで、
お客様に迷惑が掛かっては困ります。
それは困る。
だから、
急な事態に自分以外の人に対応してもらえるように、
相互協力が得られるパートナーを持つことは大切です。
サッカーなどの競技でいう「バックアップメンバー」の存在。
ひとつのポジションにつき2人以上の選手を用意しておく。
片方が怪我で離脱しても、
同じように動けるように訓練され、
情報も共有している。
だから、戦力が急激には落ちない。
会社員であれば問題ないが、
1人で仕事をしている僕のようなスタイルの人や、
経営者は、
自分とある程度同じように動ける人を
あらかじめ準備しておくことは、
戦力を落とさず、
顧客満足を維持するために、
考えないといけないことだと思います。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
誰にも代えの利かない存在になることは重要。
ただし、
何かあった時に、
顧客に迷惑がかかることは避けなければなりません。
僕は、
いつも仲良くさせて頂いている同業の先生の仕事を、
時々代理として行うことがあります。
小さなことですが、
こういうことを積み重ねておくことで、
いざという時に、
逆に助けてもらえることができます。
顧客の仕事に迷惑がかからないように、
不測の事態に備えておくことも大切だ、
と最近強く感じます。
あなたの代わりに動くことができる
バックアップメンバーはいますか?
応援しています。
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