2010/11/22
売れっ子フードコーディネーターに独占インタビュー
愛される会社プロジェクト の会報誌『レイマックプレス 』の10月号をリリースしています。
今月は、
『言うだけじゃなく、実践できることが重要な時代になった』
と題し、フードコーディネーターであり有限会社サニーデイ・サンデー社長でもある松井幹夫さんのインタビュー記事を掲載しています。
このブログでは、インタビューの一部をご紹介します。
・・・・前略
―センスや感覚で料理をしていた松井さんが、色々と考えて作るようになったんですね。
そう ですね。食材について、料理方法について、いろんなことを突き詰めて考えるようになりました。感覚でやっていたことを疑って、もっと美味しくするためには どうすればいいのだろうということを常に考えるようになりました。科学的な勉強もさせて頂いて、料理の腕もまた上がったような気がします。先生のところで いろんなことを経験して出来るようになってくると、ポツポツと声がかかるようになりました。でも相変わらずいろいろ教えても、「参考になった。ありがとう ね」で終わってしまって仕事になりません。ちょっと経ってからその店に行くと僕のアドバイスどおりになっていたりして、喜んでいいのやら悔しいのやらとい う経験を多くしました。
―その状況をどうやって打破していったのですか?
僕は飲食についてあらゆることに興味があって、狂牛病の問題も日本で騒がれる10年 程前、ヨーロッパで流行していた時からお客さんには警戒を呼びかけていました。日本で何も問題になっていないときにお話しても、「面倒くさいな」という感 じで皆さんほぼ無視なんですけど(笑)、一旦日本でも狂牛病の影響が深刻化すると、「うるさい松井の話を聞いてみよう」というお客さんが増えました。21 世紀になって、世の中の会社が「きちんと正しいことをやろう」というスローガンを掲げ出した時期で、僕の主張が受け入れられる雰囲気になってきました。 ちょっと売れてきたな、と感じましたね(笑)。それで先生のところは卒業させてもらって、会社を立ち上げることにしたんです。
―それが現在のサニー・デイ・サンデーという会社ですね。名前の由来は何なんですか?
僕の周りの飲食関係者は華やかのようにみえて、裏側は非常に苦労されている方が多かった。お金が回らなくなって夜逃げしたり、命を絶ったり。だから、なんかもっと明るくしたいなという思いで「今度の日曜日、晴れたらいいね」というイメージでつけました。
―正しいことを明るくやろう、ということですね。
そう ですね。とにかく正しいことをやらなければならないんだという思いが強くありますね。僕はアマチュアのカートレースをやっていたことがあるんですけど、 レースで勝つためにはタイヤひとつ、ネジ1本まで妥協があったら勝てないんです。ひとつひとつ突き詰めて正しくやらなければタイムも結果も出ないのです。 料理も同じで、「見えないから、まあいいや」といっていい加減な仕事をしていると、絶対に美味しいものやみんなに支持されるものは作れません。飲食店で成 功するためには安くなくてはダメとかとか流行を取り入れろとか色々言われていますが、僕はやっぱり料理の美味しさにこだわりたいんですよね。そこをいい加 減に考えていたら絶対にダメだと思う。
・・・・・
(後略)
起業するまで、そして起業後のお話を、面白おかしく話して頂けました。
松井さん、ありがとうございます!
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では、次号までお楽しみに♪
●セミナー情報
「29人の起業家に聞いた、成長する人の共通項とは?」勉強会
日時:12月21日(火) 19時~20時45分
場所:ウインクあいち 1205
料金:3000円 (愛P会員は割引、または無料)
講師:豊田礼人(レイマック)
定員:25名(お早めに)
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