2011/10/14
第339号【お客を喜ばせながら、スピードアップせよ】
◎今週のメルマガ 【お客を喜ばせながら、スピードアップせよ】
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■経営参加意識を高めよ
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社員のパフォーマンスをどうやって向上させるか?これは会社経営
にとって非常に重要な問題です。
そのひとつの方法として、社員の経営参加意識を高める、というも
のがあります。
サラリーマンとして言われた仕事だけをやるのではなく、経営者と
同じ視点を持って仕事に取り組むことができれば、おのずとパフォ
ーマンスは上がるでしょう、ということです。
しかし背負うものが全く異なる経営者と社員が同じ視点を持つとい
うのは、実は口でいうほど簡単ではありません。
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■社員教育の現場で
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先日、クライアントとミーティングしていて、社員さんの教育をど
うするかについての話題になりました。
日常的に教育指導はしているものの、なかなか社員が成長してくれ
ない、とその経営者は悩んでいるのです。
当の社員さんと話してみると、一生懸命やっているものの、視野が
とても狭いことに気がつきました。つまり、経営的な視点を全く持
っていないのです。
一社員なので当然といえば当然ですが、経営的な視点を持つこと、
すなわち経営参加意識を醸成することで、この社員さんは一歩も二
歩も成長できるのではないか、と考えました。
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■喜ばせながら、スピードアップせよ
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それで、まずは、「お客様を最大限喜ばす」ということに集中して
もらうことにしました。
経営者にとって最も嬉しいことは、自分の会社の商品やサービスに
よって、お客様が喜ぶことであるはずです。このことを理解し、一
社員であっても会社の代表としてお客様を喜ばすことを追求して欲
しいと伝えました。そしてそのお客様の姿を見て、自分も喜ぶ。
これ、経営者の視点としてすごく重要だと思います。
もうひとつはスピード。コストは時間とともに増大していきます。
行動のスピードを上げれば、時間当たりのコストが下がります。
それが利益の向上につながります。
お客様を喜ばすこととスピードアップを心がけ、その意味するとこ
ろをきちんと理解すること。これによって、経営参加意識は知らず
知らずのうちに高まるはずだ、と僕は考えています。
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■自分レベルの視点で
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さて、自分レベルではどうでしょう?
僕もお客様を喜ばすことは、常に意識しています。喜んでもらえな
い限りリピートは起きませんし、紹介も生まれません。ですからこ
の部分をおろそかにすることは死活問題です。
しかし、行動のスピードを上げる、という点についてはあまり意識
していない自分に気づいて反省しています。一人で仕事をしている
とついついマイペースになりすぎるんですね。
つまり、経営者でありながら、経営参加意識が欠如している、という
ことです。これはまずいですよね。
スピードアップすれば、利益が増える。
このことは、社員さんだけじゃなく、経営者自身も強く意識する必
要があると思います。
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■編集後記
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明日は息子(幼稚園)の運動会です。練習の成果が見られるのが楽
しみですね。ただ、雨が心配なのですが・・・。
【お知らせ】
愛される会社プロジェクト勉強会のフェイスブックページを作りま
した。同プロジェクトの活動内容をチョコチョコアップしていきま
す。是非、のぞいてみてくださいね。 → http://on.fb.me/pMFkGN
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(第339号終わり)
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