2010/07/09
第273号 【小さな達成を素早く何回も】
昨日は、仕事に向かう途中で自転車のチェーンが外れてしまい、手
を真っ黒にして必死に直し、何とかアポの時間に間に合いました。
あのときの私、かなり必死な顔で直していたんだろうな、と思うと
我ながら可笑しくなります。直った時はかなり嬉しかった~。
(連続273週間、無休で発行しています。今日は朝から北へ向かいます)
◎経理代行+財務アドバイスパック
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◎印刷会社向け業績アップハンドブック
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■結果こそが結束を生む
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サッカー日本代表が帰国した後、「チームワークの良さ」をテレビ各
局が美談として盛んに報道していました。
岡田監督のリーダーシップ、ゲームキャプテンとチームキャプテン
の配置の巧みさ、ベテランと若手の程よいバランス、「いじられキャラ」
の存在などが、その理由として紹介されていました。
しかしチームが結束した最大の要因は、「格上のカメルーンに勝っ
た」という結果が出たことにあると思います。
良い結果が選手に自信を与え、その自信が更に良い結果を生む。
この好循環の中にいれば、気分は高揚し、前向きになり、仲間と信
頼し合える組織になることは半ば当然のように思えます。
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■小さな達成で自信を養う
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組織が結束するためには、自信を与えることが必要です。
自信を得るためには、「達成」が必要です。達成するためには、ま
ず目標を立てることから始まります。目標の無いところに達成はあ
りません。
このとき重要なのは、最初は達成しやすい目標を立て、それを達成
することで小さな自信を芽生えさせることです。そして次にもう少
し高い目標を立て、その次はさらに高い目標を、というように段階
的な目標を設定します。
まずは自信を持たせることが重要ですので、小さな目標を設定し、
達成を繰り返させるのです。その過程で、組織は徐々に結束してい
くのです。
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■小さな成功を早く出させる
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新人を教育する時には、いかに早く小さな成功体験を味わせるかが
重要だと言われています。
小さな成功が自信につながり、それが仕事に対するモチベーション
を向上させます。そうなれば、どんどん自立性を発揮し、勝手に
成長していってくれます。
入社したもののなかなか成果が出ないと、その仕事に対して自分は
適性が無いのではないかと悩み始め、自信を失い、最悪のケースで
は会社を辞めてしまう恐れがあります。だから早い段階での達成を
体験させることが必要なのです。
自信を持つということは、個人にエネルギーを与えます。それが
組織にも良い影響を与え、組織としての成果につながり、それが
組織の自信となり、結束力を高めていくのです。
自信家の本田選手は、まさにこの役割を担い、日本代表チームとい
う組織が結束していく最初のエネルギーの源になったのでしょうね。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
達成することで自信はつきます。その達成は難しいことではなく、
ちょっとしたこと、小さなことで良いのです。
僕は、最近の自分の事務処理能率の低下を憂い、メールチェック
とネット接続は、「朝10時と夕方4時の2回のみに減らす」とい
う目標を設定しました。
頻繁にメールチェックしたくなるのを抑えるのは、なかなか忍耐力
を要しますが、これを実践すると、明らかに仕事のスピードが上が
ります。(今まで、5分に1回くらいしてたかも!)
それからネット接続も極力避ける。接続自体を切るようにしていま
す。これで、無駄なネットサーフィンから自分の時間を守ることが
できます。
初めてまだ1週間ですが、目標は達成しています。こういう小さな
ことでも達成できると気持ちいいものです。こうやってメルマガで
自慢できたりしますしね。
「何かをやる」という目標も良いですが、「何かをやめる」という
目標も、非常にスッキリした達成感を味わえます。
この達成が、ジワリと自信につながるんですね。是非お試しを。
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■編集後記
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印刷会社向けの小冊子をリリースして半年経ちますが、印刷関係者
はもちろん、他業種の方からもご好評を頂いております。興味のあ
る方は是非お読み下さい。 https://raymac.jp/printing
(第273号終わり)
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