2010/12/03
第294号【リアルで会って、おもてなし】
年の瀬も迫った12月21日にセミナーを行ないます。今年最後の
セミナーです。忘年会も同時開催します。25名限定ですので、お早
目にお申込みください。年内に一度お会いしましょう♪
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(連続294週間、無休で発行しています。いよいよ12月です!)
◎今週のメルマガ 【リアルで会って、おもてなし】
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■予期しない出会いが面白い
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タワーレコードの入店客数が2010年9月以降伸びているそうです。
CDのネット通販や音楽配信が拡大する中での客数増加。その理由
は、HMVなどの競合他店が店舗閉鎖しているためだとか。残存者
利益をしっかりと享受しているわけです。
しかし、それを差し引いても、今後もリアルのCD販売店の生きる
道はある、とタワーの高木社長は語ります。
検索性や利便性ではアマゾンなどのネット通販業者には勝てない。
しかし店舗の持つライブ感、予期しない商品との出会いなどの体験を
重視した演出を強化することで、まだまだ顧客を満足させることは
できるはず、と強調するのです。
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■ヴィレヴァンっぽい本って、確かにある
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本屋も同じ理由で、ライブ感や予期しない商品との出会いを演出し
ていく必要があります。
遊べる本屋として有名なヴィレッジヴァンガードは、その陳列の
独自性でライブ感満載ですし、置いてある本は「ヴィレヴァンっぽい」
というくくりで統一感があります。
ヴィレヴァンに行く人の多くは、目的を持っていないでしょう。おそ
らく、「何か面白いものないかな」と店に入っていくのだと思います。
そこで、予期しない面白い商品に出会う。新しい商品を体験する。
そのライブ感が楽しくて、人が集るのですね。業績は相変わらず好調
のようです。リアル店舗は、こうあるべきだと思います。
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■おもてなし、のこころ
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リアル店舗の良さは他にもあります。それは、人とのふれあいです。
日本の店舗のサービスレベルは、海外とは比べ物にならないほど高
いと言われています。心の琴線に触れるような繊細で気持ちのいい
サービスが出来るのが日本流です。
つまり、「おもてなし」のこころ、です。
最近は先端技術力だけでなく、日本人の「おもてなし」サービスこ
そ海外での競争力の源泉になる、と注目されています。サービス業
のみならず製造業も人を介したサービスを強化する動きがあるよう
です。
リアル店舗は日本人の持つこの強みを最大限に使うことで、ネット
ショップと差別化していくことが重要です。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルでも、リアルのライブ感は重要です。
ネットばかりやっていると、無性にリアルで人に会いたくなります。
リアルで会わなければ分からないことってたくさんあります。同じ
内容の言葉でも、メールで読むのと、顔を見ながら聞くのとでは随
分と違うものです。
デジタルが重要になればなるほど、アナログも重要になる。
リアルで会って、おもてなし。
そこには予期せぬ出会いや気づきが生まれるはず。
日本人の良さは、会わなきゃ分からない。
久しぶりにタワーレコードに行ってみようかな
新たな出会いがあるかもしれません。
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■編集後記
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そろそろ年賀状の準備をしなくてはいけません。家の近くに「年賀
状のフタバ」のビルがあるのですが、この時期は夜遅くまで電気が
ついています。季節の風物詩ですね。
(第294号終わり)
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