2012/02/24
第358号【フロー状態が高い成果を生み出す】
◎今週のメルマガ 【フロー状態が高い成果を生み出す】
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■92%の方が面白かった!と評価してくれました
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一昨日は愛される会社プロジェクトの18回目の勉強会でした。テ
ーマは「リーダーシップとモチベーション」。
皆さん、関心が高い内容だったのか、勉強会中はとってもポジティ
ブなエネルギーをビンビン感じました。
終了後のアンケートでは、約92%の方が「とても面白かった!」と評
価してくれて、コメントにも嬉しい言葉ならびました。
この数字は、18回やってきた勉強会の歴史でもおそらく一番高い
のではないかというくらいの好評価です。
本当にありがとうございました。
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■フロー状態が高い成果を生み出す
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アンケート結果を見ると、皆さん「フロー状態」についての話につ
いての関心が高かったようです。
フロー状態とは、仕事に完全に没頭していて、時間が経つのを忘れ
るくらい集中している状態のことです。スポーツ選手などが使う
「ゾーンに入る」と同じ意味です。その時、その選手は高い集中力
を発揮し、高い成果を上げるといわれています。
ビジネスの世界においても、このフロー状態に自分をもっていくこ
とで集中力を高め、素晴らしい成果を得ることができるはずです。
この話をしたところ、多くの参加者の方が共感してくれたんですね。
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■フロー状態の入り方
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このフロー状態は、ダニエルピンク氏が書いた「モチベーション3.0」
という本の中で紹介されています。
フロー状態においては、人はその瞬間をきわめて深く生きており、
完全に思いのままになると感じ、時間や場所、自分自身さえ存在
を忘れるような感覚抱く、とダニエル氏はいいます。
その状態では、1.目標がはっきりしており、2.自律的であり、3.熟達
の道をしっかりと歩んでいる、という3点が条件になります。この
3点を満たしていると、フロー状態に入りやすい。
このフロー状態に入った経験は誰しもがあると思います。その入っ
たきっかけや、理由を思い出してみてください。上記の3点以外にも
人それぞれ、色々なきっかけや理由があるはずです。それを再現する
ことができれば、いつでもフロー状態に入れる可能性が高まります。
また、フロー状態に入っている部下や同僚を見つけたら、「なぜ今、
それほど集中して仕事ができたのか?」を質問し、認識させること
でフロー状態の入り方が分かるかもしれません。
そこに、モチベーションを高めるヒントがあると思うのです。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
僕の場合、フロー状態に入ったときが、直近で2例ありました。
ひとつは、レイマックプレスという会報誌を編集しているときで、
ひとつは勉強会の資料をパワーポイントで作っているときです。
このときはいずれもかなり高い集中力を発揮して、時間も忘れて
打ち込んでしまいました。そして自画自賛になりますが、とても
良いものが出来上がりました。
一つ目のポイントを分析してみると、会報誌を作るために必要な
コンテンツや写真、その他の材料が全て段取りよく揃っていて、
「あとは作るだけ」という状態になっていたことが浮かびます。
二つ目は、勉強会の参加者がどんな人かを想像し、その人たちに
学びや気づきを与えるためにはどういう内容にすればいいのか、
ということに頭を働かせていたことです。
つまり、段取りが整えられゴールまで邪魔するものが無かったこと
と、顧客の顔が明確になっていたこと。
この2点により、フロー状態に入れたのです。
皆さんも、自分がフロー状態に入ったときのことを思い出してくだ
さい。あるいは今フロー状態に入っていると感じたとき、なぜそう
なったのかを分析してみてください。
モチベーションを高め、生産性を高め、素晴らしい成果を出すため
のヒントがみつかるはずです。
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■編集後記
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愛される会社プロジェクトの勉強会も18回目が終わりました。隔
月で開催しているので、丸3年が過ぎたということです。これまで
多くの方に参加していただき、少しずつですが成長してこれたと思
います。これからも30回、50回を目指して頑張っていきますので、
今後とも末永くよろしくお願いいたします。
フェイスブック→ http://on.fb.me/pMFkGN
愛される会社プロジェクト→ https://raymac.jp/aip
(第358号終わり)
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